そして僕は途方に暮れる 詞:銀色夏生 曲:大沢誉志幸 歌:大沢誉志幸

 「失恋ソングス」男性パート2曲のうちの1曲です。カップヌードルのCMに流れていた曲というイメージが強くて、詞を読んでみて、えっ、こんな歌やったんやと認識しました。
 付き合っていた彼女が、自分の考える選択をしなくて、別れることになるという歌なのでしょうか。
 「君の選んだことだから きっと大丈夫さ 君が心に決めたことだから」と潔く言っているかと思えば「そして僕は途方にくれる」だから、やっぱりそういう選択はしてほしくなかったけど、自分の口出しできることでないけど、でも、どうしたらいいの?って感じ。
 今はどうだかわからないけど、わたしの若い頃っていうのは、「女は男の範囲で生きていく」というのが、なんとなくあったような気がするなぁ。最初、京都にくるときには、何か言われた記憶ないけど、、東京へ行くときには、「何で行くの?」だったもんね。「何で、あんたの許可がいるんや!」と思ったものです。こんなふうに思うから「そして僕は途方に暮れる」なんでしょうけど。こんなふうに、わたしは結構、相手の気持ちを考えずに、自己主張して、人を傷つけているのかもしれないし、わたしみたいなヤツを心配してやろうという人がいることに感謝しないといけないんですけど。
 でも、この曲を聴いていると、オトコゴコロが全然、わからなくなってきます。彼女が、自分の考えている以上のことしたら、途方に暮れてしまうものなんでしょうか?
 失恋で悲しみのどん底にいってしまうということは、いやというほど経験していますけど、途方に暮れるって、そういえばないかなぁ。
 オトコゴコロ特有のものなのでしょうか。