バーコードリーダーの設定
設定
バーコードリーダーの設定は、取扱説明書などに印刷されたバーコードを読み取りながら行います。設定方法につきましては、メーカー、販売店にお問合せください。
弊社取扱商品につきましては、取扱説明書に設定用のバーコードがございます。こちらをご利用ください。
- キーボード
- 日本語キーボード
- バーコード
- NW-7(チェックディジットなし)
- 改行(CR/キャリッジリターン)
- 付加する
- スタートストップコード
- 非転送
- チェックディジット
- 非転送
以上の設定項目がない場合や、その他の設定項目に関しましては、メーカー、販売店へお問合せください。
詳細
キーボード
「日本語キーボード」と「英語キーボード」ではキー配置が違います。「日本語キーボード」を利用していて、設定が「英語キーボード」になっていると、「+(プラス)」記号が「~(チルダ)」として出力されるなどの問題が発生します。
特別な事情で「英語キーボード」を使っているという場合以外、「日本語キーボード」を設定してください。
バーコード
CASAでは標準としてNW-7(チェックディジットなし)を利用します。
NW-7は、7本の狭い(narrow)バーと広い(wide)バーから構成されているためにNW-7と呼ばれます。
改行(CR/キャリッジリターン)
改行はバーコードリーダーの説明書によって、キャリッジリターンやCRと表現されている可能性があります。
改行設定は、バーコードから読み取った値の末尾に改行を付加するか、付加せずに値のみを転送するかを選択します。
CASAで利用する場合には、改行を付加してください。
改行コードを選択する必要がある場合には、CRLFを選択してください。
改行の付加は、数値/記号を入力した後でEnterキーを押したのと同じことになります。
スタートストップコード
スタートストップコードは、バーコードの開始と終了を示すコードです。
NW-7にはA,B,C,Dの4種類のスタートストップコードがあります。
このスタートストップコードを転送すると、CASAの場合、「A012345A」と表示されます。転送しない場合には、「012345」と表示されます。
CASAではスタートストップコードを非転送に設定してください
チェックディジット(C/D)
チェックディジットとは、誤り検知用の数値の事で、コードの末尾に付加されます。
バーコードでは様々なアルゴリズムのチェックディジットが利用されています。NW-7では、モジュラス16という方法でチェックディジットが計算されます。また、NW-7には4種類(ABCD)のスタートストップコードと呼ばれる、バーコードの開始と終了を示すコードがあり、このスタートストップコードも含めて計算を行います。
チェックディジット以外の数値を計算した結果が、チェックディジットと異なる場合、バーコードに誤りがあることがわかります。通常、バーコードリーダーが読み取りません。
CASAではチェックディジットの計算機能はありません。利用するバーコードでチェックディジット無しのNW-7を設定してある場合には、チェックディジットの転送/非転送の設定はどちらでもかまいませんが、利用しないので、非転送をお勧めします。