Win NW-7の問題

バーコードをバーコードリーダーで読めない

バージョンアップ時にコンピュータの入れ替えなどを同時に行った場合などを含む、新規インストールでCASA(Plusを含む)をインストールした場合には、Win NW-7用のフォントが、標準の物に戻ってしまいます。

印刷したバーコードをうまく読み込めない場合には、CASA III 3.03用Win-NW7を使用してください。標準バージョンで問題が発生した場合のみ、こちらを使用するようにしてください。

プリンターとバーコードリーダーの相性の問題などもあります。プリンターを買い換えて、新しいプリンターで印刷したバーコードを読めなくなったという報告があります。詳細な機種名などに関しましては、申し訳ありませんが、弊社ではわかりかねます。

Win-NW7でバーコードが表示されずに数字がそのまま表示される

Win NW-7のプレビューなどで、バーコードが表示されるべき部分が、登録番号の数字が表示されている場合には、フォントがインストールされていない事が考えられます。

フォントのインストールは、手作業でもできますが、最も簡単な方法は、CASAのインストールディスクで、バージョンアップインストールをする事で、バーコード用のフォントがインストールされます。
(CASA Plusではバージョンアップインストールでは、フォントのインストールを行わない場合があります)

手動でフォントをインストールする場合には、フォントのインストール方法をご参照ください。

Win-NW7の分類ラベルでOPTION画面が閉じられない

【分類ラベル】で［作成方法］を「編集テーブルの全データ」を選択した場合に、OPTION画面を開くと「無効/非表示ウィンドウにはフォーカスを設定できません」というエラーが発生して、環境設定画面を閉じられなくなります。

閉じられなくなった環境設定画面を閉じるには、Win-NW7を強制終了します。
今回の場合には、強制終了を行っても、データが消えるなどの問題はありません。
Win-NW7は、CASA本体のデータベーステーブルを直接参照せず、作業用データベーステーブルに抽出データをコピーして利用しますので、CASA本体のデータに影響を与えません。
また、抽出データは、抽出時に作業用データベーステーブルに登録されていますので、強制終了後に再度Win-NW7を起動した際には、強制終了前に抽出したデータが表示されます。

強制終了の方法は、「タスクマネージャ」から行います。
タスクマネージャは、タスクバーを右クリックしてメニューから「タスクマネージャ」を起動するか、キーボードの「Ctrl + Alt + Delete」で起動します。
Windowsのバージョンによっては、キー入力後に別の画面に移り、処理を選択する場合もあります。この場合には、「タスクマネージャ」を選択してください。

タスクマネージャでは、【アプリケーション】タブの「WinNW7」を選択して、「タスクの終了」ボタンをクリックし、【プログラムの終了】メッセージに「すぐに終了」をクリックします。
通常は、上記で終了できますが、この方法で終了できない場合には、【プロセス】タブのリストのイメージ名がWinNW7.exeの行を選択して、「プロセスの終了」ボタンをクリックし、【タスクマネージャの警告】メッセージに「はい」をクリックすると終了します。

対処
「OPTION」ボタンをクリックした場合の、【環境設定】画面は、【資料用バーコード】【利用者用バーコード】【分類ラベル】のどの画面から表示した場合でも、全ての項目に関する設定が可能ですので、【分類ラベル】を[編集テーブルの全データ]で抽出する場合で、【環境設定】を行う場合には、ご面倒ですが、別の画面より【環境設定】を行ってください。

Win-NW7起動時にエラーメッセージが出る

起動時に以下のようなエラーが出る事があります

• 'BarCodeDigit' の取得に失敗しました
• 'PaperFormat' の取得に失敗しました

Win-NW7はレジストリに情報を保存しています。これらは、インストール時に既定値が保存されますが、インストールしたWindowsログオンユーザー固有のレジストリに書き込まれます。
したがって、Administrator権限を持ったユーザー同士でも、インストールしたWindowsログオンユーザーでなければ、この値を取得できないためエラーが発生します。

対処
エラーメッセージにOKし続けて、Win-NW7を起動します。
【資料用バーコード】画面の「OPTION」ボタンで【環境設定】画面を開き、各項目を設定して「OK」ボタンで【環境設定】画面を閉じます。
以上で、現在Winowsにログオンしているユーザーのレジストリに設定情報が書き込まれるので、次回起動時からは正常に利用できます。