（ヴィットリオ＝エマヌエーレ2世通り）
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日曜日などは，大変多くの人出でにぎわうミラノの中心街です。 |
ドゥオーモ広場からちょうどドゥオーモの左脇を通って抜けていくように奥に向かっていく通りが，ミラノの目抜き通りともいえる「Corso Vittorio Emanuele ii（ヴィットリオ・エマヌエーレ2世大通り）」です。ミラノと言えば，高級ブティックが軒を連ねる「モンテ・ナポレオーネ通り」が有名ですが，実際のミラノの中心街と言えば，ずばりここになります。「MAX MARA」や「ENRICO ARMANI」，「HUGO BOSS」といったブランドもののブティックをはじめ，「BENETTON」などのカジュアルショップや「FIORUCCI」といった雑貨店，数多くの映画館，老舗のバールからファーストフードのピッツェリアまで，ここにくればたいていのショッピングはできてしまいます。歩行者天国なので，ゆっくりジェラートをなめながらウィンドウショッピングを楽しむことができます。おみやげを買うなら，FIORUCCIの雑貨や，近くの文房具店で売られている万年筆などがおすすめです。
ちょっと敷居が高い感じのモンテ・ナポレオーネとは異なり，この通りのブティックは意外と親しみやすい感じです。ショーウィンドウに飾られているモーダは，目の飛び出るほど高いものから意外とお求め安い価格のものまで，千差万別。店先のディスプレイはきれいに飾られているので，見ているだけでも楽しくなります。でも，あまり油断していると，ジプシーの子どもにスリを働かれることもあるのでご注意を。
ちなみに，この通りは観光客も多いため，バールやカフェはどこも高めです。エスプレッソ1杯で立ち飲み2000リラ，座席4000リラくらいは取られるので，覚悟しておきましょう。安いカフェなら，ドゥオーモからスフォルツェスコ城に向けての通りのほうが充実していますよ。