7月5日

ブリスベン国際空港に到着。オーストラリアは時差がほとんどないので楽である。ダーウィン行きに乗り換えである。
カンタスのカウンターがあったので、ダーウィン行きのチェックインをする。なんで成田でいっぺんに出来ないのだ?国内線の乗り場までは遠く、電車に1駅乗らなくてはならないようだ。不便だ。インフォメーションに行ったら切符が買えた。1駅で9A$っつーのは高いな。しかしよく考えてみたらこれが日本の場合、海外から日本に来て国内線に乗る場合って、成田から羽田まで移動するの?????げー。最悪だ。これくらい我慢しよう。

再び4時間ほど狭い機内ですごし、ダーウィンに到着。オーストラリアやニュージーランドは食べ物持ち込み厳禁。入国はすごい厳しい。旦那はニュージーでせんべい持った日本人のおばちゃんが即没収されるのを見たらしい。私の鞄がひっかかった。なんだなんだ?「これは君がパッキングしたものか?間違いないか?」としつこく念を押されるので、「なんなんだよ、誤解をまねきそうな粉末の風邪薬は家においてきたし、他にヤバそうなモノは何も入ってないハズだよ・・・。」とかなり不安になる。(過去には こんな 事件も起きているのだ。とっても怖いでしょ?)
だが問題になっていたのは、ハルのブロック入れであった。「これは息子のトーイだ。」と中を見せると、係りのおっちゃんも笑いながら「おーお菓子かと思ったよ。」とあっさり解放してくれた。あーよかった。

さすがにここまで来るとマイナーなようで、全然日本人がいません。(結局この日から4日間ほど、全然日本人見なかった。こういう海外も今時めずらしい。)ハーツのオフィスに行って、メールをコピーした予約書を見せる。聞き取りの難しい保険の項目は、最近は日本語の説明書を置いてある事が多いのでそれを見せてもらう。ハルのジュニアシートも無事装着されていた。車はカローラ。カカドゥは4WDでしか行かれないスポットもあるんであるが、おそらくかなりの悪路だと思われ、どーしてもそのエリアに行きたければツアーを利用すればいいので、普通車にした。(実際普通車で問題なかった。)

ダーウィンの市街地を出てしばらく走ると、Arnhem Highwayに入る。カカドゥまではひたすらこの道を一直線である。乾燥した土地に永遠に道路が続いているような景色が続く。本日の宿は空港から50キロくらいの町、Humpty DooにあるB&B。コテージ1棟を貸しているタイプの宿で、冷蔵庫には朝食分のパンやジャム、牛乳、コーヒー、卵などが入っていた。キッチンもついていて食器もそろっている。これで一泊7000円くらいだった。(3人でね)

近くのスーパーで買い出しして、今夜は自炊することにした。スーパーに出撃し、米、醤油等を買う。だいたいうちの旦那は何処にいっても和食を欲するタイプの人で、洋食が続くと死にそうな顔になっていくのだ。いつもなら日本からインスタントのみそ汁などを持って行き、夜中にすすってホっとしたりしているのであるが、オーストラリアではそうはいかない。旦那はキャンプで鍛えた「鍋でおいしい米を炊く」という技術にたけているので、この日は「koshihikari」を炊き、肉を焼き、夕食とする。

この日は宿のご夫妻の孫達が5人くらい遊びにきていて、ハルは興味しんしん。奴はホントに子供が好きで、あまり人見知りもせず一緒に遊びたがる。英語は全くわからないのであるが、10才4才の男の子女の子と一緒に遊んでもらいだした。日本語を話すのは恥ずかしいのか、全く無言で遊んでいるんであるが。
夜、空を見上げると、満天の星!天の川までバッチリ見えた。親子3人でボケーっと空を見上げる。

ブリスベン空港にて。これに乗って国内線ターミナルに移動。

B&Bにて夕食中。キッチンはかわいい!

ビデオの小さな画面にて、「ピーターパン」を鑑賞中。

つづく