佐藤文明の長編ノンフィクションノベル
  『アメリカに操られる日本』―日本はなぜ、アメリカに追従するのか。その謎を解く。

 「アメリカに操られる日本」

                                    CIAの日本コントロールを許すな

物語の概要
  失われた10年、アメリカに壊された日本経済。にもかかわらず、どこまでもアメリカに追従する日本。アメリカに日本を売っているのは誰なのか。この国の要所に巣食うCIAエージェントによる日本支配の舞台裏に迫る。
  この物語は某出版社によって刊行される予定であった。いまもなお、抜本的に修正を加えて出版する計画もある。しかし、アメリカによる9・11以降の国際人権に対する挑戦や、アフガン、イラク攻撃やこれに追従する日本の動きが急であり、このままでは取り返しがつかなくなる、という思いから、急遽、ネットでの発表に踏み切ることとした。
  これはまた、佐藤のホームページへのアクセスがひじょうに高率であること、にもかかわらず更新が滞り、迷惑をかけていること、などへのお詫びでもある。ネットで読むにはあまりにも長すぎ、つらい向きもあろうかとは思うが、少しでも目を通していただければ幸いである。

 

物語の経緯
  物語の企画は1999年、某出版社から持ち込まれた。出版社のバックアップもあって、政府高官を含む日本の要人多数の取材協力をいただくことができたが、ことの内容から取材源の秘匿が絶対条件とされた。本書が物語スタイルを採っているのもそのためで、内容は極めてノンフィクションに近い。
  本書の脱稿は2000年9月で、その後、手を入れ、最終稿は2001年1月に完成している。本稿はその過程でまとまりを見たもので、最終稿ではない。最終稿はペーパーでのみ行っている。
  が、この間に出版社の方針が筆者とは相容れないものとなり、担当編集者の立場も悪くなった。そのため、交渉に及び著作権を当方が取得するに至った。他社からの刊行が可能となったのである。
  しかし、その準備の過程でアメリカの同時多発テロ(9・11)が勃発。現実が本書の想定する枠組みを越えてしまったため、全面改訂が必要になってしまった。もちろん、改訂も計画されていたのだが、すぐに手を入れる時間的余裕がないままに、国際情勢が急変。日本の進路が危険な坂を転げ始めたため、ここで発表することとした。

 

物語の真相 
  本書のほとんどは公開された情報や、具体的な証言に基いた真実である。が、一部、実名を避けているのは無駄な訴訟で時間を奪われたくないため、および取材源の秘匿を維持したいためのものである。政府高官を含め、秘匿が必要なのは、彼らが一様に政府内に張り巡らされているCIAのスパイ網を恐れているからである。彼らによって失脚されることを恐れているからである。
  この事実は恐ろしいことである。取材を断ってきたある外務省の高官は「その件は口が避けても話せない。墓場まで持っていく」とまで語っている。これが物語りの真相である。
  この物語をフィクション仕立てにするために、つなぎとして創作したのが島根県石見市に関係する人物である。この物語によって、現実の人物を想定することはできない。しかし、フィクションよりもノンフィクションに賭ける筆者としては、筆者なりの想像力を働かせたつもりである。
  だが、いちおう、お断りしておこう。「本書の記述はフィクションであり、現存するいかなる個人、団体とも関係はありません」……、ということで、ぜひ、本編をお読みいただきたい。


現実への展開
 9・11以降、、日本でCIAが想定していなかった出来事が起こった。小泉内閣の成立である。予想外だったため、小泉にCIAの工作員は着いていなかった。そのため、小泉はCIAの想定外の人事を行うことができた。田中真紀子の外相登用である。真紀子はアーミテージーの面会要請を無視し、対中国外交に積極的に乗り出した。CIAとしては、小泉を巻き込み、親中派・真紀子を追い落とすしかない。その際、外務省の新しい動きである親ロ派の中心人物・鈴木宗男の排除も必要だったため、両者をかみ合わせた。結果は両者が潰れ、外務省はふたたびアメリカ派の天下となった。できすぎの展開だ。そして小泉によるアメリカ追従である。イラク問題特別顧問・岡本俊夫、元アメリカ大使、彼はCIAのために働いている。自衛隊の派遣は任命のときから決まっている。CIAにたずなを着けられることなく、アメリカ大使を勤め上げることなど不可能だ。そのことを心しよう。アメリカはすべてを利用し尽くす。

 

物語のページへ

   初章「警戒」、第1章「陰謀」、第2章「萌芽」、

   第3章「不審」、第4章「同志」、第5章「脅威」、

   第6章「反撃」、第7章「脅迫」、第8章「待機」、

   第9章「展開」、第10章「地球」、第11章「緊迫」、

   第12章「後退」、第13章「再起」、

 

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