【自分自身の最大のライバルは自分自身である】



自分自身の最大のライバルは自分自身である

自分自身のライバルは他人ではない・・・ということを、わかっているようでわかっていない人がいる。

他人のことが気になるということは、自分自身がその人のレベルまで、まだ到達していない・・・ということにもなる。

他人を観察し、あれこれとチェックし、それを自分自身の向上のために取り入れるのであれば・・・そのことは本人にとって価値ある有意義な時間であるかもしれない。

しかしながら、間違っても、他人を観察したり、あれこれとチェックし、その人のいない場所で、あれこれと話題に花を咲かせることだけは、避けなければならない。

何故ならば、その行為は自分自身のレベルがその人より劣っていることを自ら公表しているだけでなく、さらに自分自身のレベルを下げることにもなりかねないからである。



研修とは、自分自身のレベルアップをするために行うものである。そのレベルアップのために、いろいろな知識を参考にするのである。

お互いを比較する材料に用いるものではない。

ひとりひとりのレベルアップが結果として組織の大きな力、レベルアップとなるのである。

上司という立場の人が、組織の中に存在するとしたら、そのひとは、ときどき社員のレベルアップに役立つような参考資料を与えてあげ、社員の成長を温かく見守ってあげるべきである。



レベルはそれぞれ異なる。そのことは年齢的な場合もあるし、経験年数による場合もある。また個人の性格・個性・環境による場合もある。

一律に揃えることはできない。



一人ひとりの個性が最大限に生かされている組織は生き生きとしている。

”自分自身の最大のライバルは自分自身である ” 今一度この言葉の意味を再確認する。

この言葉をどのように感じるかもその人次第である。




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