私が初めて新品で購入した、記念すべきPCです(^^;)。購入は1985年、私が大学に入学した時です。

 ..私はコレで大学をドロップアウトしました(^^;)。まずコイツのローンのためにバイトで身を持ち崩し(^^;)、さらにゲームやらプログラミングやらハードウェア制作やらMIDIやらですっかり学校へ行かなくなってしまい、悪い先輩に悪い遊びを教え込まれ、授業料に手を付け(^^;)、最終的には単位不足で自主退学に(^^;)。ああ88の話から逸れている(^^;)。

 このマシンの特徴はまず何と言ってもパソコンで初めてFM音源を採用したこと、そしてアナログRGB出力による中間調表現が出来たことでしょう。

 今でこそTrue Colorで1677万色とか安物のパソコンでも平気で出せますが、当時のパソコンは黒の8色しか表示できませんでした。そんな中でソニーからSMC−777というパソコンが登場しました。このパソコンは4096色中16色の表示が可能で、このマシンを起点に、パソコンは多色化の方向に向かいます。

 これまで売れ筋の王道を歩んできたPC−88シリーズも、この流れには逆らえずに、中間調表現が可能なマシンを投入してきました。それがこのmkUSRだったのです。とはいっても、従来からのハードウェア構成を継承しつつ拡張を行ったため、512色中8色という今考えると中途半端な構成になってしまいました。

 でも、出来ないよりはまし(^^;)。V2モードと呼ばれる新しいモードでは、この中間調表示の他にもV−RAM3ページ同時アクセス等の荒技が使えるようになり、主にゲームで一世を風靡することとなりました。

 でも、私がハマったのはそこではないのです。それが、もう一方の特徴であるFM音源でした。

 こっちもまだまだ続きます。

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