慢性腎不全で使用する薬

私のお薬(目指せパタリロ!←目指すな)
食べるキムコ まじにどんぶり一杯/日のペースで、活性炭(KR102H…商標「クレメジン」)などを服用してます。
キムコの原理で、尿の臭い匂い=尿素窒素を腸から吸い出してしまうというもの。
朝昼夕 各10カプセル。 でもこいつ栄養分まで吸収せえへんのか? ということで、最近は他の薬とは30分以上服用間隔をあける様に指示されています。
利き目は、あるとも言えるし、食事療法の方がずっと効くとも言えるし ってなところ。
2000年に入り、カプセル剤の他に、2g分(10カプセル相当)の顆粒製剤が追加されました。 1日3回服用するため、3回分の製剤が連結して1本になり、更に1週間(7日)分を1束にして処方されます(1日2回程度で済ませることもあります)。
顆粒と言ってもカプセルの中身がそのまま供されるだけなので、砂利を噛んだ様な感じになります。 電気抵抗はテスタを適当に突っ込んで100kΩ というところですが、TVや電子レンジなど、高電圧を使う機器に吸い込ませるのは怖いかもしれません。

他にも、シャンピニオンエキス(マッシュルームの成分)の消臭成分について、腎機能保護を謳う業者も居る様ですが、 こちらは保険適用にすらなっていないから、まあ、効いたらめっけもん ということで。

IgA腎症では
免疫の作用で生じた病原体のカスが腎炎のひとつの原因と考えられています。
こういう診断がついたときは、ステロイド剤など治療する手段があるかもしれません。

通風対策・予防
蛋白質の中でも、プリン体(DNAの材料…ということで、細胞の数に比例して増える)を分解する結果、尿酸が生じます。 尿酸が血液中に溜まると通風になる というのは良く知られていると思いますが、腎機能が落ちると尿酸の排泄も悪くなります。
食事療法をしていても追いつかないほど尿酸が溜まるとき、アロプリノール(商標「ザイロリック」「リボール」など)の処方を受けます。
これは蛋白質の分解経路(化学反応の流れ)の一部にフタをして、尿酸以外の成分に分解させるものです。

貧血対策
腎機能のひとつに、骨髄に働いて血液細胞を作らせるエリスロポイエチンの分泌があります。
まさに体のフィードバック機能を司る腎臓ならでは ですが、これの分泌が悪くなることで貧血が発生します。
この対策は、エリスロポイエチンの静脈注射です(少しづつ作用させるためか、筋肉注射を受ける場合もある様ですが、私は幸い静脈で充分効きました)。
ただし、急に赤血球を作る結果か、鉄分が不足することがあります。

補給するもの: 鉄・カルシウム
貧血の改善中に鉄が不足した場合は、クエン酸第1鉄ナトリウム(商標「フェロミア」)などが処方されます。 しかし鉄鍋など活用して、ここまで薬を増やさない努力はしたいところです。

また腎臓はカルシウム(Ca)を吸収するためにビタミンDの活性化を行っていますが、腎不全だとその機能も落ちていきます。
この結果骨密度が減少したり血液中のカルシウムが不足したりするため、カルシウムを補給… とは限りません。
ビタミンDの活性化が足りないのが原因だから、活性化ビタミンD(商標「ディーアルファ」など)を服用します。
それでカルシウム自体も不足する場合、そして血液中のリンが多過ぎる場合に、カルシウム製剤(炭酸カルシウム:商標「炭カル」,アスパラギン酸カルシウム:商標「アスパラCa」など)を服用します。
この辺りは補給し過ぎるのも危ない様なので、主治医との相談が不可欠です。

利尿剤
まだ腎臓がいくらかでも尿を作れるうちは、大量に尿を出して、尿素窒素などの排出量を稼ぎます。 実際、腎炎の症状で自然に多尿になることがあります。 これを助けるために、利尿剤を処方されることがあります。
私はループ系利尿剤(つまり糸球体で作った尿を、再吸収しない様にする ってことかな?)のフロセミド(商標「ラシックス」)を使っています。

腎臓病のための風邪薬
腎機能が落ちている ということは、当然薬の排出も悪くなります。無尿になれば、肝臓での分解が唯一の道です。
そんな中では、ただの鼻風邪でさえ、処方する薬で医師はみんな悩む様です(下手をすれば、腎臓の担当医にたらい回しされます)。
私はデータ上では腎臓への影響がほとんど報告されていないエリスロマイシン系の抗生物質(クラリスロマイシン…商標「クラリシッド」)を出して貰っています。
万一に備えて、各自で腎臓の担当医に、風邪薬や解熱剤などで使えるものを、聞いておいた方が良いかもしれません。

頭痛〜麻酔
腎臓だから、麻酔が使えない… と歯医者さえも頭を痛めることがあります。
歯磨き励行で抜歯を避けるのは もちろんですが、腎生検やシャント手術で何使ったか考えてみても良いと思います。
私は次親知らずを抜く機会があれば、遠慮無く局麻打ってもらおうと思います。 (血液透析だと、麻酔よりも凝固能力の面で、抜歯が怖いそうですが)

頭痛薬は、歯の麻酔よりは頻繁に欲しくなります。
これも気にはなるし、寝て治る限りは寝てた方が良いと思うけど、一番無難なアセトアミノフェン(ノーシンとか)を親からくすねて持ってます。

一番効くものは?
処方される薬は、それぞれの意味があって処方されるものです。
食事療法もそのひとつ と考える必要があります。

詳細は、こちらでも調べてください。

create:1999/8/8,last update:2002/8/13
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