ものすごい勢いで読書し、書評を書いてらっしゃる『世界読書放浪』による『心で知る、韓国』評。どうせただのマンセー本だろうと思っていたが、そうでもないようで、ちょっと読みたくなった。あとでアマゾンで買ってみよう。ついでなので、韓流なるものについて述べてみる。どんな国でも、ある程度の経済力がつけば娯楽や芸能が発達してくる。あるドラマやタレントがその国の人心を捉えたならば、他の国でも通用することはあるだろう。ブルース・リーやジャッキー・チェンがその代表だ。彼らが倒していた悪役は日本人だったりしたけど、それでも日本人はブルース・リーを愛した。だからといって香港流なんて言葉は生まれなかったよね。韓国映画がブルース・リーの映画ほど世界的にヒットし、日本の男の子に影響を与えたという話も聞かない。ジャッキー・チェンが好きという日本の女の子はたくさんいたけど、韓国人スターが好きという若い女の子には滅多に会わない(キャバクラ調べ)。つまるところ、韓流なんてのはマーケティング用語に過ぎず、下手したらネガティブな用語になるんじゃないかとすら思う。しょせん「韓流」だから、みたいにね。あ、ATOK の最新バージョン(もうすぐ削除しなければならない)は韓流を変換しやがった。むむ。えーと、なんだっけ。あーそうそう、三流品ばかりのテレビや映画を輸入し続けてると、「韓流」が「三流」の意味になりかねないぞ、ってことさ。もうなりつつあるような気もするけどね。わはは。
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