2005年9月16日
観戦できたのは初日の1日だけでしたが、久しぶりのトラック観戦でした。
皇子山陸上競技場は、びわ湖毎日マラソンのスタート&ゴールの場所、今年と昨年に来たのと、昨年の近畿大会で来ているので、ここ最近では通い慣れた競技場になっています。
わたしが競技場に着いたときには、男子の走り幅跳び、1年女子の砲丸、棒高跳び、ハンマー、そしてトラックでは200Mの予選の最中でした。
事前リサーチによると、市立尼崎高校(市尼)からは、棒高跳び、ハンマー、砲丸投げ、円盤投げ、4×100リレーにエントリーでした。フィールド競技では、1年女子砲丸投げの北垣さんのみ確認できました。メインスタンドでみていたので、他のフィールド競技は遠かったものですから。その北垣さん、円盤投げでは1位になってられて、これからが楽しみです。
気温は27〜28度。湿度60%前後、風は1.2メートル。
1年女子 800 予選
1組は、1周目は68秒。2周目に先頭集団は4人に。2分19秒80で敬愛の深井さんが1位。
2組は、須磨学園の広田さんが終始トップでした。1周目は68秒。
先頭4人になり、4人が2人となりというレース展開でした。広田さんは2分16秒08。
3組も須磨学園の新畑さんが終始トップでした。1周目は67秒。
新畑さんの後ろには立命館宇治の上田さんがついていましたが、残り200メートルあたりでは、後ろと数メー トルは離れるくらい、危なげのないレース展開でした。新畑さんは、2分19秒。
2年女子 800 予選
1組は、須磨学園の小林さんが200メートルですでにトップに立っていました。1周目は67秒。
小林さんが先頭でその後ろ5〜6メートルに3人、その後ろに1人、また後ろに1人と、縦長になったレース でした。トップは2分15秒81で小林さん。
2組は、5人のレース。2人が前にでて、あと1人と2人。1周目は67秒。
ゴール順位のままだとすると、先頭2人は薫英の杉山さんと大体大浪商の徳田さん。
2周目は後ろの3人がまた集団になったけれども、だんだんと差が広がって、終始、先頭2人のレースだっ たと思います。トップは薫英の杉山さんで2分18秒53。
3組も5人のレース。3人がトップで1周目66秒。
2周目で先頭3人から2人に、ラスト200で1人という展開でした。トップは宮津の西原さんで2分17秒56。
1年男子 800 予選
1組は、先頭3人の争い。1周目は61秒。トップは北摂三田の松井くん。2分2秒35。
2組も集団でのレース。1周目は64秒。トップは清風の谷下くんで2分4秒22。
3組は集団5人と1人という展開。1周目は59秒。報徳の松本くんが2番目について、ラスト150でトップに立って、危なげなく1位。タイムは2分2秒14。
2位までとタイムで2人が決勝へ。1組の高田の長谷川くんと3組の畝傍の雨宮くんがプラス2でした。
今回の予選でいえば、1周目64秒で入った2組が厳しかったことになります。
順位とタイム、800って難しいですね。
男子1年の800のとき、観覧席の前に立つ集団が。畝傍高校でした。
その後も畝傍の部員は、前に立ったので、1部、死角になって見えないところがありました。
前に立つ人にはわからないと思いますが、自分たちが立ったら、その後ろの人よりも横にいる人たちが影響をうけます。
わたしは、だいたいは第1コーナーのところにいるので、チーム関係者がいるところでの観戦になり、そうやって死角で見えないのは仕方がないことだと思っています。
でも、このときはメインスタンドでしたから、こういうところで、観戦を塞がれてとっても、残念でした。
畝傍高校の方には、改善をお願いしたいです。
後日、香川県の丸亀で全日本実業団対抗の試合をみたときも、わたしの右前の2〜3人がフェンスによりかって応援していました。前にでたい気持ちはわかります。でも、フェンスによりかっても、席に座ってみてもせいぜい50センチくらいの差でしょう。それだったら、みんながよく見えるように、フェンスによりかかるのはやめて欲しいんですよね。
わたしは、その2〜3人のために、ラストの直線のもっともいいところが見えなくなってしまったので、思い切って「すみませんが、見えなくなるので、前に立たないでいただけますか」とお願いしたら、その人たちはダイハツの大越さんの関係者の方でした。おお、なんという大物の関係者に注意したことか、、、知らないって恐ろしい、、、。
まぁ、フェンスによりかってみている本人はよく見えるでしょうけど、そのために周りでどういうことが生じているのか、配慮してもらいたいことには、変わりないです。
余談はさておき、男子2年800の予選です。
1組は、社の鳥井くんがチップに出て、すぐに縦長の展開になります。1周目は57秒。
だんだんと2人、2人、2人にわかれていて、ラストで先頭が変わった(のかな? 意味不明のメモの解読できないので、よくわらないです)。トップは伊吹の久保田くんで1分58秒44。
2組は、1周目は集団で2周目は縦長になったようです。1周目は58秒。ナンバーカードの番号しかわからないですが、315の選手がトップで、425の選手が後ろからおいあげていきました。トップは関学の安田くんで1分58秒47。
3組のレース展開が、なぜかメモがないのです。申し訳ありません。ラップは58秒かもしれません。
トップは、大塚の山田くんで1分57秒23。
決勝へのプラス2は、1組の登美が丘の川瀬くんと3組の飾磨工の山脇くん。
このあと400Hの決勝や3000SCなどがありましたが、先に決勝の経過を書きます。
1年 女子 800
須磨学園の新畑さんがトップで広田さんがつきます。1周目は65秒。立宇治の上田さんが遅れます。
トップが3人、そのあと4人、ラスト1人という展開で、ラスト300で広田さんが出て、どんどんと離してトップでゴール。タイムは2分13分01。
1位、2位の須磨学園の広田さん、新畑さんは一礼してトラックから出ていきますが、他の選手はその場に倒れこんで、なかなか動けませんでした。こういう光景は、あとにも続きました。
先行すれば強いんですね。
2年 女子 800
2年は小林さんがトップへいくというのは、レース前からわかっていることといっても、他の選手にも失礼にはならないでしょう。
スタートしてすぐにトップに立って、200メートルですでに後ろとは5〜6メートルはなしていました。
1周目は63秒で、後ろの集団とは5秒くらいの差。
小林さんとあと7人という展開で、ラスト200では、後続とは相当離れていました。
小林さんは2分9秒59の大会記録で優勝。2位は、宮津の西原さんで約6秒差でした。
1年 男子 800
報徳の松本くんが予選と同じように2位につけています。
先頭が4人、あとに2人と2人。1周目は56秒。
2周目で、1人が前のでるのですが、腰ナンバー5の選手。10メートルくらいはなして、あと1人、1人、1人。
報徳の松本くんは、この4人のなかの最後尾。ただ、ラスト150でどんどんと落ちていき、結果は最下位になってしまいました。予選の戦いっぷりがよかっただけに残念です。
1位は清風の谷下くんで1分57秒99。2位以下は2分を越えた結果となりました。
2年 男子 800
関学の安田くんを中心にした展開になりました。1周目は56秒。
トップが安田くんともう1人で1秒くらいの差で4人、また同じくらいの間隔で2人。真ん中の4人がさらに2人、2人にわかれてという展開でした。1位は安田くんで1分55秒30。
400Hの1年女子では、敬愛の米田さんが大会新で1位。予選のときからひとり抜けていたようです。
2年女子は、姫路商業の山本さんと一村さんがワンツーと思いきや、ラストで敬愛の坪田さんが2位に。
1年男子は姫路商の赤木くんが終始トップに、2年男子も姫商の阿曽くんがトップ。
400Hというのは、姫商のお家芸なんですか?
1年男子 3000SC
報徳の廣瀬くんがトップで先頭は5人。2周目には、5人と後続は2〜3メートルと開いていきます。
1キロは3分4秒。
先頭の5人が少しバラけるかんじで縦長になり、5人が3人と2人に。トップ3人は、たぶん須磨学の森岡くん、奈良学園の丹治くん、報徳の廣瀬くん。後続の2人はたぶん、県西の岩本くんと大高の福本くん。
先頭3人、そのあと5秒で2人、そのあと1〜2秒で2人。
さらに差はひろがり、10秒、5秒と前3人が出る形になります。2キロは6分20秒。
ラスト2周では3人(14秒)1人(2秒)1人。
ラスト200で、丹治くんが前で出て、2秒差で森岡くん、さらに2秒差で廣瀬くんとなり、その順位でのゴールとなりました。1位は9分32秒48。
1人、途中でシューズがぬげた選手がいてお気の毒でした。
2年男子 3000SC
1〜2周目は集団。3周目で9人くらいが少し前に。1キロは3分2秒。
9人(8秒)1人(5秒)5人。
1キロをすぎて縦長になっていって、先頭が3人、あとの7人、3人くらいになったかと思えば、5人、5人、2人の大きな集団ながら、微妙に差があるような感じでした。先頭と後続の差は5秒くらい。
さらにレースは動いて、2人(3秒)5人(3秒)2人、2人。(腰ナンバーは控えているのですが、選手、特定できずすみません。)
2キロは6分10秒。トップの2人は、たぶん和歌山北の柏木くんと洛南の渡邉くん。そのあと6〜7秒くらい離して5人。
6周目では、さらにばらけて、7〜8メートル間隔に1人、1人、1人と走っている感じでした。
ラスト1周で、柏木くんがスパート。9分14秒79で1位でした。
短距離はほとんどメモしていないのですが、200メートル1年男子では、花園の椎葉くんが予選では100メートルいかないくらいで流して余裕のトップ通過。決勝ではもちろん流すことはありませんが、余裕の1位でした。
2年男子は、長田の田中くんがトップ。こちらは1年と違って、接戦でそれはそれでドキドキものでした。
女子はすみません、全然、メモなし。
リレーは、1年男子4×100での市尼は5位で予選通過ならず。
2年男子走り幅跳びが結構、面白い試合展開でした。尼崎稲園の井上くんが8位でした。
学年ごとに行なわれるので、その学年の注目選手がよくわかりました。
選手も自分は、こういう選手と戦っていくのだということがわかるでしょう。
今日、出場していた選手たちは、今後もいろいろなところで競い合っていくと思います。
また、出場できなかった選手も参入して、新たな戦いにもなるでしょう。
2年生は来年6月までの間、府県、近畿のインターハイ、そして全国インターハイを目指して頑張ることと思います。
それまでの選手たちの成長を楽しみにみていきたいと思っています。