日本ジュニア
                     2004年6月26〜27日 於 神戸ユニバ記念

男子5000
 エントリーは13名。いつも観ている5000のレースとは人数が違うので、じっくり見れそうと思ったら、そういうわけにはいきませんでした。一度にたくさんの選手の動きをみるのは、やはり難しかったです。

 藤原くん(中大)は、スタート後すぐに先頭に。横に並ぶような感じで13人の集団で動いていました。1キロは2分52秒。
 1キロをすぎたところで、北村くん(日体大)が前にでます。
 北村くん、佐藤秀和くん(仙台育英)、藤原くん、藤森くん(早稲田)が前に2列くらいにいました。先頭を引っ張るのは、北村くんです。2キロは5分45秒
 前から順に、北村くん、佐藤秀和くん、藤原くん、藤森くん、小野くん(前橋育英)、松下くん(埼玉栄)、石橋くん(早稲田)、佐藤悠基くん(佐久長聖)。
 2.5キロを過ぎたあたりで、小野くんが集団の前にでます。小野くん、北村くん、佐藤秀和くん、藤原くんで1周くらいいきますが、3キロすぎで再び北村くんが前に出ました。3キロは8分44秒
 そして、集団がはじめてばらけて、山本くん(山学)と石橋くん(早稲田)が集団からはなれていきました4キロは11分38秒。
 前から北村くん、佐藤秀和くん、藤原くん、小野くん、佐藤悠基くん、サムエル・ガンガくん(世羅高)、松下くん、森くん、藤森くん、伊藤くん(仙台育英)、松岡くん(龍大)、山本くん、石橋くんの順。(小野くんがもう少し後ろで、松下くん、森くんのあたりだったかもしれません。) 4キロは11分38秒。
 4キロをすぎて、残り2周あたりから集団がさらに動きだします。5人くらいが遅れて8人の長い集団になります。藤原くんはたぶん、残り600くらいで離れたように思います。
 ラスト1周あたりで、佐藤悠基くんが前にでてスパート。ガンガくん、森くんも前にでますが、バックストレイトでは佐藤悠基くん、佐藤秀和くん、北村くんの順で、スパートする佐藤悠基くんを追いますが、追いつくような感じではなく、北村くんは少しはなされる感じで最後まで行って、佐藤悠基くんは1位を確信しながら余裕のゴールでした。

(結果) 1位 佐藤悠基(佐久長聖高) 14分14秒63
     2位  佐藤秀和(仙台育英高) 14分14秒92
     3位 北村聡(日体大)      14分14秒92
     4位 森誠則(諫早高)      14分17秒85
     5位 藤森憲秀(早稲田大)   14分19秒20
     6位 伊藤和一(仙台育英高)  14分23秒34
     7位 松下朋広(埼玉栄高)    14分25秒09
     8位 藤原章生(中央大)     14分31秒18
     9位 小野裕幸(前橋育英高)  14分33秒20
     10位 松岡悟司(龍谷大)     14分34秒89
     11位 山本真也(山学大)     14分44秒50
     12位 石橋洋三(早稲田大)   14分46秒56
         サムエル・ガンガ(世羅高)14分20秒82


 佐藤悠基くんは、集団の後ろのほうにいたのか、あまり動きはわかりませんでした。「悠基くんがいる」ということはわかっているので、確認しようとしましたが、やはり藤原くん、北村くんのトップ集団をみてしまうと、うしろまで目がいきませんでした。
 13人という少ないエントリーなので、もう少しマシなレポートをしたかったのですが、こんなもので申し訳ありません。

 明日もまた、頑張ります。

3000SC

 26.5度、くもり、73%。くもっていたせいか、それほど暑く感じませんでした。
 スタート前に有力選手の紹介があって、インターハイやインカレでの成績がアナウンスされます。
 紹介されたのは、早大の駒野くん、小島くん、惟信高の天木くん、中大の森宗くん、法政の下河原くん、国士舘の長谷川くん。
 桃高の河原井くんのアナウンスを期待したけど、ありませんでした。そういえば、まだ全国レベルの大会は走られていませんでした。

 スタートしてすぐ駒野くん、天木くん、森くんが集団の前のほうに。河原井くんは9番目くらいとやや後ろでした。スタートしてすぐに豊川工の青田くんがすぐに1人、おくれていました。
 集団のなかでは、駒野くん、森宗くん、天木くん、山本くん(須磨友が丘)、菊池くん(亜細亜大)、小島くん、河原井くん、長谷川くん、渡辺くん(京産大)、篠塚くん(豊川工)、三輪くん(星稜高)の11人、下河原くんが少し離れて、さらに青田くんが離れています。1キロは2分58秒。

 集団で進んでいて、とくに前のほうがあげているわけではないけれど、少しずつ後ろの選手が離れていきます。三輪くん、長谷川くん、篠塚くんもはなれて、前が7人の集団になります。
 集団のなかはあまり変化はありませんが、先頭が天木くん、森宗くんになって、駒野くんは3番手になります。河原井くんは少し、前のほうにでてきました。2キロは6分4秒でトップは森宗くん

 森宗くんがしばらくトップを走っていましたが、残り2周で河原井くんがトップにでました。7人の集団から河原井くん、森宗くん、菊池くんが前にでて、間もなく河原井くんと森宗くんの2人が先頭です。
 ラスト1周で、河原井くんが明らかに切り替えてスパートをして、バックストレイトでは先行していきます。森宗くんはしっかりついていて、残り200、第3コーナーをまわったあたりから再びトップにでてラストスパート。ホームストレイトでも、河原井くん、なんとかつこうとしますが、森宗くんはあぶなげなく1位でフィニッシュでした。

 河原井くんは先週の近畿インターハイ予選で9分4秒で大幅に自己記録を更新していました。先週はとっても暑かったので、もう少し条件がよければと思いましたが、まさにそのとおり、また自己新、そして目標にしていた9分切りを達成しました。
 インターハイでは、全国優勝も射程内だと思います。是非、がんばってほしいと思います。
 桃高の子たちとは、帰りのJRが同じでした。ちょっと混んでいて座るところがなかったけれど、みんな教科書を出して、勉強していました。もうすぐ試験なんでしょうね。制服での移動も学校の方針なのでしょうか。

 森宗くんは、持ちタイムからすれば当然のレース展開ということになるのでしょうか。
 途中、河原井くんと並ばれたときには、どっちを応援したらいいのか迷うくらいのシーンでした。
 終始、落ち着いたいいレースだったと思います。世界ジュニアでは、思い切ったレースをしてほしいと思います。

 3000scが終わった頃に少し、陽射しが強くなっていて、蒸し暑さを感じました。
 レースが終わるまで、晴れるのを待っていたようで、コンディションにも恵まれたと思います。

 1位 森宗くん   8分56秒72
 2位 河原井くん 8分58秒58
 3位 菊池くん  8分59秒47
 4位 小島くん  9分05秒51
 5位 篠塚くん  9分08秒88
 6位 天木くん  9分10秒94
 7位 駒野くん  9分13秒09
 8位 三輪くん  9分13秒86

花子のノート