今年のニューイヤーはチームでなく個人を、箱根駅伝はＨ大の応援と決めており、家外と二人の関東ツアーに向け準備してきました。
仕事は正月も関係ない業種ですが、３日間のため、１１月から代務もこなし、出発前はハードな勤務で少し疲れていました。
３１日は新前橋に泊まりました。
泊まったホテルは、山陽特殊製鋼と大塚製薬の宿泊所になっていました。山特は居住する県であり、選手の皆さんはよく知っていました。その選手と一緒に食事や入浴を行いましたが、声をかけることは遠慮し、翌日の健闘を期待しました。
１日は応援する、ＮのＵ選手、Ｈ大卒のダブルＴ選手の区間配置を確かめ、応援場所の決定をしました。私たちは電車での追っかけなのですが、あそこはＪＲ・東武ともに本数が少ないので苦労します。
また、家外は「ゴールは絶対に観る」という人なので、１区と５区に決めました。
１区のＵ選手は息子の高校の同級生ですが、なぜか、本番の直前に怪我・病気のため、都大路・箱根を走ることは出来ませんでした。卒業後、非常勤講師やアルバイト等をしながら走っていました。その結果、昨年Ｎに入社しました。
彼はラストに課題があると思い、ラスト１kmあたりの高崎で応援しました。ラジオやTVの途中経過で大健闘しているのは分かっていたので、姿が見えたときは二人でおもいっきり声を張り上げ応援しました。苦労してきただけに、まずまずの結果を残せたようで、二人で喜び、本当に嬉しかったです。
ゴール後に祝福すると、「応援はすぐに分かり、もう一頑張りと思ったが、いっぱいだった。高校の後輩にやられて残念」と言いつつも、嬉しそうでした。
１区のあと、５区の太田に行くためすぐに駅にとって返し、JR・東武と乗り継ぐ予定でしたが、運悪くJRが遅れて、伊勢崎での接続がうまくいかずに立ち往生してしまいました。私たちと同じような方が他にもおられました。困ったなと思いながら、６区の桐生市役所に変更しようかと思っていたところ、「太田に行くのならタクシーで一緒に行きましょう」と声をかけて下さる方がおられ同乗しました。車中いろいろと話をしましたが、地元の方で「遠くから来て下さったのにお気の毒に」と同情して下さり、代金を受け取ろうとはなさいませんでした。これもなにかの縁かもしれません。
肝心のT選手ですが、調子は戻っているのだろうか？という私たちの心配をよそに、元気に走っていきました。その姿を見て大丈夫だと確信しました。結果も区間賞の快走でした。ここには、高校の先輩も走っておられ、元気に声援を送りました。その後、前橋に戻り、県庁前のゴールに設けられた応援席で、TVモニタを観ながら、優勝のコニカをはじめ、各チームのゴールを観ました。
２日、３日の箱根駅伝は応援場所も決めていたのですが、ここでは書けない恥ずかしいハプニングが起こり、せっかく東京まで行きながら、TV観戦という情けない事態になってしまいました。
という訳で、箱根駅伝の観戦記は省略します。
以上が、本当にいろいろあった２００３年の関東応援ツアーでした。