世界有数の面積を誇るカカドゥ国立公園、世界遺産にも登録されている。行こうという話はずいぶん前から持ち上がっており、「一生のうちに訪れたい海外リスト」にもランクインしていた。ジャスパー(カナダ)、ニューカレドニア等の候補を押さえて当選が決まったのは出発の約1ヶ月前であった。

航空券

某旅行代理店HISにて購入。オーストラリア北部ノーザンテリトリーの州都ダーウィンまでは、ケアンズかブリスベンあたりで乗り継ぐのが一般的のよう。金曜夜発、木曜帰りという日程のためか、席はすんなりゲット。格安航空券で大人82000円、子供67000円くらいだった。
行き、成田ーブリスベンが8時間位、ブリスベンーダーウィンは4時間。
帰り、ダーウィンーケアンズが3時間、ケアンズー成田は7時間ほど。

ビザ

この国では短期の観光でもビザが必要。一人20$。もちろん子供の分も必要。これはETAという電子登録システムにより、WEB上で簡単に取得することができる(そのページはこちら)手数料はクレジットカードで引き落とし。しかし他の諸国では観光ビザ自体が廃止ないし形骸化しつつある昨今、単なるオーストラリア政府観光局の小遣い稼ぎという気がしないでもない。 ちなみに、旅行会社に手数料を支払えば(一人1500円と言われた)ビザは取ってもらえるとのことであった。
特に確認のメールも何も来なかったので到着するまで不安だったのだが問題なかった。パスポートを入国のカウンターで見せると、現地のコンピューターで参照できるようだった。

レンタカー

ダーウィンからカカドゥ国立公園までは約250キロ。赤の他人と行動を共にするツアーだと、子連れではペースが合わないし、心ゆくまで動物を見ることも出来ないので我が家の場合はレンタカーを借りることにした。これもインターネットで申し込み。今回はハーツ(こちら)にて予約。
チャイルドシートは4歳のハルには小さい可能性があったので、日本でいうジュニアシート(ただ上に座ってシートベルトをつける様式のもの)を日本の予約センターに電話してとってもらった。(現地では、ブースターと呼ぶらしい。)

宿

オーストラリアには街道沿いにモーテルもたくさんあるし、宿には困まらないのでは・・?という情報もあったが、国立公園内に至っては宿に限りがあるし、7月は乾季でハイシーズンということだったので予約していくことにした。
インターネットで検索。初日に泊まる宿はダーウィン空港からカカドゥの間、後は国立公園内で3泊予約を入れる。インターネットで出てきたフォームにそのまま書き込み送信し、メールにて確認が取れた宿と、ファックスで予約した宿とがあった。確認のメールやファックスはコピーして現地に持って行った。その方がチェックインの際、スムーズだったと思う。

実際現地に行ってみて・・・・。
今回は全てツインの部屋(コテージ形式が多かった)をとったのだが、公園内ではキャンプも一般的で、簡易キャビンもたくさんあった。もちろん値段もこちらの方がリーズナブル。ツインの部屋の弱点はキッチンがなく、自炊不可能だったこと。おかげでほとんどレストランで食事するハメになり、食費がかさむことに。(公園内の物価は高かった!!) それ以上に我が家の旦那と息子は日本食でないとダメな人達なので、自炊出来ないのは痛かった。
オージーの旅行客は滞在期間も長く、リーズナブルにすませようとする人が多いようで、キャンプ場はどこもにぎわっていた。

荷物

今回は荷物を最大限コンパクトにする必要があったため、全て機内持ち込み出来るようにした。
というのも、2年前のニュージーランド旅行で、今回と同じカンガルー印の某航空会社に預けた荷物を紛失されているので、「手荷物オール機内持ち込み」を前提としたパッキングが至上命題だったのだ。
オーストラリア北部のノーザンテリトリーは一年中夏の気候で、気温22度ー30度くらいとのことだったので、夏物を最小限持って行くだけに。もちろん、現地での日除け虫除け対策として長そで長ズボンは必要であったが。(実際、現地は湿度も少なくカラッカラで、洗濯物はあっという間に乾くので楽であった。)他には水着、浮き輪、ビーチサンダル、カメラや双眼鏡、薬等。4歳児のハルの持ち物としては、おもちゃを少々、おえかき帳、長めのお話の本を1冊。そして長距離フライトに備え、デジタルビデオ(画面は3センチ×4センチと小さい!)に「ピーターパン」「となりのトトロ」を録画して持って行った。
その他、バードウォッチングに欠かせないフィールドガイド(いわゆる携帯用野鳥図鑑)これは現地で購入。

その他

子連れ&妊婦ということで、万が一に備え医療用英単語を調べる。(こちらを見ました。) 
その他に、友人に教わったオススメサイトはこちら
イザという時に非常に役立つと思われます。小児科、産婦人科、耳鼻科、内科、外科などの問診票をプリントアウトし、お守り代わりに持って行きました。

購入したガイドブックーーー地球の歩き方 オーストラリア(しかしカカドゥに関する記述はほんの数ページであり、手荷物軽量化のために関係ない部分を除去すると、スカスカのガイコツみたいになってしまった。足りない情報はWEBで補完ということになった。)

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