●お薬の注意事項【大丈夫?】



【例題1】家族の会話(1)

娘さんなんか身体がだる〜い・・・!風邪ひいたみたい。

お母さん、風邪薬ない?

お母さん

・・・ちょっと待ってね。探してみるから・・・



お母さん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あったわよ。

・・・ちょうど先月お父さんが○○クリニックでもらってきたのよ!・・・

少し、余っているからちょうどいいわ・・・!

娘さん

大丈夫かなあ?

お母さん

大丈夫よ! まだ新しいから・・・。



【例題2】家族の会話(2)


娘さん


ないなあ、確かこのあたりに入れておいたのに・・・。

お母さん

・・・・・・・・

何探しているの・・・?

娘さん・・・お薬のサンプル!・・・

・・・何年か前に○○○ドラッグでもらったのよ・・・

・・・あった! 1つだけ、残っていたわ・・・

よかった!

お母さん

大丈夫なの!見た感じ少し古そうよ!

娘さん

大丈夫よ!サンプルだから・・・。



お医者さんは、患者さん一人一人の状態から診断してお薬を処方されます。【例題1】の場合、新しいから大丈夫って言っていますけれど、先月のお父さんの症状と、今の娘さんの症状は同じなのでしょうか。

さらに、もし、お父さんが風邪の他にも何か別の症状で○○クリニックにかかっていたら・・・?

誤ってそのお薬を服用してしまうことにもなりかねません。

その他にも、いろいろなことがありますから、家族だから、もったいないからといって、他の人のお薬を飲むことは危険です。

市販薬の場合、ご家族で服用することが可能なものが多いですが、効能・効果、用法・用量、保管方法、使用期限には十分注意して下さい!


薬局(薬店)などでサンプルを集めることが好きな方って多いですよね!

でも、そんなに集めてどうするの・・・?

もらったサンプルはきちんと保管していますか・・・?

お薬のサンプルといっても、その効能・効果、用法・用量、保管方法、使用期限は全く同じです。

このことを怠るととても危険なことになります。

お薬は必要なときに・・・!むやみに集めるのも考えものですね。

【例題2】の場合、このサンプルの保管方法・使用期限がもっとも気になりますね!

それから、サンプルといえども他のお薬との相互作用には十分注意して下さいね。

(特に高齢者など、いろいろなお薬を服用されている方の場合、要注意!)

・・・タダほど怖いものはない・・・なんてならないように・・・!


お薬の成分


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