@ 今日の隠れた名著 1/100・『わかってるつもり辞典』宮永好道
故宮永好道氏が『DOS/V magazine』に1994年から95年にかけて連載されたコラムをまとめたもので、『/Vmag.文庫』の第一弾、というとアレだけど、実際は雑誌の付録の小冊子。内容はコンピューターに関連したあれこれを、AからZまでの用語集形式で書いたもの。今読んでも充分面白く、バッチファイルの「バッチ」の語源といった雑学的脱線も含め、楽しく読める好著だ。中学校あたりでパソコン授業の副読本として読ませたいくらい。ソフトバンクは、コンビニとか100均あたりで売る商品として再刊してみたらどうだろう。それとも PDF にしてネットで有料でまくとか。
ところで、さっきぐぐったら、誰もこの冊子に言及していないばかりか、ドクターパソコンと呼ばれた氏の顔写真が一枚も見つからないことにショックを感じた。うちで探そうにも昔のパソコン雑誌なんてほとんど捨ててしまっている。まして大昔のシャープの広告が載ってる雑誌なんて残っているわけがない。ふと気がついてヤフったら、西川善司氏のサイトのこのページにあった。なむなむ。
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