Libretto再インストール日記


−PCMCIA Card Serviceの怪−

 先日のSoundの一件で精神的ダメージMAXを受け、しばらく失意のずんどこ(笑)にいましたが、気を取り直してインストール作業を進めることにします。

 いい加減自分でもヤになるくらい躓きの連続で、一時期はもうどうしようかと思いましたが、それでもどうにかやっと旧HDDでの稼働状態に近づいてきました。

 内蔵デバイスの動作は現時点では問題なし。あれだけ苦労したのだから動作してもらわなければ困ります*1

 手持ちのPCカード類についても一通りインストールも完了し、動作もちゃんと確認しました。プラグアンドプレイもうまく動作しています。

 やっと峠を越えたかなとほっと一安心。こうなってくると、臨戦態勢も解けてこれまで動作上は余り問題にならなかった細かい点に目がいくようになります。

 ドライバのインストールをはじめた頃からずーっと気になっていたのですが、デバイスマネージャで見ると「その他のデバイス」が存在するのですね。例のマークのアイコンのヤツです。

 こいつがあるときは、大抵認識に失敗したか、ドライバがまだインストールされていないデバイスが存在する場合が多いのです。

 例えば、USBポートが存在するマシンにWin95をインストールした場合、何もしないとUSBポートはここに登録されます。また、VIDEOチップの認識に失敗した場合なんかも、「スタンダードPCIグラフィックスアダプタ(VGA)」とかなんとかいうのがここに登録されていたりします。

 要するに、ここにあるのは何かしら対処が必要なデバイスであることが多く、ここに存在している限りこのデバイスは正常動作していないと考えるのが妥当です。というか、今まで私はそのような認識でいました。

 さて、ウチのLibrettoではここに何がいるかというと、何と「PCMCIA Card Services」なんですねぇ。・・・ちょっと待て(^^;)。

 PCカードサービスというのは、恐らくPCカードのプラグアンドプレイに関わる重要なドライバのはずです。これが動作していないワケはない・・・だって、さっきも書いたようにPCカード関係は全然問題なく動作していますから。

 今までの経験からするとここに何か存在するのは非常に気分がよろしくない*2、が、正常に動作しているモノをわざわざこねくり回してまた(笑)泥沼にハマるのも嫌だ。しばらくぐるぐると思考の迷宮に陥りました。

 ちなみに、旧環境を参照しようとしましたが、これについては既に新環境と同じ状況になっていましたので参考になりませんでした。再インストールする前がどういう状態だったかは既に忘却の彼方です(笑)。

 もう残った手は、駄目元でドライバを削除してみるしかありません。削除してもまたすぐ「新しいハードウェアが・・・」というウィンドウが開いて元通りに設定されるだろう・・・と目論んで、思い切って削除してみました。

 その結果。

やっぱりPCカードが認識できなくなりました(ちゅどーん)

 カードスロットからカードを抜いたときには確かに確認音がするのですが、再び挿してもウンともスンともいいません。コンパネにある「PCカード(PCMCIA)」でPCカードのプロパティを見ても何も刺さっていないと言われます。

 なんかもー予想通りといいましょうか、自らの掘った墓穴にハマりまくりの状態ですねぇ(^^;)。再インストールの悪夢にさいなまれつつそれでも色々いじっていると*3、カードを挿すとどこかを探しているような動作をするようになりました。

 この状態でデバイスマネージャを開いてみると、例のマークのアイコンがほぼ1秒間隔で出たり消えたりを繰り返しています。そこで、出ているタイミングを見計らって「えやっ」とクリック、そのままプロパティを表示させると、例によって「この環境で使用不可」となっていました。このチェックを外すと、とりあえず再びカードが認識されるようになりました(ふーやれやれ)

 結局この設定はこれ以来怖くてさわれません。本来の正しい状態がわかりませんので修正のしようがありません。この問題は封印することにしました(^^;)。

 教訓:「さわらぬ神にタタリモッケ(謎)

*1 いらぬ苦労という話もありますが、聞かなかったことにします(笑)。
*2 この辺、DOS時代の環境ヲタクに通じるのかもしれません。あ、私はそれほどパラノイックにチューンとかしなかったですけどね。せいぜいコンベンショナルメモリの空きをどこまで大きくできるか挑戦したくらいで(笑)。
*3 このとき何をしたらこのような状態になったのか、焦っていたので良く覚えていません(^^;;;)。

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