1984年4月21日発売・EPIC SONY 1:カリビアーナ・ハイ 作詞・麻生香太郎 作曲・小室哲哉 編曲・小室哲哉 イントロのほんとのほんとの出だしが「これから何か始まるよ〜」的なフレーズ。アルバムの1曲目に持ってきたのは正解なのかな。 歌詞は「南の島のリゾートクラブで楽しい事はじめましょ」みたいな感じで。 2:クロコダイル・ラップ(Get Away) 作詞・小室哲哉 作曲・小室哲哉 編曲・小室哲哉 1曲目とは打って変わって、都会の夜の繁華街でうんちゃらかんちゃら(笑)。 「ラップ」って事で間奏とかにラップ入っているんだけど、慣れない事しちゃだめだよ>TM(笑) 初々しさとぎこちなさが随所に見られるラップでした。 3:1/2の助走(Just For You And Me Now) 作詞・西門加里 作曲・木根尚登 編曲・小室哲哉 You Think That Just For You & Me Now Two Of Us, You Think That We'll Stand By Side 全てがこの部分に集約されてますな。 「今はまだ1/2だけど、これからも2人だけで寄り添って歩こう」みたいな(涙)。 作詞の西門加里、小室みつ子さんの事です。小室哲哉とは血縁じゃないのは常識でして(笑) なんでもみつ子さん、小説家として先に活躍していたため、何らかの影響があってもまずいと、お好きな「サイモン&ガーファンクル」からこのペンネームをつけられたそう。 曲は木根さんお得意のバラード。しっとりと聞かせてくれます 4:1974(16光年の訪問者) 作詞・西門加里 作曲・小室哲哉 編曲・小室哲哉 こちらはアルバムバージョンなので、イントロ前にUFOがやってくるシーンが挿入されてます。 TMのTMらしい1曲と言っても過言じゃないよな〜、この曲。 裏でピコピコ絶え間なくシーケンサーが刻み入れて、サビのコーラスも耳障りいいし。 高校3年生の時だったかな。某高校の学校祭行った時に、ある教室でこの曲をシンセとかシーケンサーとか使って流していたんですよ。勿論音は別の音を使っているんだけど、「うわーリズムマシンとかでこんな事出来るんだ〜」といたく感激しまして。この時の体験が、のちのDTM打ち込み人の道を歩ませたとも言えるんだろうなぁ。 1974で16光年なのは、1974年に小室さんが16歳だった事から来ていると思います(未確認)。 5:クリストファー 作詞・麻生香太郎 作曲・木根尚登 編曲・小室哲哉 なんていうか、歌詞も曲も不思議な感じで。 歌のラストで色々な英語圏の人々の名前がず〜っと読まれているんだけど、「この人達は死んだ人達の名前ですぁ〜?」としばらく耳から離れなかったり。実際は、推理物テレビゲームに出てくる登場人物の名前らしいんですけどね。 6:イパネマ’84 作詞・西門加里 作曲・木根尚登 編曲・小室哲哉 脳天気なビーチリゾートもの。「カリビアーナ・ハイ」がリゾートクラブの夜での出来事なら、こっちはかんかん照りのお日様の下で健康的な恋しましょってカンジでしょうか(笑) 曲の間奏のサックスソロは、クラシックの「白鳥の湖」をそのまま使ってます(笑) 7:金曜日のライオン(Take It To The Lucky) 作詞・小室哲哉 作曲・小室哲哉 編曲・小室哲哉 TMのデビュー曲。 「1974」から入って、今までの曲の流れが「ファンタジー」「リゾート」的なものが多かったので、いきなり「サバンナ」とか言われてしまって、最初は中々馴染めなかった曲。 SEとかガンガン使ってます。これから、「DRAGON THE FESTIVAL」に繋がっていったんだろうな。 カラオケにも入っているんだけど、字余りな歌詞と、激しい転調の応酬で歌うのになれるのに時間かかりました。TMの字余り歌詞のルーツもココなんだろうなぁ(笑) 8:RAINBOW RAINBOW(陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜) 作詞・西門加里 作曲・小室哲哉 編曲・小室哲哉 言葉遊び満載(笑) 歌詞がちゃんと韻をを踏んでいて、英語の歌詞のところもきちんと処理してて。 ただね、この曲、ラップっぽいので、雰囲気だして歌うのつらいんですよぉ(笑) 9:パノラマジック(アストロノーツの悲劇) 作詞・麻生香太郎 作曲・木根尚登 編曲・小室哲哉 この曲は「1974」に近いところがあって好きだなぁ。 TMの最初のコンセプトは「タイムマシンに乗って未来からやってきました」となっていて、この曲で未来に帰っていくのかな〜とか考えたりして。 「地球は青りんご」なのね(笑)。 |
(C)1996-2001 Electric Artbox All-round Laboratory
Presented by Maki "PPCal" Miyahara
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