4月24日 観戦記
 
 リレカは土曜、日曜の開催で、これまでは、土曜日はリレーや短距離の予選が主だったので、観戦は日曜日だけしていました。
 ところご今年はプログラムをみるとGP種目とは別に「一般男子1万」「一般女子5000」があるじゃないですか!でも、開催日は土曜日。ということは、土、日と2日も神戸詣でをしなければならないのは、ちょっと辛いですが、でも、1万には中大の野村くんがエントリーしているので、見逃したくありませんから、行ってきました。
 女子5000が始まる16時頃ははずせないとして、その前の高校生のマイルリレーもちょっと見てみたかったので、15時半頃に着くように京都を出ました。
 競技場についたら、丁度、5組をやっていて、わたしのお目当ての7組はまだだったので、ほっとしました。
 お目当ては、もちろん市尼。新聞報道によれば、今年はなかなかいいということなので、期待しています。
 同じ組には優勝を狙っている社も出てて、ずっと両者の争いで見ごたえがありました。予選なので、主力を出していないという可能性もありですが、そこまで読めないので単純に喜びたいと思います。明日も準決勝を突破して、各校の大きな声援のなか走ってもらえたらうれしいです。
 明日は、野球部が明石で神戸国際と試合しているので、応援はそちらに集中してしまうであろうことがちょっと残念です。

アシックスチャレンジ)一般女子5000
 結果
はこちら

 どういう展開になるのかほとんど予想できないままレースは始まりました。
 最初の1周は75秒、1キロは3分13秒、2キロが6分30秒(3分17秒)、2500が8分09秒と、15分台は厳しい感じでほぼ集団でした。2キロあたりで、2人がはなれました。先頭集団はノーリツの大山さん、山口さん、ワンジ(と読めばいいのでしょうか?)、グローバリーの斎藤さん、長尾さん。グローバリーの2人は先頭にでることはなかったように思います。スズキの松岡さんはつねに真ん中あたり。立命館の丸毛さんは、最初は前のほうでレースをすすめていましたが、途中、遅れていきました。(桂高校の出身で、中学時代から名前は存じていました。)。
 3キロは9分46秒(3分16秒)でこのくらいからノーリツvsグローバリーの5人の勝負となりました。(わたしの予想では、終始、後ろで様子をみていた斎藤さんが最後抜けると思っていましたが、違いました。)4キロは12分58秒(3分12秒)と少しペースがあがって最後は大山さんがトップでゴールしました。トップに出ることはありませんでしたが、スズキの松岡さんが5位でした。
 大学生になった稲富さんや、実業団の高橋さん等、欠場で残念でした。
 あと、印象に残ったのは、ワコールの監督(コーチ?)のゲキは相変わらず、力が入っていました。

アシックスチャレンジ 一般男子10000
 結果はこちら

 このレースも、参考記録が接近していて、展開が予想つきませんでした。
 ジェンガくんがペースメイクをするのかと思っていたけど、そういうレースではありませんでした。最初の1キロをすぎたところでジェンガくんが出て、そのまま独走で、2位集団での争いが主要なポイントになりました。
 28分24秒でゴールしたジェンガくんは、だいたい1周を65〜66秒、2位集団は67〜69秒、ときどき70秒での周回でした。(隣に富士通のコーチの方がいらっしゃって、松下くんのラップを告げられているので、よくわかりました。)
 1キロは2分45秒、2キロは5分29秒(2位集団は5分42秒)、3キロは8分16秒(8分32秒)。2位集団の先頭は、日産の小林さん、富士通の松下くん、山特の家谷さん。大学生の中東くんと空山くんも前のほうにいます。野村くんは集団のうしろのほうでした。(最初のほうであまり前のほうへいく様子にはみえませんでした。)日体の四辻くんが欠場で、これはちょっと残念でした。
 トップがジェンガくん、そのあと少し離れて、松下くん、家谷くん、エスビーの木庭くん、旭化成の佐藤くん、山特の安藤さん、佐川の清水智くん。(佐川の大家さんが隣の隣にいらっしゃいました。)清水くんが、トップにでることはありませんでしたが、終始、いい位置につけて最後までいいレースをされていました。大学生2人は、中東くんが集団の後ろのほうでしたが、空山くんは前のほうを維持していました。
 4キロは11分05秒(11分24秒)、5キロは13分56秒(14分18秒)、6キロは16分48秒(17分06秒)、周回は67〜68秒だったのが、終始69秒でした。
 2位集団は、佐藤さん、木庭くん(西工→旭化成→エスビー)、佐藤さんと木庭くんは旭化成でご一緒だった時期はあるのかなーとそんなことを考えながらみていまいした。この2人が少し前にでて3位集団ができるような感じでしたが、ここで松下くんが粘ります。(すぐ隣にコーチがいらっしゃったので、松下くんのレース展開が印象にのこりすぎています。コーチが声をかけるたびに、みてしまうものですから。大八木さんほどではないですが。)
 7キロは19分44秒(20分02秒)、8キロは22分40秒(22分59秒)。ジェンガくんは相変らず、2分55秒前後で独走です。1万メートルでは、もっとも苦しいところとアナウンスでは言っています。ここでどれくらい頑張れるかということなのでしょうが、ここで松下くんが頑張ります。先行の2人からはなされそうになりますが、コーチの「ここで粘れ、69秒でいけるぞー」というような言葉だったと思います。これでほんとうに離れかけていたのに、次の周回のときには、2位集団の後ろについてられましたから。
 9キロは25分34秒(28分53秒)、松下くんは粘って木庭くん、佐藤さんの後ろ。前の2人は、どちらが先行するでもなく、順番は随時、変わっていました。どちらが余裕があるのかわかりませんでしたが、木庭さんはどちらかというと、淡々と走る感じで、佐藤さんは、ガンガンと走る感じでした。最後はたぶん木庭くんのほうが強いのではという予想どおり、木庭くんが抜けて2位、3位は佐藤さん、4位に松下くん、そして5位は清水くん。清水くんは、ラスト1周のとおろで見事な切り替え、ガンガンとスパートして抜かしていかれました。清水くん、強くなったよねーという印象です。佐川でいい練習ができているのでしょう。
 それで、わたしにとって肝心の野村くんですが、3キロくらいまでは集団の後ろのほうで、それ以降、9分40秒くらいのところで少し集団から離れました。その後も周回は75秒くらいまで落ちていましたが、急激に落ちるでもなく、淡々です。先に遅れていた大塚製薬の千葉さんにも抜かれてしまいました。えー、どうなんてんのーという気持ちもありましたが、なぜかあまり心配していないわたし。ゴール後の雰囲気も特別にきつそうな感じでもありませんでした。「○○はこんな感じなので大丈夫ですよ」(○○は個別お問合せください)ということで、みているわたしも落ち込むこともありませんでした。同じチームの家高くんは、レースが終わると、落ち込んでたそがれてしまう傾向にあるようで、一方、野村くんは好対照なのかもしれません。
 終わってから、松下くんが隣のコーチのところにこられていました。コーチは「だれもひっぱらないからきつい」というようなことを言われていました。
 その他、気づいたこと。坂斉くんがエスビーのユニホームでしたが、木庭くんとちがって、白でした。白といえば、中大かホンダかって感じで、最初はあれ〜、だれ〜?状態でした。
 それにしても寒かったです。

兵庫リレカ 
花子のノート