KSS同好会 特別企画 1997
観望風景のご紹介
KSS同好会では、毎年(大抵は秋に)佐用町の西はりま天文台で観望会を開きます。
普段は観望会でも宅配でも、その日の夕方〜21:00頃までで終わりですが、ここだけは1泊2日でじっくりと星空を観望します。ここだけ特別の観望会ですので、『特別企画』と呼んでいるわけです。
特別企画を開催する日程は、西はりま天文台公園の宿泊申し込みが6ヶ月前からですので、それまでに決めることになります(月が細くて他の天体が見やすい週末は、予約がすぐ埋まります)。大抵は3月頃の例会で、4月〜翌年3月の活動を決める際に決定します。
だから、参加者の皆さんからお問い合わせがあれば、6月までにはその年の予定をお知らせできると思います。
KSSからのPRは、毎年8月下旬〜9月に掛けて、宅配・観望会で説明したり、通信会員や前年の参加者に郵便を送るなどして連絡します。
新聞にも記事が載ることがあります。
その要綱は、こんなものです。
■スケジュール
特別企画では西はりま天文台公園のロッジに宿泊しますので、食事などの時間割を決めて行います。1997年の場合は、次の様なスケジュールとしました(まぁ、毎年大枠は同じです)。
1997年10月11日(土) 西はりま天文台公園までは、姫新線 佐用駅で下車してもらえば、 KSSスタッフが車で送迎します。 天文台公園の駐車場は広いので、車で現地まで来る方も大勢居ます。 16:00〜16:30 受け付け(グループロッジの玄関にて) 参加費の徴収と資料・名札などの手渡し、宿泊室への案内を行い ます(男部屋・女部屋・家族部屋位に分けています)。会費当日と いうのは、毎年無断キャンセルに泣かされるのですが.... グループロッジへのチェックインの都合で、これより早い時間に はなりません。 16:30〜18:30 オープニング〜KSSメンバ紹介〜望遠鏡の使い方説明 スケジュールの紹介や、(最近知らない人が増えてきた)望遠鏡の 仕組みの説明などをしました。 1997年は、17:30頃からロッジ前のグラウンドに出て、参加者の方 自身で望遠鏡を操作していただき、月と木星を見つけて貰いました。 観望会でも自分の望遠鏡を持ってきて、使いこなすのに苦労される 方を時折見ますが、1泊していただくこの特別企画なら、ゆっくりと 望遠鏡の使い方を練習していただくことができます。
18:30〜19:00 夕食 まるで学校の給食みたいな風景ですが、この様に皆で集まって食べ ます。 翌日の朝食も同様です(その他は、行き帰りの車中でどうぞ)。
19:00〜19:30 講座 天文台の観望の順番待ちがありますので、その間に天文の最新情報 を紹介しました。今年はテーマは「宇宙の生命」 19:30〜20:00 天文台での観望 西はりま天文台の職員の案内で、一番大きな口径60cmの望遠鏡など での観望を行いました。 KSS特別企画の他に宿泊の方がたくさんいれば、こちらはそこそこに 見せて貰えるだけなのですが、1997年のこの夜は(KSSもですが)参加 者が少なく、見せる天体を取り合いになり兼ねない状態でした。 20:00〜22:00 KSS望遠鏡での観望 見せる天体に実は苦労しましたが、すばらしい快晴で月とその他の 天体が、同時に良く見えました。 22:00〜22:30 夜食 夜の観望は体が冷えるので、大量のエネルギーが必要です。 天文が趣味の人は、こうして夜食で太っていくのですが(反論を待つ) 参加者の皆さんも体力を消耗してはいけないので、おにぎりなどを 食べていただきました。 その後、晴れていれば自由に一晩でも観望してもらうところでしたが、この頃に雨 が降り出したので、そのまま就寝となりました。 また1996年には、1晩中雨に降られましたが、星座早見盤、カレンダーの工作を用意 していました。この材料は、1997年はお土産になりました。 毎年ネタは(工作以外も含めて)変える様にしていますので、天気を気にせず申し込 ることができます。 1997年10月12日(日) 未明には、満天の星空となり、希望者を起こして観望しました。 もっともKSSスタッフでさえ2人しか(疲れて)目を覚まさなかったため、 全員の参加者を無理やり起こすことはしません。 7:00〜 8:00 朝食・シーツ回収など 8:00〜10:00 クイズ「宇宙人の質問」〜エンディング ここでは天文のまじめな話からは離れて、ジョーク混じりのクイズで 過ごします。
クイズには景品がついていて(お菓子というのが、芸が足りない様な 気もしますが)、ビンゴゲームなどのプレゼント(こちらは天文グッズ など)と続きます。 10:00過ぎ 解散 もちろん佐用駅までは、KSSスタッフが送ります。
create:1998/1/1,last update:1998/1/1