工具の使い方 自転車やバイクを問わず、機械物を整備するには”工具”が必要です。 一般のユーザーがどの範囲まで整備をするか、或いはどこまで出来るかと言うのは大変個人差が大きいものがあります。 今回の特集では初めて取り上げることでもあり”調整+α”のところで、揃えたい工具とその使い方について2回程度に分けて特集していきます。 第一回目として、工具を使った整備の考え方と基本的にそろえたい工具からお話を進めたいと思います。 ちょっと厳しい言い方をすると、自分で整備する以上覚えると言う努力は必要で、技術は”盗む物”が基本であることをご理解頂きたい。 道具を使った作業は頭で覚えても体が覚えないことには整備技術の習得にはならないのです。基本的な工具の使い方は頭で覚えられる。しかし、実際に工具を使っても力加減が分かりにくい為、ねじを潰したり、ボルトを折ったりは当たり前のようにおこします。そうした失敗の経験=授業料は必要でしょう。 工具の種類
何が必要かを考える 調整+α程度の整備ではハンドツールの中でもごく限られた工具で充分ですが、経済的な事もあって必要の都度買いそろえるのは仕方ないが、工具の中には組み合わせて使うことで便利さを発揮する物もあるので、計画性を持って工具の購入に心がけて行くと良いだろう。 中には一気にセット工具を購入される方も居るだろう、しかし、工具60点がセットになった物があって、実際に使える物、或いは使いやすい物は7割くらいです。無駄が多いこともあって結局高く付く事もあるし、それならば使いやすい工具を慎重に選んで購入した方が良い場合もある、充分考えて購入されることだ。 以下に、必要な工具のリストを作ったので参考にして下さい。 ◎.○.△.−(必要度 大−−小)
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