おでんそのものは決して嫌いではないのだが、コンビニのおでんは嫌いだ。一つは、店に入ったときにくさいからである。おでん屋に行っておでんの匂いがするのは当然で、むしろ好ましいが、コンビニであの匂いが漂うと、うへー、っと思う。コンビニのおでんが嫌いなもう一つの理由は、24時間、ほこりをかぶってる食い物なんか食えるか、ということ。近頃はちゃんとふたをしてる店が増えたからまあいいけど。
てなわけで、『gram』さんのところで書かれたこの記事を読んで、そんな店には絶対行きたくないなあと思ったことであった。えいみたん、もとい、詠嘆。
ローソンのサイトで調べたら、地方によって味付けを変えてるそうだ。おでんも地方によってスタイルが変わる食べ物の一つだから、まあそりゃそうだろうと思う。例えばあなた、静岡の黒いはんぺんにはふつー驚くし、愛知岐阜あたりで「はんぺん」を頼むと「薩摩揚げ」が出てきてもっとビックリだ。大阪では基本的に田楽のことをおでんといい、我々のいうおでんのことは関東煮(かんとうだき)と呼んで区別されている(あんまり自信なし)。でも、ローソンはつゆだけ変えてるみたいだなあ。静岡でも白いはんぺんを使ってるのかしら。
ついでなのでもう一つおでんネタ。よく、寿司屋の値段について、怖いという意見を聞きますね。時価だからそれは確かに恐い部分はあるんだけど、でも、時価で恐いといったら天ぷら屋だって似たようなものだし、個人的には天ぷら屋の方が納得いかないケースが多いように思う。どこも似たようなコースを食べさせて、平気で一人一万以上取るよね。寿司屋の一万と天ぷら屋の一万だったら、寿司屋の一万の方がましな気がする。まあ、酒も飲むし、追加注文もするから、どっちも一万で上がることは滅多にないわけだが。
そして、もっとも納得いかないのがおでん屋の価格だ。酒を飲んである程度食べると、店にもよるけどふつうは五千円以上かかる。寿司や天ぷらよりは安いんだけど、おでんで五千〜一万かよって気分があるんだなあ。創作おでんの店で、フォアグラだの使ってるならともかく、玉子やら練り物やら、ごく当たり前の食材しか使ってないのに、どーしてそんなに高いのけー。どことは書かないけど、特に某有名店はたけーと思う。んま、おでん屋に連れてけって女の子もあんまりいないからいいんですけど。ふ。 |