何が必要か
UpDate:98.10.25
本体を組み立てるために必要な部品
- CPU
- Pentium MMX系列
- 最近は、普通にPentiumと言えば、このタイプを指す。
- Pentium II系列
- この9月に Pentium II 450MHzが発売されました。11万円でしたが、最近値下がっています。
- これらは、周波数で種類分けされています。
- 300MHz, 400MHz, 450MHzと。これからも、周波数が高くなってくるはずです。
- 周波数が高いほど、性能が高いというのが一般的な見方です。
- Pentium Celeron系列
- 現在の売れ筋は、Celeron300Aです。
- Celeron300Aには、キャッシュメモリがある。しかしCeleron300にはない。
- キャッシュメモリがある方が性能が高くなります。
- ですから、安くて性能が高いCeleron300Aの方が、店では売り切れています。
- AMD K6-2系列
- Intelが高価なPentium IIだけで商売できなくなって、安いCeleronを出荷させたのは、
このAMD社のK6チップでした。Pentium IIは、CPUをマザーボードに装着するソケット
が従来の「ソケット7」ではなく、「スロット1」と呼ばれるソケットに変更しています。
- しかし、AMD K6は、従来のソケット7でも、CPUの性能をアップグレードするものです。
- 旧式のマザーボードでも、Pentium MMXと同程度の性能を出すことができると
いうことで、安いパソコンで使われています。
- マザーボード
- Pentium系列
- AMD K6系列
- マザーボードの選択は、どのCPUを使うのかを決めてから、そのCPUを最大限に生かす
最新のチップセットを使っているかどうかで選択します。
- オタクの人に聞くか、オタクっぽい本を読むか、お店で相談してください。
- それぞれのCPUに対して、売れ筋のボードを紹介してもらえるでしょう。
- メーカーは、ほとんど台湾のメーカーです。マニュアルや説明書も中国語、英語などです。
日本語はまずありません。英語の勉強になるかもよ。
- ケース
- ATX規格:最近はATXしか店に置いてないようです。規格が統一されていると、
ケーブルのコネクタで不都合が起きず、安心です。と言っても、ATXでも
コネクタをマザーボードに接続する場合に迷うことが多いです。
- ベビーAT:かつてはこれが主流だった。
- ATXケースで最近変わったこと:換気のためのファンの向きが変わりました。これまでは、
外から中に空気を取り込んでいたのに、現在は逆に、中の暖かい空気を外に逃がす方向に
変更されたようです。これまでは、涼しい外の空気を取り込んで、直接CPUに当てていた
のです。CPUに吹き付ける風きり音があるとうるさくなりますね。
- RAM
- サイズは、できれば64MB以上そろえましょう。容量が大きいほど速くなります。
- SIMM:従来使われていたRAMです。EDO RAMというのが3年前に流行っていました。
- DIMM:現在の主流です。PC100という100MHzに対応したメモリがハイエンドです。
- SIMMはメモリカード2枚で1組です。DIMMは1枚単位で追加ができます。
- メモリを格納するソケットはSIMMでは4つ、DIMMでは2つもしくは3つです。
DIMMでは小さいメモリを買うと追加する場合に何枚も追加できませんので、できるだけ大きい容量のメモリを購入します。
- ハードディスク
- ハードディスクは、あまり選択の余地がないです。できるだけ容量が大きいものを買いましょう。
- メーカ:IBM, WesternDigital, Quantum, Seagate, Maxtor, 東芝、富士通、NEC、日立くらしかありません。
- 凝り性でなければ、まずは内蔵用のIDEのハードディスクで良いと思います。
- お店でケースに入れられたものと、バケットに簡単包装で無造作に積まれたものとあります。
前者は、メーカー純正品です。品質保証があります。後者をバルク品と呼ばれ、品質保証はほとんどない。
これは、たいてい半額とか、3割引とかで安いものです。しかし、品質が半分というわけではありません。
純正品と同じ工場で作られたものです。ただ、動かなかった場合に、対応してくれないというものです。
- 容量は、だいたい4GBから6GBあたりで考えましょう。
- CD-ROM
- 何倍速かが、選択のポイントですね。あとは価格の安さでしょうか。
- 今のところ、32倍速あたりでしょうか。
- フロッピーディスク
- フロッピーディスク装置は無いと困る程度のものです。
- パソコンの性能には関係ありませんから、安いほど結構です。
- ビデオカード(グラフィックカード)
- フロッピーディスクと違って、パソコンの性能に重大な影響を及ぼします。
- PCIバスに刺すカードと、AGPカードと2種類あります。
- 最近のは、AGPカードです。今では、AGPカードを買うのでしょうね。
- ゲームをするのなら、よく調べて選びましょう。最近は3次元グラフィック対応ですね。
- サウンドカード