ノンウエイトの時代に
我々の時代は、既に「ノンウエイトの時代」入っていた。 産業革命の後、世界・日本経済の流通単位は、鉱業・紡績(トン型)→車・電化製品等(トン・キロ型)→薬品・半導体等(グラム型)と変わっていった。そして、現在の経済は、(ソフト)が経済を動かすノンウエイトの時代である。こんなことは、経済学を学んだ者なら誰でもわかっていることである。実は、私は経済学など勉強した訳でもないが、ただ十数年前に読んだ柳田邦男氏の「時代の読み方」という本に書いてあったことを思い出して、その言葉をあえて考えてみたくなった。 「ノンウエイト=重さを持たない」と言うことは、重くないだけ早く人に流れ・社会に流れ(浸透し)ていくということである。それは、正に「情報」という名の”生き物”かも知れない。情報は生きている。そしてひとつの細胞のように増殖もする。”ウソ”も”ホント”も関係ない。しかし、その情報を”流したり”、”受け入れる”のは人間である。自分自身の選択意思の裁量によって、ものごとが動いていくであろう。 これから私に必要なのは、ノンウエイトの波の中で自分自身のネットワークを構築することが当面の目標である。 (つづく) |
「THE WAVE」〜波に対する自分的考察〜
この世の中において複数のパラメータにより形成される波を予測することは、本当に”並たいてい”のことではない。しかし、その波を知ることは私たちが社会活動を営む上で非常に重要なことである。その”波”は時に未来や過去を示してくれることもあるだから、人類は過去と現在そして未来を結び付けるために、「記録」(しるべ)を付けてきたのであろう。 【いろいろな波】 1.波の意味
電気的なもの…電波(無線)、衝撃波、電磁波など
「規則波」 「不規則波」
4.波のしくみ(二次元的要素) 縦軸(Y軸):変動するベクトル 横軸(X軸):進行するベクトル、時間
(つづく) |