女子5000

 去年の女子5000は福士さん、渋井さんが出てられて、渋井さんは外国のレースで1万の記録を出されたり福士さんも5000の日本記録更新かと思われるような時期だったので、そう比較するとちょっと寂しいエントリーといわざるを得ません。中山さんも市川さんもDNSだし。あんまり書くと、走った選手に申し訳ないですね。
 そのなかで注目選手は、織田で快走したデオデオの藤井さん。それと日高高校から三井住友に入られた橋本歩さんでしょうか。

 最初の1周77秒。2周目から大越が先頭を引っ張ります。大越、藤井、ワジング、小鳥田、大平、マロット、  橋本、ダルボッシュ。小鳥田が後ろから前のほうに出て3番目に。ルーマニアのタルボッシュがすでにおくれかけてきます。2周は2分29秒、1キロは3分6秒。
 4周目から小鳥田が先頭にでて、しばらく(3周)は小鳥田がひっぱります。すでに遅れていたタルボッシュに加えて橋本も集団あkら5〜6メートルはなれていきます。大越は、2番目といってもアウトのほうから積極的に前をうかがっていました。集団にはあまりうごきがなく、ダルボッシュ、橋本が完全に離されていきます。3周は3分43秒、4周が4分55秒、2キロは6分11秒とペースは落ちています。
 次は大越がまたしばらくひっぱります。以下の動きは同じように、大越、ワンジク、藤井、マロット、小鳥田、大平、そして8秒離れてタルボッシュ、18秒離れて橋本。7周は7分27、8周は10分、9周は11分秒。4キロは12分35秒でした。
 残り3周になって、でてきたのがワンジク、マロット。次に大越、藤井。次に大平、小鳥田の6人。小鳥田が前をうかがってそのあと、大越に並びます。2人、2人、1人、1人という順で、マロットがラストスパートでワンジクをふりきりました。大越が積極的に前でレースをしたのと、大平が落ち着いたレースをしたように思います。

3 19 レア・マロット MALOT,Leah KEN
ケニア
15:32.45
2 4 22 ジェーン・ワンジク WANJIKU,Jane KEN
神奈川・パナソニックモバイル
15:32.62
3 5 69 大越 一恵 OGOSHI,Kazue JPN
大阪・ダイハツ
15:33.85
4 10 78 大平 美樹 OHIRA,Miki JPN
東京・三井住友海上
15:34.66
5 7 60 小鳥田 貴子 KOTORIDA,Takako JPN
広島・デオデオ
15:36.35
6 9 77 藤井 裕美 FUJII,Hiromi JPN
広島・デオデオ
15:39.19
7 2 33 ルミニタ・タルポシュ TALPOS,Luminita ROM
ルーマニア
16:10.31
8 8 52 橋本  歩 HASHIMOTO,Ayumi JPN
東京・三井住友海上
16:25.04