兵庫リレーカーニバル 1日目

 一昨年までは2日目のみの観戦でしたが、昨年より「アシックスチャレンジ」が行なわれるようになって2日間とも観戦することになりました。京都から神戸ユニバまで約2時間半と、それなりに時間がかかりますが、観にいかないわけにいきません。せっかくなので、男子高校生のマイルリレーの予選から観戦してきました。

マイルリレー予選
 市尼は4組で3位。
 3分33秒77という微妙なタイムで、最終組までの結果を待ちました。
 タイムレースで32位までが準決勝進出ですが、惜しくも予選敗退となりました。
 3分33秒11が32番目ですから、惜しい! 残念!
 これまであまり短距離はみてきませんでしたが、最近はようやく兵庫県内の高校のユニホームも少しずつ覚えてきて、いろいろとみどころもわかってきました。
 明日の準決勝も観戦しようと思います。
 準決勝は各組1着プラス4ですから、かなり厳しいです。

アシックスチャレンジ 女子5000
 神戸ユニバのわたしの勝手な指定席のサイドスタンドに移動しました。各チームの指導者がいらっしゃるところで、ちょっと緊張です。横は、きっとワコールの監督と思ったら、やはりそうでした。
 ワコールからは鈴木さんと西山さんで、1周目でいきなり鈴木さんに「1秒遅いぞ!」と。
 鈴木さん、西山さんへの檄は続きますが、鈴木さんは途中、かなり後退してしまって、レース中の3分の1は、静かでした。最後まで檄がきかれず残念でした。
 優勝は県西→天満屋の中村さん。終始、トップでみごとなレースでした。
 2位にホクレンの細川さん、3位がスズキの高橋さん。高橋さんはたしか中大OGだったかと。
 DNSの選手も多くて、ちょっと寂しい気がしました。

アシックスチャレンジ 男子10000 1組
 女子の5000が終わって、空いた隣の席に3人ほどが座ろうとされたけど、ちょっと席が短くて、わたしが横につめると、丁寧にお礼を言ってくださいました。そのあとの檄の様子から三菱重工長崎、佐川急便、それからもうおひとかたのようでした。ジロっとみるわけにいきませんから、横目で必死でみるのですが、お顔を覗き込む勇気はなし。そうしているうちに、反対側の隣にみたことある選手があぁぁぁぁぁ。島村くん(駒大→ヱスビー)でした。島村くんは一昨年の加古川マラソンのときに、一緒に写真を撮っていただいたのでした。
もちろん、その場ではそんなミーハーなことは言えるわけがなく、こちらも横目でみていました。島村くんの隣には富士通の野口くん。その一帯は富士通の方々がいらっしゃいました。富士通の方って、タイムを選手に告げられるので、どうしてもその声につられてレースをみてしまいます。

 最初は集団で、先頭には藤田さん(富士通)、67秒7。1キロは2分48秒
 その後も67秒、69秒、68秒。これも富士通の方の声なので、藤田さんの周回タイムと思われます。
 先頭は藤田さん、尾池さん(大塚製薬)、野口さん(四国電力)、藤本さん(富士通)。2キロは5分40秒(2分52秒)。
 その後も先頭が、尾池さん、野口さんと、2周くらいで変わっていきます。
 わたしがもっとも注目しているのは、沖電気宮崎の榎木さん(中大卒)。おぉ、防府のときと同じ!(あたりまえです)。落ち着いた感じで、レースは後ろのほうから始まりましたが、そのペースは崩れず、だんだんと前のほうに行かれました。その榎木さんにタイムを告げるのが、谷口浩美さんで、少し離れているのですが、わたしは、榎木さんと谷口さんを終始注目していました。
 先頭の周回(富士通の選手の周回)は、68秒、69秒とほぼ同じくらいでした。3キロは8分33秒(2分53秒)。先頭は野口さん、藤本さん、尾池さん、藤田さんで、後ろは4人くらいが離れました。
 1周は69秒、4キロは11分27秒(2分54秒)、ここで「このペースでいくとゴールは28分40秒です」というアナウンス。こういうアナウンスは観戦している者には、とっても有り難いですし、結果的にこの組のトップのタイムは28分41秒でしたから。
 5000メートルくらいで集団というより、縦長に24〜5人。周回は70秒。先頭は野口さん、藤本さん、谷川さん(コニカミノルタ)、岡村さん(トヨタ九州)。
 ホンダの松浦くんは、5000くらいで集団から離れてしまいました。ホンダのスタッフの方も、そう遠くないところで松浦くんに声をかけてられるので、どなたがいらっしゃっているのか確認しようと、探しましたがわかりませんでした。5000は14分21秒(2分54秒)
 集団から1人離れ、2人離れて18人に。周回は68秒。しばらく先頭だった尾池さんが少しさがりました。
 6000は17分13秒(2分52秒)。藤田さん、野口さん、谷川さんのどなたが先頭にいく感じです。
 先頭集団は11人→8人と、だんだんと減っていきます。70秒、68秒と少し膠着するようで、ペースがあがったりと、8人の集団が今後、どういうふうになるのか、まったく想像できませんでした。
 7000は、20分06秒(2分53秒)。、先頭は変わらず、藤田さんだったり、谷川さんだったりします。
 8000は23分。(2分54秒)。周回は68〜70‐秒で、先頭は8人、次に6人、その次に4人と、小集団になっていきました。榎木さんは4人のなかに入ってられました。
 この8人というのは、結果からすると、鈴木さん(富士通)、久保さん(四電)、野口さん(四電)、谷川さん(コニカミノルタ)、市之瀬さん(八千代)、藤田さん(富士通)、岡村さん、徳永さん(三菱重工業長崎)。
 9000は26分56秒(2分56秒)。藤田さんが先頭へいくかと思いましたが、最後のキレは富士通の鈴木さんで勝負ありでした。2位は久保さん、
 富士通チームにとって、1位の鈴木さんの快走は、意外?だったようで、「ヨシノリ、頑張ってる」という感じの応援でした。最後の最後、かなり競って、鈴木さんが1位となりました。
 この組のトップは28分44秒33秒で富士通の鈴木さん。
 榎木さんは、29分15秒でこの組の16番目。最初のほうは後ろにいらっしゃったので、イーブンペースでだんだんと落ちていく選手をひろう形になったのだと思います。それにしても、安定した走りに惚れ惚れです。
 ホンダの松浦くんは29分48秒25。

アシックスチャレンジ 男子10000 2組

 1組の鈴木さんのレースが意外?だったのか、松下くんが「ヨシノリ、○○××△△(はっきりと聞えず)」と言われていました。松下くんは確か、去年もこのレースよかったはず、頑張ってね〜と、ココロのなかで。
 でも、もちろん注目は、中大の上野くんです。中大OBでは、ヱスビーの原田くんもエントリーです。

 上野くんの周回タイムをとって観戦したつもりなのですが、ストップウォッチを押すタイミングがいろいろで正確ではないので、その点はご了解ください。

 スタートして、上野くんが積極的に前に。後ろを離し加減に1周目。
 2周目には、外国人選手が前にでて上野くんは4番目。そのうち保科くん(日体大)も上野くんの横あたりにつきました。
 先頭はムワンギ(JAL AGS)、ワンジル(トヨタ九州)、モグス(山学)。上野くんの周回は66秒、67秒くらい。
 最初の1キロは2分45秒
 外国人選手は、さらに前に6人。その後ろに保科くん、10番目くらいに上野くんです。周回は67〜68秒。
 2キロは5分27秒。
 外国人選手の先頭は、ワンジルくん、モグスくん。ワンジルくんは、あまり前傾していなくて、ケニア人っぽくない走りだと、となりの富士通の人たちが言われていました。先頭はあまり変化なく、7人が前で、日本人選手と7〜9秒くらい後ろを走ります。
 先頭はワンジルくん、モグスくん、4人(外国人)、1人(外国人)、その後ろに上野くん、小林雅幸さん(富士重工業)、保科くん。上野くんの周回は67〜68秒くらい。
 3キロは8分11秒(2分44秒)
 先頭はワンジルくん、外国人選手のあとに小林さん、上野くん、堀口くん(ホンダ)。このとき保科くんは、少し後ろに下がっていたのかもしれません。先頭のワンジルくんの4キロは10分54秒。上野くんの4キロは、11分20秒くらいと先頭から「日本人選手」の集団とは、25秒ほど離れています。周回は70秒と少しずつ落ちているようです。第2集団(日本人選手の集団)は、堀口くん、小林さん、上野くん、保科くん。このあたりから上野くんは、第2集団のなかで後ろに下がって7番目になります。
 5キロは13分37秒(ワンジルくん)。上野くんは14分14秒くらい、周回も70〜71秒です。
 その後も上野くんは集団のなかで後退、10〜14番目くらいになり、71秒と周回も後退しているようでした。
 6キロは16分24秒(ワンジルくん)。上野くんの6キロは17分12秒くらい。このままでいくとワンジルくんから周回遅れの心配をしないといけません。
 日本人選手の集団は、堀口くんがひっぱります。上野くんはさらに周回が遅れて72〜73秒。
 7キロは19分12秒。上野くんは20分12秒、ほぼ60秒の送れになります。周回も一旦、71秒と持ち直しますが、7キロを過ぎて、76秒、78秒と急に落ちます。(急に落ちているので、もしかしたら計測間違いかもしれないです。)でも、8キロであと5周というとき、先頭集団はの緊張感と違って、上野くんの走りはガツンときているように見えました。8キロは22分?秒
 このあたりから、ワンジルくんは突っ走るは、あいだの外国人選手はDNFになってしまうは、全然、よくわからなくなってしまいました。9キロは24分50秒。上野くんは25分28秒くらいですが、周回は77秒、76秒といった感じです。
 それでも最後の1周は、上野くんらしい走りで、キレを感じました。
 2組の1位はワンジルくん 27分32秒43、2位はモグスくん 27分54秒75、3位はジェイくん 28分08秒。
 4位は渡邉浩二(大阪ガス)28分34秒、5位 松下龍治(富士通)28分39秒、6位白柳智也(トヨタ紡織)28分40秒。
 4位以下の展開は、上野くんをみていたので、ほとんど把握できていませんが、この集団をひっぱっていた堀口くんが最後のほうで落ちていって、渡邉くん、松下くんはその後ろでついていたのだと思います。松下くんが前半を抑えて後半粘ってというレースをされたのかもしれないです。
 外国人選手のペースメイクで記録が期待できると思ったのですが、そういう形にはならなかったようで、そう簡単に記録はでるものではないと、感じました。

結果は兵庫陸協のサイトへ
花子のノート