ソフト会社の社長さんの訪問

ソフト会社の社長さんの訪問

02.05.23

札幌は、北海道大学の電気、電子、情報の卒業生たちがコンピュータ関連の仕事をしているケースが多い。 特に、ソフト開発の企業が多い。その中で、小樽商科大学卒業のソフト会社の社長さんと長いおつき合いがある。 C's Labという会社だ。小樽商科大学のOB会の札幌でのまとめ役でもある。 在職中は、ゼミ生の就職も含めてお世話になったものである。

その社長さんが来てくれるというので、JR久留米駅まで迎えにいった。 駅周辺を観察したらしく、開口一番「小樽や小樽築港と同じだね」と。 小樽築港駅は、今ではマイカルがあるタウンらしい所ではあるが、 「虎さん」の映画の舞台にもなった場末の電車操車場がある駅なのだ。 目に付くビルがなく、さびれた感じがある駅である。 久留米に初めて来る多くの方がJR久留米駅に到着すると「これが久留米?」とびっくりするのである。 地名としてはそれなりに名が通っている久留米なのだから、駅には立派な駅ビルあり、 駅を取り囲む周辺にも高層のビルがあるという予想が、はっきり裏切られるのだ。

ともかく1年ぶりの再会の挨拶し、大学に案内した。大学では、情報教育センターといくつかの講義教室を案内し、 研究室で、そのソフト会社の案内パンフをもらった。いい学生がいましたら紹介してくださいと。 現在は、地図情報や構造物のあるモノの可視化に重点を置いているということだった。 最近は特に遺伝子の分析・可視化を強力に進め、医学部との連携が進んでいる由。

その後、文化センターの石橋美術館に案内した。 教科書で見たことのある絵はどれもチェックされ、しばらくその前で鑑賞の時間があった。 ここに国宝級の絵があることに、やはり予想外の感想を漏らす方が多い。 そして「筑後川を見たし、有名な絵も鑑賞した」と満足して帰って行かれた。