ハモンドオルガンな音
所有機材の話など

 

 運動能力に類する分野で、私めに人並み以上のことができる唯一の貴重な (^^;) 分野が音楽。
 ただし弦楽器系はできてもガキンチョのお遊び程度、管楽器系はほぼ全くダメ。
 鍵盤だけは大昔に習っていたおかげで今でもなんとか私の言うことを聞いていただけます。よしよし、これを老後の楽しみにしてやろう。

 というわけで、冬のボーナスでなんかいい音出るもの買ってやろう。
 おおそうだハモンドオルガンだ。
 '70年代までのロックその他の鍵盤の音といえば、ほぼすべてこれかピアノ。わたし的な好みを攻めるには欠かせないでありましょう。買うべし。

 しかし調べてみたら、…とほほ。
 予算に不足はなかったけど、XK−2 (61鍵×1段の最新型)の重さがなんと18.5kg、XB−1でも10kgを超えるだそうで…
 老いた身には、気軽に持ち歩くにはちときついでございますよ…

 というわけで、結局買ったのはこれ。
 ハモンドオルガンの音源モジュール(XM-1)とドローバー(XMc-1)。
 簡単に言えば、ハモンドオルガンから鍵盤を取ってしまったもので、弾く時はほかのキーボードにMIDIケーブルでつないで、打鍵情報をもらって音を出します。
 しめて約3kgなり。やったーこれならどこでも持ち運びOK。
 購入費用はたしか2つ合計で7万5千円を切ってました。

 ちなみにあわせて4オクターブの、腕に抱えて弾けるような軽いMIDI鍵盤も入手。
 これで、ピアノさえある場所ならOzを弾くのに最低限困らないだけの体制が整いました。へっへっへー
 (電源とスピーカは、ないと困りますが…)


 さてハモンドオルガンとは何ぞや?
 ちょっとここで、ご存知ない方のために足りない知識でウンチクもどきをたれてみます。
 私もまだまだ駈け出しですので間違いの指摘など歓迎いたします。

 なんでも楽器の音(楽音)は、すべて?基音(特定の周波数の純粋な正弦波)と、そのいくつもの倍音(基音の整数倍の周波数の正弦波)で構成されているのだそうです。(シンバルなどはちょっと別ですが)
 もしそうなら、正弦波とその倍音を組み合わせれば、いろんな楽器のいろんな音色を再生できるはずです。

 これがハモンドオルガン、というよりハモンドオルガンが真似した親玉たるパイプオルガン(!)の、そもそもの発想だった、らしいです。どこかのサイトに、パイプオルガンこそ元祖シンセサイザーである、と書いてありましたが、成果はともかく発想として、「正弦波合成で全ての音色を出してやろう」みたいなノリは昔からあったらしいです。

 パイプオルガンはパイプで正弦波を出そうとして?一生懸命がんばるわけですが、これを機械仕掛けで代用したのがハモンドオルガンです。もともとハモンドは時計を作っていたのですが、AC電源(この場合60Hz)を元にして定速かつ無音で回るモーターを時計用に持っていました。このシンクロナスモーターを、音程の安定した正弦波の音源に転用したのが、1930年代に開発されたハモンドオルガン1号機でした。
 今ではもちろんモーターなんて使わず、電子回路の音源を使いますが、'70年代にB−3型が生産中止になるまで正統派ハモンドオルガンは100個以上の音源モーターを積んで出荷されていたわけです。

 今日び、ハモンドオルガンや、ましてやパイプオルガンがシンセサイザーの一種だと言ってみたところで、あまりピンとこないのではないかと思います。
 サンプリング音源が普通に出回っている今、たった9つの正弦波の合成で何かの音を真似るという発想が生き延びる余地はもうないからなのだろうと思います。実際、他の楽器の音を真似るには音色だけでなく、音の立ち上がりに入る打鍵・打撃音やピッキングの音、それに減衰など様々な要素が大きく効いてくるもので、正弦波合成だけの平板な音だけでは大きな限界があります。
 しかし、シンセサイザーとして不完全であったが故に、ハモンドオルガンの音色は独特の個性を認められ、逆に他の何物でもないハモンドオルガン自身の独自の地位を築いたのではないかと思います。ビブラート、コーラス、パーカッションなどの装備もさることながら、開発者ローレンス・ハモンドが目の敵にした Leslie(回転スピーカ)との組み合わせによる音響効果のすばらしさも大きく貢献しています。
 昔のエレクトーンなんかも、中身は同じ理屈でできてたんじゃないかと思います。

 ハモンドオルガンでの実際の音色の作り方はパイプオルガンのそれを踏襲しているのだそうで、基音(8':パイプオルガンの8フィート管に相当)とその2、3、4、5、6、8倍音(4', 22/3', 2', 13/5', 11/3', 1')、更に音に厚みをつける目的で基音の1オクターブ下(16')と1.5倍(51/3')の9種類の正弦波を、ドローバーと呼ばれるノブで音量調節をして合成します。
 ドローバーには0から8までの音量目盛がふってあります。

 なお、倍音成分には他の鍵の基音が流用されています。
 ハモンドオルガンは当然平均律の楽器なので、丁度オクターブ上の倍音以外は、厳密な倍音から少しずれた音が出ていることになります。440HzのA音を例に取ると、こんな感じになります。

ドローバー名 16' 51/3' 8' 4' 22/3' 2' 13/5' 11/3' 1'
倍音の倍数 1/2 1.5 基音 2 3 4 5 6 8
本来の周波数 220Hz 660Hz 440Hz 880Hz 1320Hz 1760Hz 2200Hz 2640Hz 3520Hz
実際に出ている音 A E A A E A C# E A
220Hz 659.3Hz 440Hz 880Hz 1318.5Hz 1760Hz 2217.5Hz 2637Hz 3520Hz

 上の表のそれぞれの音を左から一つずつ順番に出していくとこんな感じ (MP3, 29KB) になります。
 実際にはドローバーで設定した音量に従って、混ざって一つの音として出てきます。フレーズを弾きながら8'→下へ51/3'→16'→上へ4'→… とドローバーを足していったサンプルがこれ (MP3, 87KB) になります。

 ドローバーなどの設定によってどんな音色を作れるか、ちょっと見本を並べてみます。
 まずは比較的単純なものから。

この設定はフルートですが、ここから少し高音を強くすると昔なつかしい小学校の足踏みオルガン風な音になります。
音色の試聴(MP3, 78KB)
ドローバー設定 008820010


ドローバー設定 888888000
こんな感じの設定にオーバードライブをどっさりかけると、あのベターッとしたジョン・ロード(ディープパープル)の音になるんだそうです。
音色の試聴(MP3, 49KB)


 ハモンドオルガンの音に欠かせない Leslieの回転スピーカー効果を確かめてみましょう。
 (といっても、この機械に入っているのはシミュレータですが…)

この音色見本では、Leslieの効果がわかるよう、初めは一切のエフェクターなし、徐々にLeslieを回し(Slow→Fast)、後半Overdriveを入れて、最後にLeslieの回転を再びSlowに戻しています。
Leslieは Don Leslie という技術者が開発したスピーカーで、低音用・高音用それぞれのスピーカーのホーンを回転させることで、ドップラー効果などによるコーラス・フェイザーその他の非常に複雑な音響効果がかかります。

ドローバーは全部フルに引っ張っています。わたし的にはこれでLeslieをFastで回したときがもっとも「をーハモンド!」という音になりますが、バンドなどでヘタに使うとハーモニカみたいな音に聞こえてしまうようです。

音色の試聴(MP3, 511KB)
 LeslieのSlowは効果がわかりづらいかとは思いますが、、、、
ドローバー設定  888888888


ドローバー設定 388511000
「崩壊の前日」(ライブ版)に似た音色を探していたのですが、基本的にこんなような感じだったのかなという設定です。コーラスの2番とLeslie Fast、それにオーバードライブを強めにかけています。たぶん、ロック系でもっともポピュラーな設定の一つにかなり近いと思われます。

音色の試聴 (MP3, 60KB)

 モノの本というか教則ビデオ(笑)によれば、ジャズ・ロック系で一般的な設定はそんなに細かく凝ったものではなく、下3本(16'から8'まで)を目盛8一杯まで入れるのが基本で、あとはその上を1本ずつ足したりする程度、のようです。
しかし、Leslieを回した時のシャーッという不規則な高倍音や、歪み感、音のキレなどをなんとか補おうとして、上のほうのドローバーを少しだけ足して悪あがきしている ( ^^;) ほか、乾いた感じを出すために一番下のドローバーを相応にひっこめてます。本物はきっとこんな細かいことしてなくて、PAの特性とか、シミュレータではなく実物のLeslieを使っていることで音色が作られているんでしょうね。


 ハモンドオルガン自身にもビブラート、コーラス、パーカッション、といったエフェクターが内蔵されていました。
 内蔵コーラスの効果のほどは率直に言ってよくわからないのですが (^^;)、ここではハモンドオルガン特有の音作りであるパーカッションを見てみます。

ドローバー設定 88800000
下に用意した音色見本では同じフレーズを3回弾いていますが、2回目以降はpercussionを使っています。これは弾いた音の頭に2倍音 (2nd percussion) ないし3倍音 (3rd percussion) の減衰音を足すものですが、レガート(前の音と次の音をつなげて弾くこと)で弾いている時は Percussion Switch を入れていても Percussion はかかりませんでした。

音色の試聴(MP3, 88KB)

かかりませんでした、というのはオリジナルのB−3の話で、XM−1ではレガートでもかかるような設定ができます。オリジナルにない音が出る機能があってもどうしようか迷う所ですが…
フレーズ2回目が 2nd percussion、3回目が 3rd percussion です。

ドローバーは下から3本めいっぱい入れた設定で弾いています。俗に下3本と言うようです。


 ハモンド単独では良い音でも、バンドで爆音隊の中に入っていくと音色が化けてしまうケースに遭遇しています。これはバンドで練習しなくても、市販などのMIDIからオルガンの音を抜いた鍵盤カラオケと合わせて弾いてみてもわかるくらいの現象です。

※「**の曲用」といっても自分の好みに合わせて作ってるだけですので、本物に似てなくても怒らないでね。^^; 


 ほか、いろいろ作ってみた音色などのご紹介です。ファイル名がドローバー、ビブラート、レスリーの設定内容です。
 音を探すだけでけっこう楽しく時間がつぶれます。


008005008LS (MP3, 108KB)

 透明感ある音をめざして作ってみました。


888800840LS + 3rd percussion (MP3, 22KB)

 キース・エマーソン(ELP)の代表的な設定の一つなんだそうです。上から3つめのドローバー(5倍音)を入れたことで、ちょい金属的な音になっています。3rd percussionがかかっています。


208050000V3LF (MP3, 66KB)

 Uriah Heepの "Sweet Lorain" に出てくるムーグ(アナログシンセ)の音を真似てみました。
 音色はけっこういい線をいっていると思うのですが、ベンドの真似をグリスでやるのはかなり無理なようで…


883808808L (MP3, 83KB)

 プリセットに「ROCK3」という名前で入っていたものに、途中から Leslie Fastをかけてみました。
 Allman Brothersなんかがちらちら使っていた音はこんな感じかなあと想像していますが、実地に使ったことがないのでなんとも…


000008888LS (MP3, 65KB)

 下3本の逆ということで、お遊びで上4本をやってみました。「ド」の鍵盤を押すと「ドミソド」の和音が出てくる設定ですが、音が高すぎるので鍵盤の一番低いあたりで弾いています。お遊びはお遊びで、あまり実地の使い物になりそうではありません。 (^^;


860008000C1LS (MP3, 59KB)

 他の設定からいくつか音を抜いてアドリブで弾いてたらけっこういい感じだったので、入れてみました。といっても、この歳(爆)になると、本当に自分自身のアドリブなのか、単に昔どっかで聴いたフレーズがフラッシュバックしてるだけなのかよくわからないところがなさけない… あちこちで話題になるプロのパクリも、けっこう原因はこういうところにあるのかも。

 このMP3サンプルだと2つ上の音色が少し大人しくなったくらいに聞こえますが、生で聞くと中音域以下が全く違います。こちらのほうがぐっと丸い感じの音色になります。
 なおハモンドB−3にはドローバーフォールドバックという仕組みがあり、鍵盤の右端のほうでは 11/3'が22/3'と、1'が 2'のドローバーと同じ音階の音を出す(=あまり高い音階の倍音は出せないから)のですが、このせいか違う設定同士でも高音域では似たような音色になる現象があるようです。


800008000LF (MP3, 48KB)

 上の設定からドローバー1本とコーラス、オーバードライブを抜いてLeslieをFastで回しただけなのに、音が全然違います。抜いたドローバーは基音の5度上の音、つまりオクターブ上にない音ですが、にごった感じが全く抜けてまん丸な音になってます。
 ちなみに基音とオクターブ違いのドローバーだけ全部入れるとこんな音→808808008LS (MP3, 64KB)


604808807LS (MP3, 176KB)

 J.S.バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」 …というより、世代によっては「レインボーマン」といったほうが通りがいいかもしれません。^^; レインボーマンにやっつけられたり、チョンボしたりした「死ね死ね団」団員を、首領ミスターKがスイッチをパチパチ入れて消す時のBGMがこのフレーズでした。これを弾いてみたくて、パイプオルガンになるべく近い音をプリセットを手がかりに探してみたのですが、このへんが限界なんでしょうか、単に私が発見できていないんでしょうか。
 ハモンドオルガンにはパイプがオプションでつく機種があるのですが、やっぱり音色に相当効果があるからなのでしょうね。なお上のファイルの演奏は、楽譜が手に入らず耳コピー&足鍵盤・サスティンペダル無しでやってますから細かいところは正しくないものと思われます(その前にそもそも下手ですが)。クラシックの先生ゴメンナサイ。


008080800LS (MP3, 92KB)

 これはたしか、クラリネットかなにかの音色の倍音構成に合わせた設定としてマニュアルに紹介されていたものです。しかし、これで実際に弾いてみたら、ファンファーレ系のフレーズを作ったつもりが意外にメルヘンチックで良かったので(誰デスカ顔ニ似合ワナイ事謂フナ等トイフ人ワ ^^;)ステレオで載せてみます。リバーブかけてます。


006682182LF (MP3, 21KB)

 基音より下のドローバーを入れると61鍵では上の鍵が足りない曲のために、基音(8')より上のドローバーだけでなんとか切れる音色を出そうとして作ったのがこの音色です。…が、高音がウルサ過ぎて耳につくようです。実際のPAを通すと違うかもしれませんが… ごめんなさい。
 「基音6:三倍音8:四倍音2」+「二倍音6:六倍音8:八倍音2」、という目盛設定をしています。これで同じような音色がオクターブ重なっているようにちょっとは聞こえてくれないかな、という期待です。


008107088LF + Sustain (MP3, 43KB)

 「私は風」の最後のほうでいきなり静かになる所のオルガンをそれっぽく弾くために、適当に作った設定です。
 音色自体は全然似てないのですが ( ^^;) 、ミソは弾きながら基音(8')のドローバーを徐々に引っ込めていくと音がきれいに段々2オクターブ上に抜けていくように聞こえるよう、2、3、5倍音のドローバーをほぼゼロにしている点です。上のサンプルでは別のフレーズを弾きながらドローバーを同じようにいじっています(2回目では基音を引っ込めながら3倍音を徐々に上げています)。
 なおこの設定ではSustainをかけていますが、ハモンドの音源モジュールの「Sustain」は音を平板に持続するのではなく、強い残響を与える効果です。ボタンやペダルの操作ではSustainはかからないようなので、これを使う時はあらかじめプリセットに入れておかないといけないようです。


プリセット1〜50 (MP3, 234KB)
プリセット51〜100 (MP3, 258KB)

 XM-1に入っていたプリセットの音色を全部、C#-E-Aの鍵を押さえて約1秒ずつ順番に弾いています。
 ('01.12.02改版) 10個ごとに長めの間をとっています。
 なおこのプリセット、オリジナルのB−3にはない機能をいろいろ使っているようです。まあハモンドオルガンも進化しているということなのでしょう…


おまけ:グリス (MP3, 35KB)

 今までの音色見本でさんざんグリスしてますが(笑)、ちょっとゆっくりめにやってみました。
 ドローバーは全部手前までひっぱってあります。

 私の場合、べったりひきずるグリスはあまり移動感がありません ^^;。まず左の手のひらで鍵盤の一番左のほうをべちゃっと押さえて、その脇から右手の親指の脇を使って右にスーッと一気に引くのですが、主関心事は左手で押さえた低音のタメです。そこからターゲットの音程まではあっという間に行ってしまうので、果たしてグリッサンドとして下から上までつながって聞こえてるのかどうかちょっと不安だったりします。とほほ。
 というか、そういうものなのかどうかよくわからないのですが、自分でやってるグリスにいくばくかでも迫力を感じたことがなかったりします(^^; 。録音してみるとけっこう意図通りにいってるらしいのですが、なぜなのかよくわかりません。
 というわけで、すこしゆっくりめにやって自分のグリスの内容?を確認してみたのが上のファイルです。
 オルガンのグリスの音が好きな方、あちこちでみかけるので載せてみてしまいますが、うーん果たして私は誰かをシアワセにすることができるのでせうか(大汗)。たはは。人生〜 ~(^^ )~ ☆\(▽▽)

 どなたか、こうやったらもっとうまくいくよん、というノウハウがありましたらぜひ御教示くださいませ。 _(_ _)_
 あ、いえ、人生ではなくてグリスの話です。


 というわけで、音色のコレクションを作ったり、情報交換ができたらいいなと思うのですが、近年このタイプのドローバーオルガン愛好者は相当少なくなっているようです。
 なんでもKORGが2000年秋に出したリニューアル版のCX−3(ハモンドのコピーマシン)は、発売後2ヵ月で全国で数台(!)しか売れなかったのだそうで…

 冒頭に写真を載せた音源モジュールも、その後生産中止になりました。
 私が買った物のロット番号が購入時より2年前のものだったようなので、これまた需要が少なかったのでしょう。私が家に引き取るまで、この子は2年間も暗い倉庫で泣いておったのだな…

 そりゃサンプリング音源を積んだ最近のキーボードのほうが音色のバラエティはあるし、安いし(我が家のカシオ製キーボードは200音色くらいあって2万円台!)、好き好んでドローバーオルガンを買おうという人なんてもうめったに居ないのかもしれません。
 しかし、ハモンドオルガンで設定可能な音色は2億5300万通りあるそうで、これにビブラート+コーラス、回転スピーカ、オーバードライブを組み合わせただけの音色数をサンプリング音源などで経済的にカバーすることなんてとても不可能、というより無意味ではないかと思われます。
 やはり独自の楽器としての意味は今でも失われていないと思うし、'70年代以前の音楽はこれ抜きにして語れないものが多々あるのであります。
 ハモンドオルガンをはじめとするドローバーオルガンを根絶やしにしてしまってはいけませぬ。なんとかならないかねえ。ちなみにハモンド社は'80年代に身売りしたらしく、現在ハモンドオルガンは日本の浜松にある鈴木楽器製作所が業務を引き継いでいます。


♪製作者怠慢につき (^^;) 「戻る」ボタンで脱出してください。



※本頁にリンクした音色見本のmp3ファイルにはヘッダ情報が入っていませんが、
私の作ったフレーズで著作権に値するものはこれを留保します。
それから音源は許可なく他での使用は禁止ということで、よろしくお願いします。

…と、書くほどのモノかどうかはともかく
やっぱり一度書いてみたいし ( ^_^;A