『Q.O.K.F'96(クイーンオブきらめきファイターズ'96)』

はじめに)
本作品は、分校で公開したSSを修正入れて1つにまとめたものです。

本SSはCDドラマおよび僕が書いたSSの設定入れてます。
それゆえ、特に朝日奈さん・館林さん・如月さんのファンは怒らないでね・・・。

あと、オリジナルキャラ2人つかってます。簡単に紹介しときます。

館林美樹:みはりんの姉。女子卓球部元部長。僕のSSでは館林家は3姉妹という
設定のため今回登場。
青山亀吉:一応プレイヤーの人、通称青亀(直訳英語だと・・・)

それでは、SSのはじまりです。

第一話:「企画決定」

ここは、きらめき高校文化祭実行委員室・・・、実行委員長の伊集院レイが言い出し
た。
伊「栗林みえミニライブとバンドコンテストは決まった!他に企画はないのか?」
A「ここに企画のネタがあります。」
伊「どれどれ・・・」
レイ様は資料を見始めた。
伊「料理大会・・・。却下だな!沙希君独走するの明白だし、だいたい参加者が集まら
んだろう?誰もやってそうにないやつを選ばんと公平じゃないし参加しにくいぞ」
伊「次!馬券予想大会・・・。学校が認めると思うか?却下!」
伊「次!マージャン大会・・・。学校が認めると思うか?」
A「伊集院・・・、でもノーレートなら学校も認めざるを得ないよ。それに下手に制限
かけるよりは・・・」
伊「でもな・・・、わが伊集院家のルールは特殊すぎて庶民にはついていけないぞ。そ
れにやる人によってルールが違うと思うぞ、もめたときに誰が対処するんだ!無理だ」

そうゆうわけで、結局決まった企画が「女子限定での卓球大会」となった。
当然、女子卓球部部員(元)は対象外であり、裏方をやることになってる。
学校側へも許可をもらった。スポーツであるから許可はすんなりとれ、誰もやったこ
とはないから(同じ条件でできるので)参加しやすいということと、伊集院家の権限
で「伝説の木での告白優先権」が特典としてつくことになったたためほとんどの女子
が参加することになってしまった。(おいおい)

そして、あらかじめ予選を行い、ベスト16が出そろった。

・第1試合:藤崎詩織vs秋穂みのり
・第2試合:紐緒結奈vs清川望
・第3試合:虹野沙希vs鏡魅羅
・第4試合:朝日奈夕子vs鞠川奈津江
・第5試合:十一夜恵vs片桐彩子
・第6試合:早乙女優美vs如月未緒
・第7試合:古式ゆかりvs美咲鈴音
・第8試合:美樹原愛vs館林見晴


第2話「ベスト8決定!」

そんなこんなでベスト16がでそろい、文化祭の日がやってきた・・・。
進行役の早乙女好雄が登場した。
好「進行役の早乙女好雄だ!今日の解説は女子卓球部の部長の館林美樹さん。ゲストは
栗林みえちゃんです」
2人「よろしく!」
好「ところで、みえちゃんは卓球やったことあるのかな?」
栗「そうですね。やったことないけど、TV番組なんかでみたことありますよ。なんか
強い小学生いるみたいで・・・」
(作者注:今卓球やってない人で一番有名な卓球やってるガキのことね)
好「ところで、専門家からみた1回戦の注目カードはどれですか?」
美「うーん。第5試合は因縁の対決ですね。(CDドラマ参照)あと妹がでてる第
8試合なんか・・・。早乙女君はどのカードを?」
好「妹の優美と演劇の練習一緒にやった如月さんが対決する第6試合ですか・・・」

そして、1回戦が始まった。その結果はというと・・・。

・第1試合:みのりが攻めまくったが詩織が止めてしまってみのりにミスがでた。

・第2試合:紐緒が相手の球の力を計算してそれを利用するようにラケットを改造
      したが予想以上の力だったので修正できなかった。

・第3試合:虹野がどんなボールでもラケットにあててそのボールが半分は相手コー
トに入ってしまうため、鏡が根負けした。

・第4試合:デュースにもつれこんだが、最後の2本ラッキーなポイントで朝日奈が
とった。

・第5試合:個人的なうらみ込めながら片桐は打ちまくった。

・第6試合:如月がうまくコースをとったため優美の攻撃が半減された。

・第7試合:古式がテニスのつもりで卓球したため、ミスしまくって気がついたとき
は終わっていた。

・第8試合:美樹原が肝心なところで弱気になってしまった。

そして、ベスト8は・・・。次のようになった。

・第1試合:藤崎詩織vs清川望
・第2試合:虹野沙希vs朝日奈夕子
・第3試合:片桐彩子vs如月未緒
・第4試合:美咲鈴音vs館林見晴


第3話「ベスト4決定!」

ベスト8が決まり・・・、盛りあげる意味で好雄が残った選手を紹介した。
好「きらめき高校のアイドル。優勝候補筆頭の藤崎詩織!」
好「スポーツ万能だが球技はどうか?清川望!」
好「根性なら負けません。運動部のアイドル虹野沙希!」
好「持ち前の運のよさを生かしたい。朝日奈夕子!」
好「水は苦手でも球技なら・・・片桐彩子!」
好「冷静で可憐な少女・・・体力さえもてば・・・如月未緒!」
好「下級生代表!その実力は未知数・・・美咲鈴音!」
好「血統なら負けない。堂々の対抗馬だ・・・館林見晴!」

そして、盛り上がったところで試合が始まった。

第1試合:清川が攻撃してきたのを始めのうちは詩織が止められたが、更に打っ
     てきたため、止められなくなってしまった。結局2−1で清川が勝った。

美樹原がなぐさめた。
愛「しおりちゃん。残念だったね・・・」
詩「めぐ・・・。清川さんはやっぱり強いね」

第2試合:朝日奈がギリギリのところへ打ったため、「超ラッキー」っていおう
     したら、虹野がそうゆう球をも返すもんだから、自滅してしまい2−0
で虹野が勝った。

朝日奈は近くで見てた藤堂ひろしに言った。
朝「ひろし・・・負けちゃった」
藤「ラッキーな球もとらてたら勝ち目ないって・・・」

第3試合:1セット目はあっさり如月がとったが2セット目から体力が切れてしま
い2セット目途中で貧血で倒れドクターストップになってしまった。

好雄が進行役みのりにたのんで・・・
好「如月さん。大丈夫・・・」
如「早乙女さん・・・」
好「保健室行こう」
如「はい・・・」

第4試合:バンドコンテストでもライバル同士のため、派手な打ち合い合戦となっ
た。結局最後に見晴がミスしたため2−1で鈴音が勝った。

見晴が応援してたバンドの人に言った。
見「工藤君・・・。負けちゃった」
工「バンドコンテストで雪辱しような」

結局、準決勝は・・・、

清川望vs虹野沙希(運動部のやる方VS応援する方対決)
片桐彩子VS美咲鈴音(スーパーユニット(笑)AYASUZU対決)
となった。


第4話「準決勝前・・・」

準決勝の前に1時間休憩をとることになった。
清川の控室・・・。
(肩いためたかな・・・、なれない筋肉つかったからな・・・)と肩を押さえてた
ところ、人影がした。館林美樹(みはりんの姉:オリジナルキャラね)だった。
清「館林先輩!」
美「清川さん。肩いためたんじゃない?」
清「どうしてわかるんですか?」
美「わかるわよ。ほら、応急処置するから・・」
応急処置をしてもらった。
清「ありがとうございます。でもどうしてですか?」
美「私は出場できないから・・・せめていい試合を期待したいの」

虹野の控室・・・。
(清川さん、大丈夫かな?私が直すわけにはいかないから館林先輩にお願いしたけ
ど・・・)
そこへ、みのりがやってきた。
虹「みのりちゃん!」
み「虹野先輩!あの補欠の先輩に勝ったら告白するんですよね?」
虹「・・・な、なに言ってるの?」
み「隠してもダメです!あの先輩なら許しますから、頑張って清川先輩を負かしてく
ださい」
虹「ありがとう。がんばってみる」

片桐の控室・・・。
(青山君を好きなのは同じだろうな。なら私は鈴音ちゃんの覚悟をみましょうか・・)
と思っていた。
そこへ、詩織がやってきた。
詩「どう。調子は・・・」
片「バッチリ!私、鈴音ちゃんにとっての高い壁になろうとおもっている。もし彼の
こと私ほど好きでなければ遠慮なくつぶすつもりよ」
詩「そう・・・。がんばって!」
片「OK!OKよ!」

一方、鈴音はバンドコンテストのため、会場にきていた。
鈴「康司先輩!ちょっといいですか?」
康「何?」
鈴音と田村康司(作者注:浮気部ではありません(笑))が2人きりになった。
鈴「私、卓球大会の方辞退したいんですけど・・・」
康「何言ってるんだ!青山のこと好きなんだろ?」
青山亀吉(モデルは当然・・・)のこと好きなの知ってる康司は言った。
鈴「でも、片桐さんほど好きかどうか自信ないし、それにバンドコンテストもあるし」
見「甘ったれてんじゃないわ!」
見晴が現れた。
見「私に打ち勝ったあの勇気はどうしたの!青山君のこと好きなら戦い続けるべきよ!」
康「そうだな・・・。安心しろ。バンドの方は45分間のライブ形式だから試合終わっ
たら参加すればいいから・・・」
見「ありがとうございます・・・」
鈴音が去っていき・・・
康「ありがとう。館林さん」
見「どういたしまして。でもバンドの方は負けないわよ」
康「こっちこそ」

第5話「そして・・・伝説へ」

そんなこんなで、準決勝が始まった。

第1試合:1セット目清川が攻撃してきたが肩を痛めてるという不安があった
     ため軽めに打ってきた。その球にタイミングがつかめず、1セット
     目は清川がとった。2セット目はその球にもなれてきた沙希が拾い
     始めたため、清川がミスしてしまい虹野がとった。3セット目は、
     2セット目までで肩が直ったことを確信した清川がスピードのあ
     る攻撃をしてきたため、基礎体力に差がある虹野がとれなくなり
     ・・・結局、2−1で清川が勝った。


清「虹野さん・・・館林先輩に肩直すようお願いしたの?」
虹「・・・な、なに言ってるの?」
清「とぼけてもダメ!館林先輩が教えてくれたから・・・。ありがと」

第2試合:両方とも守りは意識していないため、スマッシュが決まるか相手の
     ミスにより得点が動いていった。1セットずつとりあったところで、
     ライブ終わったバンドの連中が応援に駆けつけた。
     しかし、応援されたものの片桐が3セット目20−20からサービス
     エースとり、次のラリーも鈴音がスマッシュミスしたため片桐が勝っ
     た。

片「鈴音ちゃん・・・。」
鈴「いいんです。片桐先輩なら・・・。決勝がんばってください!」
片「サンキュー!ありがとう!」

鈴音はバンドのところにやってきた。
鈴「先輩!ライブできなくてごめんなさい」
巧「いいよ。ライブもばっちりだったし」
鈴「康司先輩!試合やってよかったです・・・」
鈴音が泣き出したので康司はでなぐさめた。
なでなでなでなでなでなでなでなで・・・。

そして、決勝・・・。
親友同士でしかも運動部と文化部の代表同士の戦いのため、盛り上がった。

決勝戦:1セット目は清川、2セット目は片桐がとったが3セット目片桐が開始早々
    カウンターでスマッシュを打ったため、自分の攻撃がカウンターで打たれると
    思っていなかった清川は返すことができず、そのまま片桐が押しきった・・・。

片「ワンダフル!最高よ!」



そして、卒業式の日・・・。
青「あれ・・・。手紙だ」
それを見た康司と鈴音が言った。
康「行ってこい」
鈴「伝説の樹でまってるんでしょう?行ってきてください」
青山亀吉(説明はいらんでしょ)は言った。
青「おまえらはいいのか?」
康司は言った。
康「俺は、鈴音ちゃんからさっき、告白されたからな・・・」

みんなが見守るなかを亀吉がやってきた。
片「あの・・・。ひとつ聞きたいんだけど・・・。
おおざっぱな性格の女の子は嫌い?」

(おしまい)

今回書いてるSSは卓球大会という舞台で行ってます。
なぜ、「卓球」にしたかというと・・・、
1.ときメモキャラはみんなたぶん遊びではやってそうだから・・・。
2.全キャラだしたかった。
3.格闘ものは他のとこでやってる。
4.マージャンだと牌が書けない(かけても大変)
5.作者が好きだから・・・。
以上の理由です。


◇この作品への感想は、ブルータートルさん(kutsukun@heisei.co.jp)までお送り下さい。

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