安曇野&松本 short trip
2000.9.15-17 Special thanks to OKAMURA

 

 中学校以来の友人が松本市内のホテルで厨房を任されることになったので、仲間と共に毒味し激励することにしました。上信越道、中央道と乗り継いで、一路長野を目指します。


 安曇野「ちひろ美術館」にて。絵本作家いわさきちひろの作品を集めたこの美術館は、絵本ルームやプレイルームなど子供連れに配慮された作りになっています。ハルも1枚1枚作品を指さしては、何かつぶやいていました。子供なりに感じるものがあるのでしょうか。美術館の敷地は公園になっており、恒例の水遊びに興じご満悦。


 美術館のすぐ隣にある「すずむし荘」にて昼食です。殿様あいかわらず上機嫌。食事の後は併設の露天風呂でヘナヘナ化します。ここでも大ハッスルのハルは初の「階段1人下り」を達成。安曇野にはこの他に共同温泉がいくつもあります。

 夕刻、ホテルにメンバーが集まってきました。大人11名に加え、今回は幼児3名が揃い踏み。

             ・(右)マッチ売りの少女・メグミ(1歳6ヶ月・♀)ダッチパワー炸裂(意味不明)
             ・(下)未来少年・リョウ(1歳4ヶ月・♂)夜ふかし隊長・オヤジの下ネタに少々疲れ気味。
             ・(左)ヨダレ星人・ハル(1歳5ヶ月・♂)和食とミニカーをこよなく愛す。口を閉じなさいって。

 


 さて、ホテル1階のレストランでお楽しみの夕食の始まりです。料理人岡村、割烹着にて登場!で一気に盛り上がります。
 「オレの料理人生の全て、いや、10%ぐらいを賭ける!」
と豪語していた彼ですが、果たしてそのお味は如何に。

 「欧風懐石料理」が厳かに1品ずつ運ばれてきます。しかし怪獣3匹が同席のこの夕食、タダゴトでは済みません。まずあいさつ代わりにメグミが灰皿を破壊、 体を仰け反らせひたすら泣き叫ぶメグミ。それにシンクロしたハル、
 「メシもってこいー!牛乳もってこいー!!」
と青スジ立てて吠えまくる!料理途中なのにホテルを飛び出しコンビニへ走る僕。レストランはあっという間に絶叫・号泣が飛び交うサル山状態! 厨房で淡々と料理を作っている(はずの)岡村にはもう見せられない修羅場に!
 しかし中盤を過ぎるとハルも落ち着きを取り戻し、我々もゆっくりと味わうことができました。「懐石料理」とはほど遠い大騒ぎになってしまい岡村には申し訳ないことをしましたが、美味しい料理を囲んで、みな楽しいひとときを過ごすことができたようです。


 翌日は上高地トレッキングの予定でしたが、天候不良のため乗鞍高原に行くことにしました。標高2700m・車道としては国内最高地点の畳平へ。おりしも台風17号接近で烈風吹きすさぶ中(またか・・・)、強引に記念撮影。しかし岐阜方面に下り始めるといきなりの晴れ!で絶景が広がります。さすがは有料道路。それにしても、高篠山に続き、風にはなにか縁のある我が家。


 さて、疲れた体を癒すには温泉しかありません。岐阜側の平湯温泉「ひらゆの森」でリフレッシュ。ここは露天風呂がいくつもありしかも低料金なのでオススメです。「湯の花」が漂う硫黄の温泉にハルは興味津々。


 あっという間の2泊3日、もう解散となってしまいました。1歳児を3人並べて記念撮影、

「キャーかわいい〜!」
「こっち向いてぇ〜!!」

・・・親バカ全開です。そして解散。大騒ぎだったけど楽しい週末でした。岡村君に感謝、です。