プロローグ

 兵庫リレーカーニバルというのは、2日間行われます。1日目はリレーの予選が中心で、他に跳躍や投擲種目。2日目がリレーの準決勝をから決勝、グランプリ種目も行われます。
 そこで、「グランプリ」って何なんだろう?という疑問が、、、、ちらほらと。わたしもよくわかっていないので、プログラムから抜粋してみたいと思います。

 日本グランプリシリーズの指定大会というのがあって、クロスカントリーは、2月と3月の千葉と福岡。室内陸上は2月の横浜。サーキット陸上が、4月の兵庫、織田記念(広島)、5月の水戸国際、7月の日本選抜混成と南部忠平記念(札幌)、10月の群馬、そして6月の日本選手権です。
 出場資格はそれぞれ、日本陸連の標準記録をクリアしているもの、、主催競技協会が承認した者となります。
 そして「グランプリ種目」というのがあります。上記の指定大会で強化費を支給する種目を「グランプリ種目」といって、日本国籍のものにしか支給されないのですが、順位強化費、記録強化費、大会強化費というのがあるそうです。
 よくわからないですけど、そういうことだったそうです。

 さて、大会2日目は午前10時に競技開始ですが、最初は小中学生の短距離やリレーの準決勝がほとんどなので、12時45分の中学男子3000メートルに間に合えばいいという感じなので、朝はゆっくりと家を出ることができました。丁度、お昼にかかってしまうので、昼食を調達しなければならず、あれこれ考えて、結局、家でおにぎりを4つ作ってもって行きました。そのおにぎりが美味しいわけではないけど、競技場でお弁当を買っても、いまひとつのような気がしたもので、そうしました。気持ちに余裕があるときは、そうやって自己調達することにしています。
 準備したものは、その他に防寒、防雨のグッズです。ちょっと大仰と思えるくらいが丁度いいことはわかっていたので、ズボンの中は陸上用のロングタイツをはいて、防雨のためにオーバーズボン、ディバッグが濡れないような袋、雨具も2重、3重に準備して、それから「観戦グッズ」の記録表。この記録表は花子オリジナルで、周回ごとのラップと順位を記入するために作ったものです。
 そんなふうに思いと一緒に荷物もいっぱいもって、9時すぎに家を出ました。
 JR稲荷までは2キロほど。20分もあれば歩いていけます。9時34分の奈良線に乗って、9時47分の神戸線に乗れば、11時台に競技場に着くことができます。ラッキーなことに、京都から座れたので、三宮までの45分を快適に過ごして、地下鉄に乗り換えました。三宮はよくマラニックや納会ランの起点にしているので、迷うことなく地下鉄に乗りました。
 地下鉄で神戸新聞を買って、今日の大会の予習をしておきました。
 欠場情報が載っていて、兵庫リレカに関する記事をみているだけであっという間に競技場前の駅に着きました。駅の名前は「総合運動公園前」だったかな?
 駅から5分ほど歩いて、入場門へ。前売りを買っているので、1000円で入れてとってもトクした気分です。前売り1000円、当日1600円って、ちょっと差をつけすぎではないかなと思うのは、わたしだけでしょうか。
 そしてプログラムを買いました。プログラムには「抽選くじ」がついているのですが、わたしはこの抽選の結果をみたことがないのが今でも心残りです。14時くらいに発表するということらしいのですが、なぜかその場面には、遭遇できていません。
 わたしの定位置は、第1コーナーをまわってすぐのところ。この雨ですから、競技場はガラガラ。(雨降ってなくてもガラガラなんですけどね。)そこにシートを敷いて観戦準備。さぁ、今日も1日カンバローってな感じです。11時過ぎのことでした。
 4×100の小学生、中学生、高校生の準決勝が順に行われていました。
 それを観ながら、少し早いけれど、おにぎりを食べたり、プログラムを読んだりして過ごしていました。
 そのとき雨はほとんど降っていなかったので、このままもてばいいんだけど、と思いながら、競技場の風を感じ、雰囲気を感じていました。
 ちょうど、わたしが座っている斜め前で、中学女子の走り高跳びの決勝をしていました。選手のひとりのユニホームをみてびっくりしました。オレンジのパンツにライトグリーンのシャツ。この組合せは、、、、そのままやん!という感じです。どこの中学か注意深く聞いていると、「稲美北中学」でした。稲美北中とライトグリーンはなにかご縁でもあるのでしょうか。

 まわりに報徳学園の子たちが集まってきてなぜかなと思ったら、男子中学生の3000をみるためでした。出身中学の生徒さんが出るのかなぁーなどと思いながら、その様子も含めてみていました。日本の中学記録というのは佐藤悠基くん(清水南)が2001年に出した8分24秒。佐藤くんといえば、去年の都大路の3区で西脇工の稲垣くんとデッドヒートは記憶に新しいです。兵庫の中学記録は石本くん(8分31秒)、大会記録は中安くん(8分49秒)と、やはり中学からビックネームだったんですね。知っている中学生がいるわけでもなく、なんとなく観ていました。

 次に高校・一般女子の3000。これは次ページにレース経過を書きます。

 3000が終わったくらいに、電話が鳴って、ikanagoさんと合流しました。
 合流というより、わたしのいるところに移動してきてくださいました。
 合流後もたびたびあったのですが、ikanagoさん、とにかくお知り合いが多く、何度もいろんな方にご挨拶されていました。

03 兵庫リレーカーニバル