私たちが通っている中部小学校では和紙を作っています。そして、卒業証書も和紙で作っています。
1年生から5年生までは、動物や物語の絵や風景画などを和紙で作っています。6年生になると、
世界に1枚しかない手作り和紙の卒業証書を作って卒業します。
こうぞ:水にもどしたものを塩に入れてにると、きれいにやわらかくなる。
ごみをとったあと、粉々にくだく。
トロロアオイ:これをたたいて、粉々にすると、ねばねばとしたものが出
てくる。(のりかわり)
パルプ:水にもどして、細かくしたものに色粉をいれて、4時間ぐらい煮ると
赤や青の着色紙料ができる。
1、下絵を構想する・・・動物、風景、植物など
2、あみと、下紙(こうぞ)をぬらす。・・・下紙は動かさないように
3、よくほぐした着色紙料を背景より流しておく・・・全体的にむらなく
4、毛糸や油紙をおき、りんかくをとる・・・毛糸は、しめらす
5、着色紙料をスポイトや針金などを使って流し込む・・・色の重ねぐあいを工夫。
6、あとかたづけをきちんと。
7、天日でかんそうさせる。
1932年 | 51才 | そかいしてきた。(神奈川県〜小原村) |
1936年 | 55才 | 小原村に和紙を教えた。 |
1948年 | 67才 | 小原村工芸会創設 |
1950年 | 69才 | 小原村工芸会創設後は碧南市新川町道場山に転居 |
この中部小学校では、卒業証書を中は和紙で、外は木彫りの額を自分たちで作っています。
1、上の和紙作りと同じように自分で和紙を作る。
2、卒業証書の文を印刷する。
3、自分の名前を字のうまい人に書いてもらう。
1、額の木にデザインをえんぴつで書く。
2、彫刻刀でほる
3、やすりをかける
4、ニスをぬる
5、和紙を額にとりつける
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