世界陸上、テレビ観戦記 寄せられた意見をもとに

そこにインタビュアーが「次の目標は?」と、結果はどうであれ明るく次の目標を語れる多くの選手に向けるのと同じ質問をしたので、観ていた私はブチキレました。
世界陸上が始まるまで番組宣伝では清水選手の置かれた状況を語り、視聴者を引きつける材料にしておきながら、現地のインタビュアーが無神経な質問の仕方をする。どういうこと?と思いました


という書き込みをme-chaさんよりいただきました。
この点は、パリでは日本でどのように放映されているのかつかめていないという部分があるかもしれないですが、豊田アナはTBSの方でしょうから、それは理由にはならないですね。
余談でも触れましたが、選手のおかれている状況や試合内容によって「次の目標は?」と一律に聞けるものではないはずなのに、そういう配慮はまったくされていませんでした。
インタビューは難しいですけど、それをやるのが、スポーツを伝えるテレビ局の仕事なはずです。かなり研究が必要ではないかと思います。

そういえば、世界水泳のインタビュアーも今ひとつと思いましたが、豊田さんのインタビューに比べたら、随分とよかったのではと思います。
それから、世界水泳では、金メダルの瞬間に、日本のスタジオを映して、松岡さんや優香が単に一般人として狂喜するところを放映していました。TBSはそれをやらなくて、わたしはとっても安堵しました。

3人での写真撮影については、3人だけのせいでなく、日の丸の手渡しを含め、周りの方たちの配慮が足りなかったような気がします。

補欠問題は次のように考えます。
花子さんが指摘されているようにwebでの公開は問題がありますが、「補欠制度」にも原因があるように思います。
そこで
@団体戦のためと思われるが、なぜマラソンにだけ必要なのか?
Aチーム(選手団)として、故障等の報告について意思統一と指導性を明確にする
B効力期間の再検討
等を考える必要があると思います。

私は、補欠選手の調整や実業団中心の現状を考えると、補欠制度は必要でないと思います。
選ばれた選手や関係者(補欠を含め)は最善の努力をしているのですから、そのほうが「スッキリ」すると思います。


ikanagoさんより、書き込みいただきました。
わたしも「3人での写真撮影」は、イメージが悪いということをスタッフが察知して、配慮すべきでなかったかということも考えていたのですが、書ききれませんでした。
まさにそのとおりで、スタッフの配慮に問題ありと思いました。

ロス五輪でアメリカのバレーボールの代表になられた、なんとかゼッターランドさんという方(名前失念)がオリンピック代表選手に選ばれたときから、メディアトレーニングを厳しくうけるということをどこかで書かれていました。メディアにどういう受け応えをするのか、代表選手としての自覚をもたなければならないということらしいです。メディアにどう対応するかによって、そのスポーツのイメージを左右するということかららしいですが、この点は日本はまだ未熟な部分かもしれません。

さて、マラソンにおける「補欠制度」については、言及していませんでした。(というか言及できませんでした。)前回の大会で松岡選手が、補欠ながら出場できたのは「稀なケース」という記述をみつけるのが精一杯でした。
ikanagoさんが@、A、Bと問題点を指摘されていますが、今回はAという点での不透明さがあったのかもしれません。
マラソンは5人の枠があって、上位3人で団体ということですから、あえて「補欠」が必要なのかという、単純なものではないかもしれませんが、やはり今のままでは、今後に問題を引きづっていくように思います。

                                                    9月14日

花子のノート