時刻は13時15分です。ようやくお目当ての中著距離長距離が始まります。この時間に間に合えばいいくらいに思っていたので、実は11時から競技場にいたのはおまけのようなものなんです。だって、午後9時までだから11時からだと10時間観戦になってしまうから。
13時前から、男子走幅跳の練習が始まっていました。ひときわオーラでまくっているのが、渡辺大輔さんです。たしか今年、同志社を卒業されてミズノに入られたと記憶しています。渡辺大輔さんのお名前は知っていましたが、お顔は知らなかったのですが、「ひとりオーラ」状態ですから、すぐにわかりました。
(3000SC)
この競技といえば、岩水くん(順大→トヨタ)が、世界陸上で決勝進出ということで、俄か人気がでてきたような気にはなっているのですが、どうなのかわかりません。これまでも岩水くん、内冨さん(中電)が競うレースでは盛り上がるけれども、それ以外ではあまりタイムもよくなくて、どちらかというと盛りさがっているのではという気さえしています。
内冨さんにだれがついていくかというところで、日産の榊枝くん、NTNの春田くん(順大出身)、泉さん(YKK)に注目でした。それから飛松くん(帝京→安川電機)もみてみたかったけど、DNSでした。
13時現在、26.5度、湿度40%と、サラッとしたいいコンディションのように感じました。
最初の2周までは、だいたい集団で、前のほうには内冨さん、春田くん、小宮さん(警視庁)。1キロですでに内冨さんが前にでて、後続とは1秒差。あとには、小宮さん、泉さん、加藤さん(トヨタ)、阿部さん(九電工)、榊枝くん。次の周回ではさらに2秒差で内冨さんが前に。2キロ(4〜5周目)ではもう7秒差。だれもあとを追う様子もなく、おもしろくもなんともない感じです。もちろん、内冨さんの活躍にケチをつけるつもりではないけど、でも、たとえば岩水くんが、ぶっちぎるレースなら納得できるけど、1キロが2分51、2キロが5分45(2分54)というタイムでの独走ですから。2キロでは、内冨さん、泉さん、加藤さん、片山さん(住電伊丹)、小宮さん、阿部さん、大藤さん(JR東日本)、榊枝くん、新妻くん(ENEOS)、村山さん(YKK)、中村さん(福岡県警)、春田くん、中西さん(大島町役場)、山根さん(柳河精機)、村山さん(大塚製薬)、伐栗さん(大阪府警)、荒川さん(山特)、村上さん(金沢自衛隊)。
さらに内冨さんは前にでて9秒差。後続も大きな順位変動はなく、そのままゴールでした。
ひつこく書くようですが、せっかくの3000障害が、おもしろくないレースでがっかりでした。岩水くんと並んで走るような選手がでてくることを願うばかりです。
いろいろ文句を言っても、やっぱり内冨さんの安定感は、素晴らしいです。
(J1500)
14時のグランドコンディションは晴れ、26度、湿度42%、風1.6メートル。相変らずサラッとしたいい感じです。
スタートリストをみて、知っている選手といえば、やはり関西実業団のときに見ている選手でした。四電の久保選手、山特の藤沢選手、大阪ガスの高橋選手、くろしおの山中選手です。
1500メートルの1周目に誰がトップを走るかということは、果たしてどれくらい重要なことなのかよくわからないのですが、まずは山口祐也くん(三菱重工長崎)、山中くん、高橋くん。1周目は67秒。次の周回は藤沢くんが前に、そして山中くん、高橋くん、末次くん(カネボウ)、山口勇太くん(NTN)、福島くん(安川)、山口祐、高下(中電)、久保くんで、2分12秒。久保くんが意外に後ろにいるとおもったら、次の周に前にでました。久保くん、山口祐也くん、山口勇太くん。ラスト1周で、久保くんがロングスパートして、そのままゴールでした。
(女子1500)
女子1500もなかなかの注目選手が集まっています。兵庫出身者としては、早狩さん(トーラス)、川島さん(UFJ)といったころで、これらの選手が先頭をひっぱりました。
終始、トップだったのは、早狩さん。その後ろに川島さん。そのあと橋本さん(日高→三井住友)、山崎さん(天満屋)。1周目は66秒と、男子ジュニアなみのタイム。2周目は2分15秒。ラストで川島さんがでて、残り100で早狩さんは4番目になりました。
あまりよく知らないのですが、男子の1500はわりと順位の変動が多いのにたいして、女子はそういうことはないのかもしれないです。男子の場合は、「あのときトップにいた選手が、ゴールではこんなに後ろになってる」ということがよくあるものですから。今回の女子はたまたまかもしれませんが、最初の順位がゴールの順位に対応していたように思います。
(男子200準決勝、女子200予選)
女子はエントリーが9名(8名?)以下になったので、予選は中止。男子の準決勝に関しては、どうだったか、あまり覚えていません。ごめんなさい。
(男子走幅跳)
表彰の場所と重なるため、中断しながら競技が進んでいました。それにしても随分と長いことやってるなーと思っていたら、25名もエントリーでした。ベスト8は7メートル50の攻防、そのあとは7メートル70を越えるかどうかということだったようです。富士通の稲富さんは、終始、安定していました。そういう目でみるからかもしれないけど、稲富さんもオーラでまくりでした。2位はミズノの田川さん。渡辺大輔さんは5位と、いまひとつでした。ちょっと痛々しい雰囲気がありました。