トラックでは女子の200の予選がなくなったけど、たぶん時間は変更なしで、次のリレーが行われたように思います。岡山県内の高校と中学の男女の4×100リレーが4つ。高校、中学そのものをあまり知らないので、とくに思いいれもなく、みていました。レース全体を見渡せて、フィニッシュラインがよく見えるところに座っていたので、1レースごとに楽しめました。
予定では15時30分から、世界陸上の入賞者の表彰式でしたが、時間がかなり遅れました。たぶん、男子走り幅跳びが終わるのを待っていたからだと思います。
実はこの表彰式、そんなに期待していませんでした。だって、まさかスエツグくんがきているとは思わなかったから。表彰式の準備がすすむにつれて、意外と盛り上がってくるスタンド。あれ、もしかして、これってすごいことではないの?と感じるようになってきました。わたしは正面スタンドに座っていましたが、そこにたくさんの人が集まってきて、最前列は立っている人がズラッと並んでしまいました。わたしは、上のほうにいたから、前で立っている人がいても影響ありませんが、3列、4列くらいの人は、前に立たれるとたまらないんですよね。しっかり視界がさえぎられるから。それを察知してか、場内アナウンスでは、注意を促していました。それも「立たないでください」という威圧的な注意でなくて、「みんなで入賞者をお迎えしましょう」という言い方で、とっても好感がもてました。また、その注意をされたら、すぐに立っている人が座り始めたマナーのよさは、驚きでした。岡山の観戦者の方は素晴らしいと思いました。大阪のグランプリでは、2年連続、とってもイヤな思いをしていました。大阪で世界陸上やらないほうがいいと、思うくらい彼らの観戦態度は最低でした。そういうのを知っているだけに、ほんとうに気持ちよかったです。
みんなが座ったところで、入賞者の登場。自ずと大きな拍手です。スエツグくん、野口さん、坂本さん、油谷さん、土江さん、朝原さん、山村さん(代理?)、田端さん。もし抜けていたらごめんなさい。室伏さんはいらっしゃいませんでした。野口さんは、スポーツウェアではありませんでした。ひとりひとりに賞状と副賞?を渡されて、その都度、大きな拍手でした。
いやぁ、なんか感動がよみがえりましたね。この表彰式は、期待をしていなかったけど、生スエツグくんを見れたし、世界陸上のワクワクをもう1度、味わえて、この表彰式がみれて、とってもよかったと思っています。遠いところまできた甲斐は十分すぎるくらいありました。
表彰式は遅れて始まりましたが、その後の競技は予定の時間で開始されました。
時刻は16時30分。観戦もようやく折り返し時間になりました。
(女子400H)
400Hといえば、吉田真希子さん(FSGカレッジリード)の日本記録を神戸ユニバでみています。4レーンが小坂田美恵さんというお名前で、400の小坂田くんの奥さん?と思ったけど、でも所属が東日本でチムニー大宮だから、どうなんだろう?と、そのときは思っていましたが、やはり小坂田くんの奥さんでした。同業種のアスリートカップルなんだ!と。朝原さんの奥さんは、シンクロの奥野さんなので、異業種アスリートカップルです。そしたら、伊藤浩司さんと鈴木博美さんは、短距離と長距離だけど、でも同業種?、こんなことはどうでもいいことなんですけど。
ハードルの場合は、だれが1位なのかわかりやすいので、その点は好きです。リレーなんかだと、トラックゆえ誰が先行しているのか、最後の直線にならないとわからないもんで、つい、蚊帳の外の人になってしまうのですが、400ハードルは大丈夫です。
レースは、吉田さんの格上の展開でした。気になっていた小坂田さんは2位でした。昨年の優勝は小坂田さんで、そのずっと前の1998年は鈴木美恵さんが優勝となっていますが、鈴木さんが小坂田さんになったのかまでは、わかりません。それから、所属が小坂田くんは関西、美恵さんは東日本というのもどういうワケなんでしょう。登録だけのことなんでしょうね。これもあとでわかったことですが、美恵さんは昨年3月にご出産されているそうです。ということは1才半の子どもさんがいらっしゃるということで、1才半といえば、たいへんな時期、それでも日本のトップレベルにいらっしゃるというのは、すごいことです。
(男子400H決勝)
予選3組から2着プラス2の8名で決勝です。中大職員の星野さんもプラス2の枠で決勝進出です。400Hといえば、タメスエくんです。(スエツグくんとややこしいです。)でもタメスエくんはエントリーしていなくて、鈴木の河村さん、デサントの吉澤さん中心のレースだったように思います。