暗黒の日

21/06/12

周庭氏の出所後最初の投稿

周庭氏が刑務所を出所して最初の投稿。「つらかった半年と20日がようやく終わった。大雨のなか来てくれたみなさん、ありがとう」 (2021.6.12 朝日新聞電子版)

香港弾圧の成功を祝う

香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、19年に相次いだ反政府デモ後の中国側の対応について、「共産党の指導の下で香港国家安全維持法(国安法)が公布され、選挙制度も改善。愛国者による香港統治が確保できて、香港の問題が解決した」と述べて賛美した。 (2021.6.12 朝日新聞電子版)

国際社会の支援を呼びかけるデモ

香港で2019年6月9日に逃亡犯条例改正案に反対する大規模デモが起きてから2年が経つのを受け、在日香港人らが12日、東京・新宿でデモ行進をした。

「粘り強く戦い続ければ、いつか夜明けを迎える」と声明を読み上げた。 (2021.6.12 朝日新聞電子版)


香港にとって6.12は非常に重要な日となった。実は、これは香港だけでなく世界にも深刻な事項となってきた。覇権主義の中国の支配を受ければ、いずれこうなるという象徴としての香港なのだから。

その基底は「一党独裁」にあって、他の意見は圧殺してかまわないという冷酷な思考にあると考えられよう。レーニンが「一党独裁」を唱えて以来、その考えを受け継ぐ共産党は世界を血に塗られた歴史に変えてきた。