ついでなので、だいぶ前に偶然発見して躍り上がったサイトをもう一つ紹介しつつ、氏の書かれた文章を取り上げてみる。それは写真家の横木安良夫氏のサイトで、ブログは『THE EYE FORGET』である。躍り上がったのはもちろんファンだからだ。大きな声では言えないが、日本人で一番好きな写真家なのだ。うふふ。
で、標題の文章は、氏がオリジナルプリントとそれを売ることについて思考し、語ったもの。なぜ日本ではオリジナルプリントが売れないかに始まり、以下はほとんど自分自身を納得させるために書いたような節があるが、思考はデジタルプリントでええやんという結論を得る。私もそれでいいと思うし、そのうち購入してみたいと思ってるけど、さらに思考を進めると、低解像度(1600x1200 程度)でいいから、安く(5,000円以下)データの販売をするという手もあるんじゃないかと思ったり。ユーザーはそれを自分でプリントして飾るわけです。それはもはやオリジナルプリントではないし、違法コピーといった問題も出てきちゃうわけだが、市場の開拓という点では有効なんじゃないかと思うのであった。本当にそんなことができるかどうかについては、やや悲観的だけど、ウォーターマークを入れるとか電子透かしを入れるとか、方法はあると思う。エプソンやキヤノンと組んで、そういうことが行われたら楽しいんだけどなあ。
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