第74回 日本学生陸上競技対抗選手権大会

2005年7月1日
   1500メートル

☆1500予選1組
中大からは徳地くんがエントリーです。
スタートしてすぐは関学の上田くん、法政の松垣くんが先頭に。徳地くんは8番目と後ろからのスタートになりました。
400メートルは64秒。
2周目に入って、徳地くんは少し前に出て、2番目にそしてさらに先頭に出ます。
1000メートルは2分37秒。
ラストの1周で徳地くんは3番目に。トップはたぶん順大の村上くんと日大の末吉くん?(自信なし)だったと思います。
下平くん、丸山くんがどういう動きをしていたのかは覚えていないです。
でも、タイム的にはラスト1で動いたと思われます。
徳地くんは、ラストの直線で必死に粘りますが5位でした。

☆1500予選2組
中大からは猪俣くんがエントリーです。
スタートしてすぐは法政の高嶺くん。立命の田子くん、順大の井野くんも2番か3番目くらいです。
400メートルは61秒。
この後も同じように高嶺くん、産大の大西くん、田子くん、猪俣くんが前のほうにいます。
1000メートルは2分36秒。
ラスト1周で、大西くん、猪俣くん、田子くんが出ますが、トップは順大の井野くんでした。
猪俣くんは5位でしたが、2組目が早いペースだったので、プラス3は、すべてこの2組からとなりました。

☆1500予選3組
中大の上野くんは欠場。
なのでメモしたのは、400が65秒。1000は2分43秒という数字のみでした。
3組はペースが遅く、それでペースの速かった2組からプラス3となりました。
トップは立命館の池田くん。
京都インカレのときにたぶん5000で1位だった選手ではないかと思います。
春先からかなり調子がいいように思います。


☆1500決勝

予選が1240分からで、決勝は1705分からでした。
立命館と早稲田が同じ系統の色のユニホームでなかなか紛らわしいです。
早稲田3(下平、日笠、高橋)、立命館2(田子、池田)、順天2(村上、井野)、日大(杉町)、産大(大西)、東海(丸山)、日体(鷲見)、中大(猪俣)の12名が決勝で走ります。

スタートが2度やり直しで3度目にスタートしました。
静止していなかったからでしょうか。
やはり最初の位置取りが気になる1500ならではの光景のように見えました。
スタートしてすぐの先頭は、田子くん、村上くん、大西くん。少し離れてすでに第2集団化しそうなところに早稲田の選手(下平くん?)、猪俣くん。
400メートルは58秒とやはり速いです。
田子くん、村上くん、大西くんのあと2秒ほど離れて、同じように早稲田の選手、猪俣くんが走っています。
1周目をすぎたところで、村上くんがトップにたち、田子くん、大西くんがついて、また少し離れて池田くん、早稲田の選手、井野くん。
800
メートルは1分59秒(61秒)。
このとき猪俣くんは9番目になり、そして早稲田の日笠くんが大きく離れました。
残り1周くらいで、村上くん、田子くんが出て、大西くんが先頭から離れ、逆に後ろから池田くんが出てきました。
村上くん、田子くん、少し離れて池田くん、大西くん、下平くん、井野くん、鷲見くん、丸山くん、猪俣くんの順番だっと思います。
1500
のラスト1周というのは、みているほうにはたまらないものがあって、すごい勢いで前を追っていきます。
でも、結果的には、大きく順位変動があったわけでもなく、井野くんが順位をあげたくらいでしょうか。
先頭の村上くんもバックストレイトから第3コーナーのあたりではもうすでに田子くんを離していて、その勢いをキープしたままトップでゴール。お見事2連覇でした。
猪俣くんは9位でした。

花子のノート

男子1万メートル

18時現在のグランドコンディションは24.4度、湿度84%、南南西の風1.9メートルです。レース前にはやんでいた雨が、レースが始まるころには小雨が降っていました。じっとしていたら寒いくらいなので、レースコンディションはこの時期にしてはいいほうではなかったでしょうか。

スタートしてすぐトップにたったのは日大のサイモンくんです。すぐに縦長になったので、サイモンくんがぶっちぎてしまうのかという予感のするスタートでした。400メートルは66秒。池永くんは67秒くらい。
サイモンくんは少し先行しましたが、まもなく吸収されて集団になりました。中大の池永くん、森くんは、先頭から3分の1くらいに位置取りしています。前のほうにいるのは、サイモンくん、松岡くん(順天)、北村くん(日体大)。
池永くん、森くんは真ん中より少し前で、外側のコースに2人並ぶような形です。68秒から69秒くらいでしょうか。トップの1キロの通過は2分52秒。

1キロをすぎて池永くん、森くんは5〜6番目まであげてきます。先頭はサイモンくん、伊達くん(東海大)。サイモンくんと伊達くんが2人少し前にでて、集団はかなり長い縦長になっています。

先頭の2キロ通過はは5分47秒(2分55秒)。池永くん、森くんは8〜9番目になります。先頭は、サイモンくん、松岡くん、伊達くん、ダニエル・ムリュウ(奈良産大)。池永くんは、少し順位をあげて4番目まであげて、森くんは池永くん少し後ろになります。ムリュウくん、サイモンくん、伊達くん、池永くんの順。その後、池永くんは、5〜6番目に、森くんは集団の真ん中あたりです。前のほうには、サイモンくん、伊達くん、松岡くん、竹澤くん(早稲田)、佐藤悠基くん(東海大)です。

3キロの通過は8分37秒(2分50秒)。前から少しずつ間隔をおいて、サイモンくん−伊達くん、井川くん(京産大)−ムリュウくん、池永くん、竹澤くん、佐藤悠基くん、佐藤秀和くん。森くんは第3集団の後ろ、全体で20番目くらいのところです。
先頭が3人、そのあと12人の集団(池永くんはここ)、そのあとに7人、そのあと2人(森くんはここ)ですが、先頭の3人が先行しそうでしなくて、結局はうしろの12人に吸収されるような感じになります。
4キロの通過は11分33秒(2分56秒)。先頭3人とその後ろの差は、少し離れたかと思うとまた吸収されたりしています。こういう動きは、どこか記録会のような雰囲気です。このあたりで、順大の松岡くんが遅れだして、わたしは丁度、順大のスタッフが陣取るところで記録をとっていたので、松岡くんにレースをやめるように指示されていたのを聞きました。

わたしはいつも第2コーナーのところで記録をとりながらみているのですが、最初は、わたしの前は少しはスペースがあったのですが、そのあとは、完全に前を塞がれる形になってしまいました。わたしだって、池永くんのラップタイムをとっているのですが、それがほとんどできない状態になって、仕方のないこととはいえ、ちょっと不機嫌になりました。前に乗り出して応援する気持ちはわかるし、そういうところで観ているわたしが悪いのかもしれないけど、視界ゼロになってしまうのはいかがなものだろうか。関東インカレでも、流経大の部員に前に立たれてしまいました。2人くらい詰めてくれたら、わたしも視界を遮られることもないし、応援もできるはずなのですが、そういう気持ちの余裕を応援する側に求めるのは酷かもしれないです。

やめるように指示された松岡くんは、聞えているのかいないのか、よくわかりませんでしたが、3〜4周くらいは走り続けていたと思います。「ここまで走れたら十分、5000がある」という声をかけられていました。

5キロは14分28秒(2分55秒)。先頭の3人(サイモン、伊達、井川)とうしろの集団の差は3秒くらい。うしろの集団は8人です。森くんは、先頭から100メートルくらい離れてしまいました。
このあとまた、先頭は集団になります。伊達くん、井川くん、サイモンくん、佐藤悠基くん、佐藤秀和くん。池永くんは、このあたりで先頭からはなれ12番目に下がります。6キロは17分18秒(2分50秒)と、少しペースがあがります。池永くんはずっと69秒くらいでしたが、このあたりから74秒くらいのペースになりました。

7キロは20分10秒(2分52秒)。先頭はサイモンくん、その後ろに伊達くん、佐藤悠基くん。保科くん(日体大)、竹澤くん。佐藤秀和くんは9番目くらいになります。
サイモンくん−3人−2人−1人ー1人と、集団も少しばらけてきて、8キロ手前で佐藤悠基くんが前に出ます。*城西大の田上くんも前のほうにいらしたはずなんですが、わたしがちゃんと記録していなかったようです。申し訳ありません。

8キロは23分3秒(2分53秒)。先頭から佐藤悠基くん、伊達くん、サイモンくん、保科くん、竹澤くん、井川くん、佐藤秀和くん、三島くん(國學院大)、そのあと2〜3人いて池永くんです。
このあたりから、サイモンくんが遅れはじめて、先頭は伊達くん、佐藤悠基くんの東海大の2人になります。

9キロはラップとれてませんでした。
池永くんは、74秒からもう少しペースが落ちていたようです。明治の田中くん、日大の下重くんと並んで走るようなことろもあって、なんとかペースをと思ってみていたけど、少しずつ後退するのか、それとも並ぶ選手が粘り強いのか。

ラスト1周で佐藤悠基くんがぐっと前に出ました。続いて伊達くん、田上くん、保科くん、井川くん、竹澤くんと続きました。
サイモンくんは先頭集団の速さに比べたら「ジョギングペース」になってしまいました。気持ちがきれてしまったのでしょうか。ちょっと心配なレース展開でした。