PMの汚染が今年もひどくなってきた。
PMの値が4と非常に良好だった日。高良山の神社、そして耳納連山もよく見える。
PMの値が55とずいぶんと悪かった日。高良山は輪郭だけ、耳納連山など全く姿がなく、外に出る気が失せる。下記は、九大の当日の汚染予測システムの画像です。
中国からの大気汚染が日本に流れてきている。日本でこの程度なのだから、この赤色に塗られた最悪の大気汚染の中で、中国の人々はどんな暮らしをしているのだろうか?人々の寿命にも大きな影響が出ているというが、生きているのは人だけではない。大気には国境はなく、きれいな空気の中で過ごしたいと願う。
2017年4月10日のAsahi.comに、「PM2.5関連死、年117万人推計」という記事が掲載された。 中国や米国の研究チームが推計し、英科学誌ネイチャーに発表したという。
大変大きな数だといえるだろう。被害が汚染物の排出国だけに留まらず、簡単に国境を越えてしまうことが問題である。 時間をかけてじわじわと健康への被害を及ぼし、やがてさまざまな形で死に至らされる。 国境を越える大気汚染による被害は、本当に深刻な問題である。
2018年5月2日のmainichi.jpに、「大気汚染で年700万人死亡」という記事が掲載されている。以下引用:
WHOのこの推計値はとても大きい。特に、アジア、アフリカの低・中所得国で被害が大きいという。 この死亡数は、毎年の世界の人口増8300万人と比較しても約1割弱ほどにもなるので、大きな問題である。 さらに考慮すべきことは、死亡にまで至らないまでも被害を受けて苦しんでいる人々がどれだけいるだろうかと推測することであろう。 この苦しみの果ての死者の数だと気付くことであろう。