7区から8区へは、1位駒大、2位日大(1分26秒)、3位山学(2分01秒)、4位大東(3分6秒)、5位東洋(3分7秒)、6位中央(3分32秒)、7位早稲田(3分51秒)、8位順天(4分56秒)9位東海(6分52秒)と中継されました。
駒大と山学は約2分の差ですから、松下くんが「普通に」走れれば、駒大の優勝は間違いないという差です。でも、そこが外国人ランナーの怖いところ、果たしてどうなるのかと思ってしまいます。日大の中谷くんも力のあるランナーだけれども、松下くんと比べるとロードでの経験や実績からすると、トップをうかがうことは難しいのかなという位置でしょう。
松下くんは最初2分47とかなりのペースで入ったけれども、次は2分58秒と3分を少し切るタイムになりました。モカンバくんは襷が渡ってから、いきなり2分35秒というすごいペースで、まずは日大の中谷くんを抜くのは確実。2.8キロ地点で、中谷kむんを一気に抜いて行きました。さらに2キロほどいって、モカンバくんと中谷くんの差は15秒とひろがりました。
シード権のかかる6位、7位は中継所で19秒あった差を、早稲田の後藤くんが一気に縮めて中央の池田くんとの並走が続きました。(この並走はゴール手前1キロくらいまで続くらしい。)
松下くんあh5キロを14分30秒、モカンバくんは5キロを13分50秒と、2分近くあった差を1分20秒にと詰めたけれども、最初の猛追の影響か、5キロ以降は差を詰めることはできませんでした。モカンバくんはその後、3分ペースくらいなので、松下くんの背後を脅かすところまではいかなかったようです。一方、松下くんは、前半で抑えたせいか3分を切るペースを維持しながら軽快な走りです。
ゴールまであと7.9キロという渡会橋では、駒沢、山学(1分17秒)、日大(2分3秒)、大東(3分10秒)、東洋(3分40秒)、そして早稲田と中央(4分27秒)です。大東の山脇くんは、中継では東洋の北岡くんとほぼ同じくらいだったけれども、一気に突き放して30秒差です。後藤くんと池田くんの並走は続きます。後藤くんより池田くんのほうが余裕がありそうに見えて、明らかにどこかで仕掛けようと狙っているように見えました。そして17キロすぎで約11キロの並走状態から、池田くんがスパート。後藤くんを引き離そうとするけれども後藤くんは離されないようにさらに並走していったようです。(今後の展開は映ってなかったのでよくわかりませんが、最後の1キロくらいでは後藤くんが9秒くらいの差で池田くんを引き離したようです。)池田くんの走りは、そんなに悪いようには見えませんでしたが、後藤くんを振り切ることはできなかったようです。
順位は、駒大、山学、日大、大東、東洋、早稲田、中央、順天、法政、東海、京産、神奈川、第一工、徳山、帝京、立命館、四日市、愛知工、鹿屋、広島経、福岡大、名古屋商、東北学院、信州、札幌学院の順でした。
最終区の区間順位は、モカンバくん、土井くん(法政)、松下くん、原田くん(神奈川)、山脇くん、北岡くん(東洋)、後藤くん、中谷くん、池田くん、三原くん(順天)とやっぱり箱根組が占めてしまうんですね。
ほとんどの大学がゴールテープを切って、熱田から伊勢路での熱い駅伝は終わりました。
このあとは、大東大の関係者の方のご厚意で、昼食をご一緒させていただいて、祝勝会にも参加させていただきました。
駅伝とは直接関係ないですけど、その後のこともこのあと書きたいと思います。