みーはーすいせんの富良野

2001.9.15〜17

 北海道は何度か行っているが、富良野は初めてである。私は結構な「北の国から」フリークなので、出発前からワクワクであった。今回は片道10000円の航空チケットをゲットした都合上、行きはJALで帯広、帰りはJASで旭川というスケジュール。乗り捨て無料サービス実施中のト○タレンタカーをおさえて出発である。ハルは座席をけちって私の膝の上である。13.5キロになった今、多少狭くて辛いけど一時間の辛抱である。

 帯広を出ると一路富良野へ。忙しい旅なのである。六花亭にもよれないのである。(ちなみに帰りにおみやげに購入した六花亭のストロベリーチョコ新製品は、いちごを丸ごと1個ドライフルーツにしてホワイトチョコでくるむという離れ業で、いけてるのであった。)昔バイクで来た時に寄った幸福駅も無視。(ライダー仲間「浜就」のステッカーを貼ってきたが、まだあるだろうか?)狩勝峠を越え、いよいよ富良野である。朝8時半に家を出たのに、この時点で夕方である。長旅である。

 とりあえず富良野駅に寄り、情報収集。「北の国から」資料館は7月8月のみの営業で、見られなくて残念なのである。この日は「ハイランドふらの」という公共の宿に宿泊。
 チェックイン後に街の中の回転寿司に出かける。ハルは「しろいご飯」が大好きで、どこに行ってもそれを望むので、寿司屋では困るのである。今回は、「すいませーん、ご飯だけって出来ますか?酢めしじゃないやつ!」とお願いしたのだが、聞こえなかったらしく、ネタがのってない”ご飯だけ握り”が来てしまった。ハルは「すっぱいご飯はいやなのぉ」とワガママ全開。
 日中は暑いくらいで長袖を着た我々には拍子抜けだったが、さすがに夜は冷える。こうして一日目終了。

 翌日はさっそく麓郷へ。思わず例の主題歌を口ずさんでしまう。おお、まさに「北の国から」という景色が広がっている。定番スポット「五郎の丸太小屋」を拝見。その後、石の家へ。しかしまもなく撮影が始まるということで閉鎖中。来年の夏にTVでは最後になる「北の国から(遺言)」が放送されるらしいが、私のイチオシの正吉が出ないので、興味が半減どころかもう見なくてもいいやって気分なのである。

 これは「中畑のおじさん」の家ということになっている材木屋さん。こんな所も訪れる人が多いんであろう、ちゃんと撮影スポットが。

 これは火事で燃えてしまったハズの家である。とことん不幸になる黒岩家。駐車場には大型バスが何台も止まれるスペース。だがこの日は人もまばらで平和であった。

 ハルのリクエストにより、次はアンパンマンショップのあるふらのジャム園へ。2Fはやなせたかしの原画展、1Fはショップ。しかし世の中にこんなにアンパンマングッズがあるとは、驚きであった。

 ジャム園の先の展望スポットへ。ここも”富良野らしい”広大な景色が広がっている。個人的にはとても気に入って今日は一日ここでのんびりしていたいなぁ・・・と思っていたけれど、たまたま土日運行のSLが走っていることを知り、中富良野〜上富良野間の切符を買っていたため、ここを後にし、駅へ向かうことに。

 写真の看板は他にも「五郎が熊に襲われた場所」だの、「雪子おばさんが子供と歩く場所」だの、たくさんあるのである。

 SL企画は、電車小僧のハルを喜ばせるためだったのだが、実際にはSLを前にしてビビリまくり、でかい汽笛の音には爆泣き!まぁトーマスも怖がるし、どうも蒸気機関車はダメらしい。

 北海道を走るとサマになります。ちなみにお父さんは撮影係で、車で先回り。

 その後は十勝岳温泉へ。凌雲閣という宿の露天風呂は道内最高所にあるというのでさっそく入る。すいていた。この風呂からは、右の写真の景色が。すばらしい。ハルもご機嫌に露天風呂を堪能。

 下の写真はその後訪れた望岳台にて。やっぱり山の景色はええのう。しかしこの日のスケジュールは観光バスなみであった。周りすぎ!!富良野をなめていた。もっとゆっくり来たかった。

 この日は、去年まで川湯温泉でとほ宿をやってらした、岩見沢の知人のお宅に泊めていただくことになっていた。富良野からちょっと混んでいて、でも1時間半程度。北海道を走っていると関東との感覚の違いに驚く。1時間で走れる距離が違いすぎる。

 お昼近くまで岩見沢でゆっくりさせていただいて、その後けっきょく富良野に舞い戻ってまいりました。この日の昼食は「北時計」。シュウと純が語り合っていた店です。店の中にはTVシリーズのスナップ写真のアルバムもあったりします。

 旭川空港に向かう途中、美瑛の丘に。天気がいまいちだったため、残念であった。美瑛はやっぱり晴れていてほしい。

夜7時半の便にて羽田へ。そこから我が家までも長旅であった。帰宅は11時半。