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私の世代は中、高校時代ビートルズやベンチャーズなどにあこがれてギターに触れたことがある人が多いのです。
私も、30年前の話ですが、安物の生ギターを持っていました。確か”質流れ”のやつを買ったと思います。しかし持っていても、少しコードが弾けてそれで満足していた分けです。けっして上手かった分けではありません。

このたび一念発起しまして、エレキギターを購入しました。

お師匠さんは3人です。1人はうちに出入りする薬屋の問屋さんです。彼はバンドを作っていましてギター歴は十分です。
同時に、私の知り合い開業医の友人(福岡市東区の伊藤先生、築後市の中野先生)にもアドバイスを受けるよう頼みました。

1001-06.gif (896 バイト) 目次 1001-06.gif (896 バイト)

1. 購入の巻
2. 触ってみると・ ・ ・ ・、の巻
3. マニュアル本とビデオ購入の巻
4. 応援と冷やかしとの巻・ ・ ・ ・、の巻
5. 弦のチューニングの巻
6. 音名と階名(音階名)の巻
7. 音程の話
8. 振りだしに戻っての巻
9. ビビるバレー(セーハ)の巻
10. 先ずは簡単ギターコードより、の巻 (別ページ)
11. ルート(根音)の話、の巻
12. 1日ひと触り 
13. 弦の交換 
14. 太めの弦に交換 
15. とうとうギターが入院 New_logo.gif (1033 バイト)
16. 2本目購入 New_logo.gif (1033 バイト)

 


Green BallA4.gif (257 バイト)購入の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

ギターを買うにあたって、「何を買うのか?」や「いくらくらいのものか?」 先ずこれが解りません。お師匠さんたちの助言をまとめると・ ・ ・ ・、

pencil-02.gif (944 バイト)1.エレキギター
どうせ初心者の練習用だから高いものは買う必要はない。値段にしてギターで4〜5万円位で十分。もっと安いものもあるが、あまり安過ぎるものは推薦しない。迷ったら、フェンダージャパンのやつを購入しておけ、との事でした。これはお師匠さん皆が口をそろえて言いました。彼らの一人は、 「楽器屋に行き店員の近くで、”フェンダージャパンの5万円” とつぶやきながら徘徊すれば、店員がもみ手で寄ってきますよ。」 ですと。

pencil-03.gif (944 バイト)2.ご近所に迷惑にならないギターアンプ
ここでアンプとはプリアンプとメインアンプとスピーカーが一体になった物の事でして、見た目はむしろスピーカーと言って良いものです。近所迷惑も考えて10〜15Wが良いだろうし、出来れば ”リヴァーブ” 付きが良いとの事。この ”リヴァーブ” という言葉は全く解りませんでしたが、言うなれば、風呂の中でギターを弾いた様な響きがある音に変える機能と理解しました。下手でも上手く聞こえるそうです。

pencil-04.gif (944 バイト)3.あるお師匠さんの強い勧めでMTR(Multi-Track Recorder)も購入
「ギターを買って、ジャラジャラならしていてもすぐに飽きるのでお勧め。」との事でして購入しました。要は、自分の奏でた音を録音し、それを再生しながら(聞きながら)別のパートを録音できるそうです。4トラックのカセット式のやつを買いました。
まだ使いこなせませんが、ひとつのメリットとして、MTRから直接オーディオステレオのAUX端子につなげます。ギターアンプの代わりに、ステレオのアンプを使うと、普通は壊れてしまうのです。(何やらインピーダンスがオーディオ関係とギターのアンプでは違うとの事です。)

pencil-08.gif (944 バイト)4.ピック
いわゆる、ツメですね。1つ100円くらいのもので、固いやつと柔らかいやつを各1個づつ購入。

pencil-06.gif (944 バイト)5.シールドコード
アンプとギターを繋ぐコードの事で3本購入。太いものが良いが、今の段階では安いもので事足りるらしい。通常はギターにオマケでついてきます。

pencil-09.gif (944 バイト)6.チューナーは必ず購入
オーディオでチューナーと言えばFMやAMの受信機の事ですが、ギターでのチューナーとは弦の音を合わせる(つまりチューニングする)物です。昔は笛みたいなやつでしたが、今はデジタル式の小さな箱(徳用マッチ箱位の大きさ)になっています。

pencil-10.gif (944 バイト)7.ついでに買うならエフェクター(effecter)
これはある程度上手になってからの後買いでも可、との事でした。前述の ”リヴァーブ” もエフェクターの一種です。音を加工する機械とでも言いましょうか。好みの音にするわけです。上手になった後ではなく、ギター購入の数日後に買いました。お買い得のマルチエフェクターを黒崎の楽器屋の店員さんから勧められましたので、思い切って買ってしまったわけです。とにかく、”先ずは道具から” ですもん。
これだけ購入し、後は練習のみ。30年ぶりにギターに触るわけですね。

pencil-05.gif (944 バイト)8.ストラップ
最初は買っても買わなくてもどちらでもいいらしいものでして、立って演奏する時にギターを首に吊るすベルトみたいなやつです。エレキギターの表面はよく滑りまして、座って弾く時でさえ安定しません。おまけにこちらも下手なわけでして、練習後に肩が凝っているわけです。小川さんはストラップの使用を勧めてくれました。使ってみると座った場合でも安定感が少し増したようです。(昔はギターを弾いても肩なんか凝りませんでした・ ・ ・ )
さすがに何度も楽器屋に足を運ぶのが少し恥ずかしくなり、目立たない黒で安いやつを購入。

pencil-11.gif (944 バイト)9.有ると便利なギタースタンド
これは買うとむしろ邪魔になる事もあるかも知れませんね。ギターを購入した日の夜に子供が珍しがって触っていますと、危うく倒れそうになっててしまいました。島村楽器で600円で安売りしていましたので慌てて購入。私の場合は使ってみるとけっこう便利でした。

 

ところで実際の所、一人で楽器屋に飛び込んで購入したわけですが、店内をうろうろする自分がとても浮いているのを感じまして汗が出ました。これは久しぶりの感覚でした。優しそうな店員さんに声をかけられ”渡りに舟”、ホットしてしまいました。小倉駅近くの島村楽器の小川さん有り難う。

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Green BallA4.gif (257 バイト)触ってみると ・ ・ ・ の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

我々の年代ではこんな事は、「先ずは道具から・ ・ ・ ・」、で一応そろえまして、各機器の接続も比較的簡単でした。
鳴らしてみると、思った以上に大きな音です。夜に練習するときはアンプさえ要らないかもとさえ思いました。

接続の順番は、
ギター エフェクター MTR ステレオアンプのAUX端子 スピーカー です。
(別途購入したギターアンプは院長室での練習用として使うつもりです。)

弦をチューニングした後に簡単なコードを弾いてみましたが、案の定と言うかやっぱりと言うか、指が動かんですたい。
それと痛かとです、指先が。(九州弁)

とうぶん、指運び(運指)の練習ですね。

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Green BallA4.gif (257 バイト)マニュアル本とビデオ購入、の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

また楽器屋通いです。たくさんの楽譜が売ってますし、探すと「初心者の為のギター入門」、「1週間で弾けるギター」など簡単マニュアルがたくさんあります。

おっと、これはどこかで似たような経験をした思い出があります。そうですね。パソコンやパソコンソフトのマニュアル本と同じですね。「簡単・ ・ ・ ・」、「初心者のための・ ・ ・ ・」、「3日で出来る・ ・ ・ ・」など、たくさん買いましたが結局3日でマスターなんて出来るはずがなく、いくつものソフトがハードディスクのSOS(space occupying soft)になってしまった長年にわたる苦い経験があります。

この経験が一瞬頭をよぎりましたが、やはりいくつか購入してしまいました。講習ビデオも別の日に2本購入しました。ビデオ見て、本読んで、たちどころに上手くなって行く自分の姿が思い浮かばれます。← 甘い! 自分でも解っています。

(結局、私は弱いのですね。「3日でマスター」や「簡単」などのフレーズに。)

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Green BallA4.gif (257 バイト)応援と冷やかしと・ ・ ・ ・ 、の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

うちの看護婦さん達はクスリと笑っていますが、後は黙っています。それ以上なんとも言えないのでしょう。しかし、ある在宅医療関係の人はエレキギターを購入したことを話した途端に吹き出してしまいました。
しかし、さすがにお師匠さん達は応援してくれます

伊藤先生曰く、「デビューに向けてサインの練習をした方が良いと思います。」 やら 「デビューに向け夢が膨らみますね。」など心温まる声援です。

中野先生曰く、「どうやら本気みたいですね。先生は黒いスーツ姿でサングラスでも付けてステージに立ったらきっとブルース・ブラザースみたくカッコいいですよ。」

薬の問屋さん曰く、「さすがに昔やっただけあって、上手いですよ。」

等々、嬉しくなるじゃないですか。
私は「簡単」や「3日間」などの言葉が大好きですが、”おだて”も大好きです。

こうなれば、後は練習の上にまた練習ですね。
(・ ・ ・ ・ と言いつつ、今日まで経ってしまいました。)

いっこうに運指が上手くなりません。結果が出せないのは辛い物があります。カップラーメンみたいに”お湯をかけて3分”で上手くなる方法がないですかね。

それでも伊藤先生は 「お互い反応が鈍くなっているのは拒めませんね。あせらずがんばりましょう。」 と、ちゃんとメールに書いくれていました。(やはり同級生は心優しい!)

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Green BallA4.gif (257 バイト)弦のチューニング の巻Green BallA4.gif (257 バイト) 

私が若かりし頃は、生ギターを持っていました。そのころチューニングと言えばギターチューニング用の6連の笛でして、さほど苦労はせずに音合わせが出来ていました。この度デジタル式のチューナーを購入しましたが、まだ慣れていないせいでしょうか、けっこう苦労します。否、昔がいいかげんだったのでしょうね。
弦は1番太いものが6弦、細くなるにつれ番号も5、4、3弦と小さくなっていきます。一番細い弦は1弦ですね。この弦を押えないで鳴らすと(これを開放音と言うそうです)、その音に対してアルファベットでそれぞれ音の名前が付いています。

開放音

アルファベット

1弦(細い)
2弦
3弦
4弦
5弦
6弦(太い)

アルファベットは太い方から ”家出がベスト(イエデガベスト)” と覚えましょう。


チューニングは太い6弦から合わせて行きまして、1弦まで一応全部合わせ終わります。すると6弦が狂っています。6弦から1弦までを何度か往復してようやく完了します。デジタル式なもんで、シビアなのかも知れませんが、新しい弦はこのような傾向にあるそうです。

「弦は、ギターを使用しない時には弛める。」 と書いたマニュアルが多いようです。しかし、お師匠さん達の意見は違っていまして、「その必要はない。」でした。理由は、

a)通常エレキギターに使う弦は張力が弱いため、ネックの反りには影響しない。
b)弦の弛め過ぎも逆反りの原因となりうる。
c)面倒でしょ。
d)ネックが反ってもある程度までならば治せる。

との事です。マニュアル本にも、普段は弛める必要はなく、長期間弾かない時にだけ緩めれば良いと書いてあるものもあるようです。私の場合は、弛めないでおくことにしました。

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Green BallA4.gif (257 バイト)音名と階名(音階名) の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

前項の表で開放音はハ長調で表現していますが、今後練習を続ける時は、何かと隣の列に記載したアルファベットの方が都合がよいらしいです。
厳密には解りませんが、前述の簡単マニュアルやお手軽練習ビデオでは、”ド” とか ”レ” とかは最初のうちは時々出ていますが、少し進むと出てきません。ほとんど全部が ”C” や ”D” と言う表現です。音名と階名の違いと理解しました。

シャープ(#)やフラット(♭)をいくつか付けると、お馴染みのハ長調が、”なんとか長調” やら ”かんとか短調” に変わります。ここまではかろうじて私でも解るのですが、あとは独断と偏見で記載していますので、違ってたら教えてください。

階名は、お馴染みの「ドレミファソラシド」でして、キー(調)の主音トニック、始まりの事です)を ”ド” とします。この ”ド” の音の高さはキー(調)によって移動(変化)しまして、言わば移動する ”ド” です。ハ長調の ”ド” とヘ長調の ”ド” では音が違いますね。だから移動 ”ド” です。
これに対し、固有の音の高さ(周波数?)に応じて決められている固定された ”ド” があります。この固定 ”ド”音名で言う ”ド” であり、この音名は階名と混乱しますね。だから日本では”ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ、ロ、ハ”で表しますが、おそらく最近は格好悪くかつ国際的でもないため(?)、習慣上のお約束でアルファベット(C、D、E、F、G、A、B)で表すようです。

私が子供の時に通っていて、途中でほうり投げたヤマハ音楽教室の知識も少しは必要なんですね。しかし、全くの言い訳ですがあれは本当に面白くなかったですものネ。関係者の方がご覧になっていたら、スミマセン。

さあ、後は練習のみ。決意だけは毎日確実にしています。

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Green BallA4.gif (257 バイト)音程の話 の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

もうひとつ、音から音への高さを相対的に表現する方法にも触れましょう。これは、二つの音の高さの間隔の話でして、難しく言わないで、一言”音程のはなし”と言えば抵抗無く頭にはいってきます。

音程は”度”で表し、”ド”から”ド”は1度、”ド”から”レ”は2度です。そして”ド”からもうひとつ上の”ド”までは8度ですね。(0度は無いそうです。)
ところが、これも入門書によく書いてありますが、ピアノの鍵盤の絵と共に全音と半音の事が書いてありますね。結論だけ書きますが、”ミ”と”ファ”の間と”シ”と”ド”の間が半音で残りは全部全音ですね。
従って2音の間に半音が入った場合とすべて全音の場合とで、音程の2度や3度と言っても、長い2度や3度と短い2度や3度がある事になります。音に”#”や”♭”がついた場合にも、同じ音程でも短くなったり長くなったりするのですね。いずれこのコーナーにコードの事を書くかも知れません。その時にここが解っていたら助かるようです。

少なくとも、全音は半音2つ分の隔たりと覚えておきましょう。そして二つの音の間に半音が入ったり、全く入らなかったりで、#や♭がついて半音が減ったり増えたりするとなどを頭に付けて長3度や減3度などと表現するようです。別に、完全というのも出てきます。同じ音の場合を完全1度、例えばハ長調のドからファの様に全音3個と半音1個を完全4度と習慣的に呼ぶようです。同じく全音4個と半音1個を完全5度、全音6個と半音2個を完全8度と表現する習慣が有るようです。(完全2度や完全6度などは使わない様です。)

音符などを見ながら 全音 = 1.0 、半音 = 0.5 にして足し算、引き算すれば比較的理解が出来ます

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Green BallA4.gif (257 バイト)振りだしにもどって の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

今年のゴールデンウィークは短かったですね。久しぶりに自分の部屋の掃除をしまして、少しきれいになりました。掃除を思い立った理由は、私の部屋はただでさえ床には色々な電気コードがとぐろをまいて掃除しにくく、雑然として埃っぽいのです。ところが、エレキギターを購入したら、更にコード類が増えてしまいまして、一度整頓する必要が出来てきたわけです。
かたずいた後に例の簡単お手軽教習ビデオを見ましたら、又、新しい事に気がつきました。ビデオに出ているギタリストのギターの位置がけっこう高いのです。それとけっこうお粗末(シンプル)な椅子に座っています。自室の椅子は、背もたれ肘置き付きでどうしてもギターのボディが肘置きに当たる為に不自然な姿勢となって安定しなかった様です。ストラップを掛けて立って弾いた時と、座って弾いた時のギターの位置が極端に変わらないようにした方が良いらしいです。私なんか、立って弾くとただでさえ下手な腕前が更に一段下がった様にさえ感じます。それならば・ ・ ・ ・ 、しばらくは立って練習して、一番弾きやすいギターに位置があまり崩れないように座ってみればいいですね。(本当かな?自信は無いです。) ギターのネックの方向も自分の左を向くと言うより、左前方を向いています。大したことでは無いかもしれませんが、なんとなく新発見をして、これで飛躍的に上手になる様な期待感がわきました。

このことをお師匠さんの一人に話すと、彼は「自分は楽譜を目の高さで正面の壁に貼って練習していた。」そうです。まぁ、未熟な私としては、まだ左指や右手を見ながら猫背になって練習していますが、いずれブラインドで弾けるようになりたいものです。パソコンキーボードのブラインドタッチは何度も練習して、結局ダメでしたので。

ギター購入直後に買って、一度見てほったらかしていたビデオを、振りだしに戻って見直す事も無駄ではなかったように思えまして、後は練習を重ねるだけですね。

(追加)後日談ですが、ここを読んだお師匠さんの一人の伊藤先生がメールで「我々の世代になると、立って練習すると腰に悪い。」との助言を送ってきました。先人の言う事ですので素直に聞き入れまして、やはり早急に椅子を探すことにしました。

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Green BallA4.gif (257 バイト)ビビるバレー(セーハ) の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

人指し指で1弦から6弦までを押えるのをセーハ(又はバレー)コードと呼ぶそうです。とにかくマトモに音が出ず、鳴らない弦があったりビビリ音がする弦などばかりです。初心者が最初に突き当たる壁だろうと思います。高校時代もここで挫折しました。私の場合、意外でしたが、人指し指ではなく親指の母指球筋が痛くなります。

これにはさすがのお師匠さんも冷たく、 ”ひたすら練習” としか言いませんでした。

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Green BallA4.gif (257 バイト)ルート(根音)の話、 の巻Green BallA4.gif (257 バイト)

コードの事を調べていくと、根音(ルート)という言葉が必ず出てきます。どうやらコードの基本となる音の事で、一番低い音(下の音)の事だそうです。Cのコードは”ド・ミ・ソ”でして、このCコードのルートは”ド”となります。”ドミソ”でも”ミソド”でも”ソドミ”でも似たような物ですね。この様にコードの音の順番を並び換えるのを転回と言いコード自体の性質は変わらないとされています。

それでは、わざわざ一番低い音をルート音として特別扱いする理由は?
先ずはとにかく、ルート音を一番下に持ってきた方が、弾いた時にコード音が安定するらしいのです。これは私が実感して言ってるわけではありません。入門書に「安定する」とか「落ち着く」とか書いてあるのです。

コード(=和音)とは基本的にある音から3度ずつ音を重ねていったものです。このある音が根音(ルート音、単にルート)と呼ばれます。ルートより上に3度(つまり3rd)と、又その上に3度(つまりルートより5度、5th)重ねたコードが基本的なコードでトライアド(三和音)と呼ばれるようです。
音程で3度と言っても、それには長3度と短3度がありましたね。従って長3度と短3度の組み合わせが計4つ出来ます。

長3+短3 Major(メジャー)
短3+長3 Minor(マイナー)
短3+短3 Diminish(ディミニッシュ)
長3+長3 Augment(オーギュメント)

これは全部、入門書の受け売りで書いた表です。MajorとMinorは聞いたことがありますがその下は何のことやら全く解りません。ただ、Majorのコードの真ん中(3rd)を半音下げたらMinorになるとの事です。

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Green BallA4.gif (257 バイト)1日ひと触り

この 「中年になって始めるエレキギターのページ」 は今年(平成10年)の5月ころから始めました。最初は熱心に書き込んでいたのですが、途中でダレましてこのページは放置状態でした。しかしこの間、ほぼ毎日ギターに触っていたのは事実です。バレーコードも少しはビビリが少なくなりましたし、指先も少しは硬くなっています。しかし独学でここまでやっても、すでに限界が見えてきた気がします。やはり、レッスンを受けに行こうかと悩んでいる次第です。
昨日お師匠さんの一人から、少しはこのページを更新するように言われまして、慌てて診療の合間に書いているところなのです。

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Green BallA4.gif (257 バイト)弦の交換

9月に弦の交換をやりました。ギター購入後6ヶ月です。参考書によりますと、毎週交換などと書いています。数人のお師匠さんに聞きましたが統一見解はありません。初心者は1弦〜3弦の錆が気になり出したら交換するといったところでしょうかね? プロは曲のたんびに代えるそうな・・・・。始めて弦を代えたことをお師匠さんに報告すると、「なんぼなんでも遅すぎる。」との事でした。
実際に交換し終わってみますと、先ずはチューニングが狂うこと大です。合わせたつもりで5分後には狂っています。まぁ、弦も伸びるわけですので仕方ないですね。結局落ち着くまで2〜3日かかりました。それと音が良くなっています。これは、老化で衰え始めている私の聴力でもはっきり解ります。

弦の交換の方法ですが、これ又色々方法があります。参考書が多すぎて、少し戸惑いましたが、結局6本全部でも500〜700円前後ですので、授業料のつもりで(つまり失敗覚悟で)やったら案外簡単でした。

弦の種類は細い物から太い物まで色々です。私のギターはストラトタイプですが、これには1弦が0.009、6弦が0.042の物が標準で張ってありました。これは少しふにゃふにゃのような感じでして、これが原因で上手くならないのでは・・・、と思っていました。1弦と6弦が押え方によっては指板から落ちてしまいます。車で言うなら脱輪してしまうわけです。次回はもう一つ上(太目)の弦に代えてみようと思います。

下手ほど、道具の所為にする。とのご指摘があるかもしれません。これは本当です。しかし中年の厚かましさで、今後も道具の所為にするつもりです。)

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Green BallA4.gif (257 バイト)太めの弦に交換

一度弦の交換を行ない、お師匠さんの一人から「初めてにしては上手いですよ。」と言われると、毎日のように交換したくなるのが人の常です。前にも書きましたが、少しだけ太めの弦に交換しました。弦の脱輪(?)対策です。ちなみに1弦0.010、6弦0.046です。
ある夜に近所に住む患者さんが腹痛で受診しまして、点滴をする事になりました。その間、医師は患者さんの近くにいて、突発事故に対処せねばなりませんが、実際は突発事故なんてめったに起こりません。そこで点滴の間、カーテンを隔てた隣で弦交換をしようと衝動的に決心しました。顔見知りの患者さんですので、まぁ許してくれたでしょう。
2回目の交換ですので手慣れたものです。1回目よりも上手く、かつ早く出来ました。交換が終わり次はチューニングです。どうせ弦を代えたばかりですので、チューニングはピッタリとは行きませんから雑な合わせ方で済ませ、まじまじとギターを眺めますと、トレモロ部分(ブリッジ)がずいぶん浮き上がっています。弦に引っ張られて、以前よりボディより突出しているのです。
弦の張力が大きくなったので当たり前ですが、こんなもので良いのかどうか??不安が頭をよぎります。マニュアル本には、弦を代えたらギターの調整が必要と書いてあります。とりあえず弦を弛めて、お師匠さんに連絡し相談しました。もちろんメールなんて悠長なものではなく、電話ですね。苦笑しながら「おそらく問題ないよ。」との事でした。初めての事はなんでも達人が横に居た方が安心ですね。
いざ弾いてみると、やはり弦が硬い。しばらくやって見て上手く行かないなら前の弦に戻すかもしれません。前述のとうり、素人は道具の所為にするのです。

翌日、実際にギターを別のお師匠さんに見てもらい「こんなもんですよ」の一言で、また心は安泰です。
これでも弾かない時には弦は弛めないそうです。

 

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Green BallA4.gif (257 バイト)とうとうギターが入院

弦を代え悦に入っていましたが、何となく弾きにくい。弦高調節が狂っています。弦は12フレットの所で2〜3mmが標準だそうですが、それが5mm位になっています。楽器屋に持っていきましたところ、「バネが伸びきっています。それにネックにも反りが出始めています。」ですと。知り合いのお師匠さんによれば弦をワンランクあげたくらいでバネは伸びないしネック反りも起こらないとの事です。なんとなく釈然としませんが、いずれにしても1週間ほど楽器屋に預けることになりました。次回詳しく解説してもらい、納得したいものです。

 

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Green BallA4.gif (257 バイト)2本目購入

それは愛器が入院して数日後の事でした。その日は休みで朝から気持ちよく目覚め、「さて今日は何をしようか。」と思った途端、何とも説明しにくい寂しさを感じました。原因は明らかでして、お師匠さんの一人に来てもらい、コツコツためたへそくりを持って楽器屋に直行し、2本目を買ってきました。AriaProUというメーカーのレスポールタイプです。「このメーカーはお勧めです。」とのお師匠さんの勧めもあり購入しました。
ストラトとは音色ががらりと違います。音に奥行きというか厚みというか、良くも悪くも重厚感があるようです。ストラトは”乾いた”、”硬い”といった印象です。ただエフェクターでスピーカーから出る音はどうにでもなるとの事ですので、とりあえず素人は練習さえしておけばよいようです。
それと、ストラトよりも弾きやすいとも感じました。ただこれは、ストラトの弦の張力を少し強いものにしておいたためかも知れません。ストラトはストラトで良いところはたくさんあるらしく、私が評論するのはまだ経験不足ですね。

 

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以後、暫時追加の予定

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