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該当する項目をクリックして下さい
路肩などでハンドルを取られやすい
ハンドルが右、または左にずれている
フロントフォークからオイルが漏れている
後ろが跳ねる感じがする
バイクを後ろに動かすと「カタカタ」音がする
ブレーキを掛けると「ザーザー」音が出る
ブレーキレバー(または、クラッチレバー)が固くて握れない
ブレーキレバーを握ってもあまり効かない
エアー抜きの仕方
タイヤがすり減っている
カーブを曲がり難くなった(バイクを押すのに重く感じる)

スクーター編〜スクーター特有のトラブル

停止時でも前に進もうとする

修理関連の質問は掲示板で。
@車種/年式
A走行距離
Bトラブル内容
 ・どのようなときに
 ・どのようになる
上記を詳しくご記入の上掲示板に書き込みをお願いします。(毎日1回チェックしています)

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路肩などでハンドルを取られやすい

まずはここをチェック

@ タイヤの空気は入ってますか   
A ハンドルが途中で止まりませんか

@を調整してもおかしいときは、Aの原因としてステアリングのボールレースに「打痕」ができ、ベアリングがスムーズに動かなくなっていますので、交換修理が必要です。 

修理費用は車種によりまちまちですが、50では1万円から1.5万円、それ以上の車種では2万円前後が目安。                                     
修理費としては高額かも知れませんが、段々ひどくなるだけで回復することはありませんし、事故の危険も増してきます。                                

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ハンドルが右、または左にずれている

バイクが転倒したことありませんか?

@ 軽い物はフォークのねじれ          
A ハンドルの曲がりは前方から見てチェック 

@の修正方法:フロントホークを止めているボルトを全部緩め(4カ所)捻れを取ります。緩める
だけで取れないときはタイヤを少し蹴ると良いでしょう。修正が終わればきちんと締めておきます。これは正規の修理方法。                                     

さて、ツーリング中は工具が充分にありませんから、そのときは次のように修正して下さい。
タイヤがまっすぐの時、ハンドルが切れている方に一杯にハンドルを切り、反対の方から「足の裏」で思いっきりタイヤをキック。ハンドルを戻し、具合を見る。戻り具合を見て加減をしながら修正を加えて下さい。                                        

Aのチェックで曲がっているときは、残念ながら交換修理をして下さい。             

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フロントフォークからオイルが漏れている 

フォークからオイルが漏れるとショックの役目をしなくなり、バイクが不安定になります。また、
漏れたオイルがディスクブレーキにかかるとブレーキが効かなくなり、ブレーキパッドの交換が必要になるなど、修理費用が余計にかかることになります。早めの交換修理をした方が良いでしょう。

修理には特殊工具・エアーツールが必要で、個人での修理は難しいでしょう。交換する部品はオイルシール、ダストシールとフォークオイルです。                        

工賃は車種により変わりますが片側1本で5〜6千円くらい、両方で7〜8千円くらいでしょうか。
尚、フォークオイルは新車で3000キロ、後は1万キロ毎に交換をおすすめします。      

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後ろが跳ねる感じがするリヤサスのオイルが漏れて抜けていませんか?ショック内部のオイルが抜けるとダンパーの役
目をしなくなり、スプリングによる「自由振動」がフワフワの原因になり、感じとして跳ねる。時には前フォークを圧縮する力が働き、より跳ねる感じを受けるでしょう。             
この場合、クッションユニットの交換になりますが車種により大きく変わりますので、修理するお店でご相談して下さい。                                         

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バイクを後ろに動かすと「カタカタ」音がする
まずは、ここをチェック

@ チェーンの弛みが大きい(指3本分以上動く)
A スプロケットの刃先がとがっている      

スプロケットの摩耗が進むとギヤピッチが広がり、いつも走っている前進は良くても、後退するとスプロケットにチェーンが乗り上げる形になってカタカタ音が出るわけです。        

@の時はとりあえずチェーンの遊びが指2本位になるように合わせる。それで直らなければ交換。
Aに該当するときは勿論交換です。                                  

交換は前後2つのスプロケットとチェーンの3点を同時に交換して下さい。            
理由は、摩耗した部品と新品の部品ではピッチが合わず、新品にした部品を早く傷めるだけで何の得もありません。                                          

また、チェーンの調整が出来なくなって「駒詰め」を依頼されることありますが、お断りしています。
調整しきれない位に伸びたチェーンは寿命が来ていると言うことで、切って短くし更に使うと走行中に切断などのトラブルを起こしかねず、とても危険なことです。              
修理費用は、50で1万円位、大型車では3〜4万円くらいになるかと思います。       

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ブレーキを掛けると「ザーザー」音が出るまずここをチェック

ブレーキパッドがすり減っていませんか?

摩擦材は、おおむね残り1ミリが使用限度ですが、ザーザー音が出るときは使用限度を超して鉄板を削っている状態では無いでしょうか。                            

ディスクブレーキは金属製の蒲鉾板に摩擦材が張り付けてあり、摩耗して薄くなるとブレーキング時の摩擦熱がブレーキフルードに伝わり劣化が進んだり、パーコレーションと言うトラブルを引き起こすので使用限度を設けていて、スリットや段差を付けて判断しやすいようにしていますが、慣れないとどこを見るのか分からないかも知れません。そんな時はバイクやさんでチェックしてもらいましょう。                                       

どの位走ると寿命になるのでしょうか? これもメーカーや車種により、また乗る人によっても変わりますが、おおむね5千〜1万キロ位です。                          

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ブレーキレバー(または、クラッチレバー)が固くて握れない

それは錆び付いているのです、即交換しましょう。

昔は、こつこつとワイヤーの中にオイルを差していき使っていた物ですが、今はそんな手間掛ける人ほとんどいません。〜これはあくまでも個人の趣味としてやって下さい、バイクやさんは手間(時間)が掛かり割に合いません。                                           

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ブレーキレバーを握ってもあまり効かない

まずここをチェック

@ ブレーキホース内にエアーが発生、又は混入している
A ブレーキフルードが汚濁し目詰まりを起こしている   

@の場合、エアー抜きを実施しなければなりません。Aの場合はマスターシリンダー内のブレーキ
フルードをウェス(ぼろ布)でぬぐい取り新しいブレーキフルードを注入し通常のエアー抜きを行い
ます。                                                     


エアー抜きの仕方

エアー抜きの方法はいくつかありますが、個人でも出来る方法を。

@ 工具は8ミリのめがねレンチ、5ミリ径ビニールパイプ(50センチ位)、+ドライバー。     
A +ドライバーでマスターシリンダーのふたのねじを取り、外します。               
B ディスクキャリパーのエアー抜きボルトに8ミリめがねを掛けてビニールホースを射します。 
C マスターシリンダーにブレーキフルードをこぼれないように入れます。              
D ブレーキレバー(ペダル)を数回握り、握ったままエアー抜きボルトをいったん緩め締める。 
E Dを繰り返していく内にフワフワ感が取れるまで続ける。                     

F 上記でなかなか抜けないときは、レバーを握り遊びが取れてピストンを僅かに押す位で止めるとマスターシリンダー内の孔からエアーが出てくるのでしばらく続ける。        
G レバーに抵抗を感じるようになったら、キャリパーのエアー抜きボルトを緩めたままにしてブレーキレバーを一杯に握るのを繰り返します。そのときマスターシリンダー内のブレーキ
フルードが無くならないように気を付けて下さい、                      

※ブレーキフルードは塗装を痛めるので、塗装面に付いた場合は水で洗い流すこと
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タイヤがすり減っている

タイヤには安全性を考慮し使用限度が決められていて、2輪車の場合溝の残りが1.2ミリです。

タイヤサイドをよく見ると、三角山がいくつか見られます。その部分でのトレッド面にスリップサインがあり、摩耗してスリップサインが出て縦の溝が切れると、そこがタイヤの使用限度です。  

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カーブを曲がり難くなった(バイクを押すのに重く感じる)

それは空気が減っている

タイヤにはそれぞれ適正空気圧が設定されています。空気が減ってそれと気付いたときは約6割以下に圧力が下がっています。チューブレスの場合、気付かずにそのまま走っているとカーブで横方向の力に耐えきれず、タイヤが「パカーーーン」と、外れてしまうことが起こります。大変危険なので定期的に空気圧調整をしましょう。                     


スクーター編
停止時でも前に進もうとする


クラッチスプリングが折れている可能性があります(高い確率)オーバーホールをしスプリングを新しいものに変える必要があります

スクーターには遠心式のクラッチを使用しています。クラッチは半月状の摩擦材の一方を支点として止め、もう一方が遠心力で広がるようになっていますが、広がるのを止めるようにスプリングが付いています。これが2個ないし3個一組で作られ、ハウジングという回される側の内側に納められています。
エンジンの回転が上がると遠心力で徐々に摩擦材が開き、エンジンのトルクが十分に上がる頃ハウジングに張り付いていきエンジンの動力を後輪に伝えられます。           

ところが、スプリングが折れているとエンジンが回るだけでハウジングに動力が伝わるため信号待ちのアイドリング中でも後ろから「コッコッコッ」とつつかれたようになるのです。    

時にはスプリングがハウジングと摩擦材の間に挟まって常に動力が伝わりとても危険な状態になることもありますので、このような症状の時は早めに修理を行ってください。