ュースです。 ∞∞∞∞■痛みの基準は鼻毛 日本や欧米各国の政府は、来年から痛みの統一単位、「ハナゲ」 を採用することを決めた。ニュートン、ヘクトパスカルに続く新単位の登場 で、医療機器や薬品のメーカーは対応に追われている。国際標準化機構(ISO) によれば1ハナゲの定義は「長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートン の力で引っ張り抜いたときに感じる痛み」。   大気汚染と鼻毛の成長速度の相関性について研究していた永井花外氏 室蘭市立医科大学助教授が、二年前、鼻毛を鉛直方向に抜いたときの痛みに  性別差や個人差が全くないことを偶然発見したため、この基準が採用された。  これまで、痛みについてはその程度を示す明確な数値がなかったため 「子供を 産 んだときはすごく痛かったわ」「痔の手術のあとの抜糸は痛いなん てもんじゃなかった」「ムチがいいか、ロウソクがいいかと問われれば、私は迷 わずにムチを選ぶ」といった論争が起こっていた。「ハナゲ」の採用で、これら の無意味な論争にも決着がつくとみられる。中学生、高校生の間では番長選出制 度の透明化への期待が高まっている。 永井助教授によれば、麻酔なしで虫歯を抜いたときの痛みは500ハナゲ タンスの角に足の小指をぶつけたときの痛みは200キロハナゲ、 分娩の痛みは2〜3メガハナゲ程度だという(安産型骨盤の場合)。 なお、日本政府では恥ずかしさの単位として、見知らぬ人の面前で お稲荷さんがぽろっと露出してしまったときの恥ずかしさ、「イナリ」を採用 することも検討している。 −−−−−−−−−− 続報 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 標準化単位認定評議会議事録 開催日時:11月19日(木) 19:30〜21:30  場所:東京・国際フォーラム 大ホール 1.痛みの基準「ハナゲ」の単位認定に関しては、委員会メンバーは概ね賛成   「長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、抜いた   ときに感じる痛み」という定義に関しても大きな反対意見、懸念事項   はなし。 2.騒音に対する単位として「デジベル」が挙げられるが、反対に静けさを表す    単位として「カエレ」を新たに認定しようという意見あり。  基準としては、1つのオヤジギャグがすべった静けさを1カエレとした場合   10カエレに達した場合には強制退場に匹敵するのではないかとの見解あり。   ただし,法廷では1カエレ,結婚式場では7.5カエレ   雀荘では200カエレなど,   退場に値する度数が状況により変化する為,実用にはかなりの課題が  残されている。尚、国際表記では1GHM(Go Home)になる見通し 。 3.快楽度を表わす単位としては、コロンビア大学小里助教授から「アハン」が   望ましいとの見解。但し、これは性的快楽度のみならず、    一般的な快感度・不快度も表わすことができる。 例えば、満員電車で隣のおやじのくしゃみに出くわした場合、−15アハン 首のツボを指圧された場合、約7アハンが相当されるとの事。 尚、毎年12/24、25頃には、各所での異性間交遊により,地球全体で   5万メガアハンが記録されるとの見込み。自然科学者達の間では約4万   メガアハンを超えると、地球の表面温度が1℃上昇して海標が10cm上る   排出される二酸化炭素が温室効果を高めるなどと予想されるため、世界   地球温暖化を防ぐためにも,スキンを3重につける等の対策案を練ること   が急務とされている。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞(ジュネーブ発 西山 章宏)