登録販売者(とうろくはんばいしゃ)とは、医薬品の店舗販売業者等において、第二類および第三類一般用医薬品を販売する際に、必要となる資格(都道府県試験)です。試験は各都道府県にて、2008年8月前後から実施されています。ドラッグストアなど、薬局・薬店で一般用医薬品の販売を薬剤師とともに担います。
医薬品のリスク分類 | A.リスクが特に高いもの (第一類医薬品) 一般用医薬品としての使用経験が少ない等、安全性上特に注意を要する成分を含むもの。 (例)H2ブロッカー含有薬、一部の毛髪用薬 等 | B.リスクが比較的高いもの (第二類医薬品) まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの。 (例)主なかぜ薬、解熱鎮痛薬、胃腸鎮痛鎮けい薬 等 | C.リスクが比較的低いもの (第三類医薬品) 日常生活に支障を来す程度ではないが、身体の変調・不調が起こるおそれがある成分を含むもの。 (例)ビタミンB・C含有保健薬、主な整腸薬、消化薬 等 |
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購入者から質問がなくても積極的に行う情報提供 | 書面を用いて、適正使用のため必要な情報の提供を行わなければなりません | 適正使用のため必要な情報の提供に努めなければなりません | (法律上の規定は特にありません) |
購入者側から相談があった場合の応答 | 相談に応じて、適正使用のため必要な情報提供をしなければなりません。 | 相談に応じて、適正使用のため必要な情報提供をしなければなりません。 | 相談に応じて、適正使用のため必要な情報提供をしなければなりません。 |
対応する専門家 | 薬剤師 | 薬剤師または登録販売者 | 薬剤師または登録販売者 |