@ 今日の駄会議・スポーツとナショナルチームと帰化と
今月の3日、朝鮮日報の『河恩珠「日本に帰化するしかバスケを続ける道なかった」』という記事で、河恩珠という選手がせっかく取得した日本国籍を捨て、再び韓国籍に戻ったことを知った。ネットで見る限り、日本ではこの件に関して好意的な意見は皆無だった。まあ当然だろう。私個人は、どこの国の人でも日本に帰化したいならすればいいという立場だけど、こんなことが起こると、韓国人の帰化には反対する意見が出てきても不思議はない。こうやってまた、彼らに対する悪感情が醸成されていく。
しかしなんだ、思い切り好意的に解釈すれば、韓国人は国籍というものに対して自由な人たちなんですな。キャリアを天秤にかけたら、国籍なんてただの書類上の取り決めに過ぎないってことなんだろう(だからこそ彼らの帰化に反対するという立場もあると思う)。もっとも、河恩珠が取得したのが日本国籍ではなくアメリカ国籍だったら、こんなに簡単には捨てなかっただろうとも思う。む。ああ、やっぱりわしも韓国・朝鮮人の帰化反対説に傾いてきたかも。
ところで、サッカーのワールドカップで日本がブラジルに負けたとき、予選敗退問題を話し合う会議@飲み屋が開かれた。メンバーはもちろん飲み屋の女の子たちである。その話し合いの中で、一人の女の子がどうしたら勝てるチームが作れるのかと問うので、世界各国から有望な若手を集めて帰化させ、そういうメンバーばかりのチームを作ったらいい説を唱えたら大ブーイング。応援のしがいが無いというのである。彼女たちはその同じ口でカカが可愛いだのベッカムだのいってたのに、やはりナショナルチームは純正の日本人の方がいいらしい。ラモスに大和魂を語られても困惑するというようなもんか。でもなー、ラグビーのナショナルチームなんて、帰化しなくったって入れるんだけどなー。もっとも、ラグビーはそれでも弱いから頭を抱えるのよね。てなわけで、帰化人ばかりのチームを作ってもサッカーが強くなるとは限らない。だから女の子たちにはラグビーの話はしないで、心にしまっておいたぞっと。うはは。
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