1500決勝

予選は12時から、決勝は15時50分からでした。
予選から観たかったのですが、仕事の都合がどうしてもつかず、決勝のみの観戦になってしまいました。

中大からは徳地くんと猪俣くんが出場。
きっと予選は突破してくれると信じていたのですが、残念ながら2人とも決勝に残れませんでした。
徳地くんは1組13位、猪俣くんは2組9位でした。
観戦した方におうかがいすると、猪俣くんは、コースどりがうまくいかなかったということです。
予選のあと、ご本人も「決勝に進めなったのははじめてかもしれない」と言われていたそうです。
なので、わたしが決勝からの観戦ということを選択したのも、仕方ないと思います。

さて、そういうことでわたしの興味は、東海大の佐藤くんです。
最近、たしか3分42秒くらいを出してられたと思います。
わたしは3分40秒のレースを観たことがありますが、それはすごい迫力でした。
そういうレースをいきなり佐藤くんがされたということで、ちょっとばかし「びびって」いたのでした。

スタートしてすぐに福井くん(日大)、大西くん(京産大)が先頭。佐藤くんは後ろから5番目くらいです。(出走は12人なので、前からだと7番目ですね)。
400メートルは61秒15。
先頭はかわらず福井くん、大西くん、野々口くん(龍大)。5番目くらいに松岡くん(順大)がつけていました。
800メートルは2分03秒5。(約62秒)。
福井くん、松岡くん、井野くん(順大)、坂くん(名城大)。佐藤くんは6番目です。
1200メートルは3分05秒(約62秒)で、トップは松岡くんです。
先頭が4人、佐藤くんは6番目。ここからあがってくるのかなぁと思ってみていたのですが、そういう様子ではなく、期待していただけにちょっと残念でした。
残り1周は先頭4人の勝負だったように思います。(すみません、記憶がかなり薄れています。)
そのなかから先行したのが、順大の松岡くんと井野くんです。
1500といえば、順大の村上くんが印象的でしたが、こうなると「お家芸」になってしまうのでしょうか。
松岡くんと井野くんと、後方との差は3秒、順大の2人の一騎打ちとなりました。
最後の20メートルくらいで井野くんが出て1位となりました。
先行した福井くんは3位でした。最初の飛び出しからすれば、後退してもおかしくない展開だったのに、よく頑張ったと思います。
佐藤くんは、後ろにつけて後半にあげていくと思っていましたがあがることはありませんでした。3分40前半のタイムを出したときのレース展開はどうだったんでしょう。攻めないと出せないタイムだと思うので。

*すみません、学連サイトからのコピーです。

1 9 149 井野   洋 イノ ヒロシ 順 大
熊 本
3:47.35
2 11 150 松岡  佑起 マツオカ ユウキ 順 大
京 都
3:47.41
3 3 386 福井   誠 フクイ マコト 日 大
千 葉
3:50.47
4 6 520 坂   直哉 バン ナオヤ 名 城 大
三 重
3:50.76
5 2 91 谷  将弘 タカヤ マサヒロ 国 士 大
神奈川
3:54.57
6 7 209 橋  和也 タカハシ カズヤ 早 大
埼 玉
3:55.89
7 4 660 野々口 範一 ノノグチ ノリカズ 龍 谷 大
京 都
3:56.05
8 12 295 佐藤  大樹 サトウ ダイキ 東 海 大
福 島
3:56.61
9 10 236 泉   知行 イズミ トモユキ 筑 波 大
北海道
3:58.88
10 1 712 伊藤  文彦 イトウ フミヒコ 鹿屋体大
広 島
3:59.02
11 5 558 大西  毅彦 オオニシ タカヒコ 京 産 大
京 都
3:59.40
12 8 459 田村  大輔 タムラ ダイスケ 高岡法大
富 山
3:59.5

その他の競技
とくにメモをとってみていたわけではないので、記憶の範囲です。

男子400の決勝は、法政の1年生の金丸くんが1位。走り方は高校のときよりクセがなくなったように思いますが、強いですね。日の丸をつけた選手は違います。

女子400の決勝もまた日の丸選手の丹野麻実さんも別次元のレースでした。
同じ福島大のユニホームの青木さんも寄せ付けず大会新で優勝でした。
中大の末吉優子さんが5位入賞、おめでとうございます。

女子1500決勝は大体大の山下沙織さんが優勝。
なんとなくのレベルなのですが、陸上に限らず何気に最近、大体大が元気なように感じます。
関西で活躍していた高校生が「大体大に行ったの!」ということが何回かありましたから。
それから5位に仏大の森唯我(ゆいか)さん。森さん、仏大にすすまれたんやーと。森さんは桂高校出身なので、京都や近畿のインターハイでよくみていましたから。全国インターハイも粘りの走りでたしか入賞されていたと思います。桂高校を指導されていた先生が仏大に移られたということで、関西の「勢力図」も変わってくるかもしれません。森さんの同級生で、同じレースを何度も走っている小島一恵さん(立命館)は7位でした。
高校生のときに活躍していた選手を、こうやって日産スタジアムでまた観れるというのは、感慨深いものがあります。

女子100準決勝は3組とも中大の選手が残っています。中大の女子、大躍進です!
1組清水さん、3組花島さんは決勝へ。2組の管野さんは残れませんでした。
その2組の北風沙織さん(浅井学園大)、やっぱり違いますね。翌日の決勝では、福島大を寄せ付けず大会新で優勝です。
龍大の松原さんと和田さんが、準決勝敗退で残念でした。
この2人も京都インターハイで何度もみている選手です。

女子10000は、京都産大の伊藤舞さんが優勝。
「あの走り方でもつの?」と失礼ながら思ってしまいましたが、強かったです。
立命館の樋口さんや関学の寺田さんのほうがいくのではと、途中までみていましたが、失礼いたしました、お見事でした。
伊藤舞さんは、京都シティハーフマラソンも優勝されています。京都光華のご出身でした。
実は、伊藤舞さん、関西インカレでも優勝されていたと思うのですが、その帰りの京阪電車で一緒だったのです。というか、わたしが立っていたところの席に座っている人がどうも陸上選手らしいと思ってみていると「あっ、伊藤舞さん!」って感じ。もちろん、声はかけていません。

関学の寺田さんのことで思い出したのですが、「関学大」と書けば、関東では「関東学院大」という認識なのでしょうか。何度となく「関西学院大(かんせいがくいんだい)とアナウンスをしないといけないところを「かんとうがくいんだい」と言っていました。
間違いはあるとしても、せめて訂正してほしいなぁと思います。
それから、出場大学は限られているのだから、大学の読み方くらい、事前に頭に入れておいてほしいと思いました。関学(かんがく)、関大(かんだい)のように注意する大学は限られているはずですから。
ちなみに「関西学院大学(かんせいがくいんだいがく)」と「関西大学(かんさいだいがく)」です。
アクセントも、かんせい↓学院大なのに、かんせい↑学院大とアナウンスしていて、「おいおい」状態でした。
読み間違いに限らず、女性のアナウンスが全体に上手くなくて、がっかりでした。

女子1万のあと男子1万をみて、そのあと新横浜で食事をして遠征は終わり。
金曜日の夜ということで、新幹線の指定が危うくとれなくなりそうで、焦りました。
とりあえず最終は早めに押さえておかないとダメですね。
京都には、12時前に到着。
やっぱり横浜は近いなぁというのが感想です。
花子のノート