※みなさまの健やかな毎日をお祈りいたします。
病原体 | 特徴・感染源 | おもな症状 | 予防法 |
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サルモネラ菌 | 発生件数、患者数とも食中毒のトップ。5〜10月に多い。鶏卵、肉類、不潔なまな板など | 腹痛、発熱、頻回の下痢、吐き気、嘔吐 | 料理はじゅうぶんに加熱。とくに肉類、鶏卵 |
腸炎ビブリオ | サルモネラに次ぐ発生件数。7〜9月の夏場に多発。生の魚介類が主たる感染源 | 腹痛、発熱、水溶性、血便、吐き気、嘔吐 | 食品の低温保存。夏場の魚介類の生食はさける |
ブドウ球菌 | 季節を問わず発生。菌の毒素は熱に強い。手の傷口などから食品に菌が入り感染する | 腹痛、吐き気、嘔吐、下痢。潜伏期が数時間と短い | 料理をする人は、指の傷に注意 |
カンピロバクター菌 | 動物の腸管内に生息する菌。鶏肉、牛肉、豚肉などの食肉、ペットや害虫が感染源 | 頭痛、不快感、発熱、嘔吐、腹痛、下痢、血便 | 食肉はじゅうぶん加熱。ペットの便に注意 |
ボツリヌス菌 | 発生はまれだが、神経毒を出すので死亡率が高い。魚介類の発酵品(いずしなど)、酢漬け | めまい、頭痛、腹痛、吐き気、嘔吐、視力低下,全身の筋肉麻痺など | 加工食品を加熱や煮沸(80度で20分間)する |
ウエルシュ菌 | 仕出し弁当や給食で発生しやすい。魚介類、獣肉とその加工品弁当、調理済み食品 | 腹痛、下痢、ときに血便 | 調理したものは早めに食べる。時間をおくときは冷蔵庫で保存 |
強い感染力 | 特徴 | 対処法 |
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腸炎ビブリオやサルモネラなどの細菌は、10万個、あるいは1千万個という大量の菌が口から入らないと発症しませんが、O157はわずか100個程度でも感染し体内で増殖します。 | O157の特徴は、菌が大腸内で増殖するときに毒力の強いベロ毒素を出すことです。このベロ毒素が出血性大腸炎、溶血性尿毒症症候群、脳症などをひきおこします。 | 激しい腹痛や下痢になったら、すぐ、医師の診察を受けましょう。血液の混じった下痢があったら、急を要するので、夜中でも医師の診察を受けましょう。 |
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