兵庫リレーカーニバル 2009    3000障害 (2009年4月26日)


 21人という大人数のエントリーのため、3000障害ではめずらしいグループスタートでした。
注目の選手は、実業団ではカネボウのナホムメスフィン、NTNの梅枝、富士通の菊池昌寿、山陽特殊の篠藤。大学生では、山梨学院大の松本葵、そして中央大学の山下、棟方。(敬称略)

 最初の1周目は、当然のことながら集団。山下くんは9番目なので、だいたい真ん中くらい、棟方くんは最後尾で、2周目も同じ集団ですすんでいきました。

 最初の1キロは2分49、トップはメスフィン選手。次いで梅枝くん、大野くん(中学大)、松本くん、篠藤くん、エゼキエルくん(福岡第一高)、菊池くん、そして8番目に山下くん。棟方くんは、変わらず最後尾です。

 1キロくらいで前に出たのがメスフィン選手、それについたのが梅枝くん。先頭が2人で少し間があいて7人。その7人の最後尾が山下くんです。
棟方くんは少しあげたのか、前の選手が落ちたのか後ろから2番目になりました。

 レースは、2人が先行してそのあとに7人が続き、そしてその7人が少しずつバラけてきます。松本くん、エゼキエルくん、菊池くんの3人、次いで松浦くん(大塚製薬)、山下くん。そのあとが山下くん(中京大)、篠藤くん。そして大野くん(中学大)、加藤くん(トヨタ)、篠浦くん(エスビー)と続きます。

 先行する2人、次いで6人の集団、4人、8人、1人と続きます。
 山下くんは6人のグループに、棟方くんは8人のグループにいます。

 2000は5分47。
 先頭は、メスフィン選手と梅枝くん、次の集団の先頭が松浦くん、エゼキエルくん、菊池くん、山下洸くん(中京大)、山下くん、佐々木くん(中電工)、松本くん、篠藤くん、その後ろの選手不明で、次が棟方くん。
 山下くん7番目、棟方くん11番目です。

 ラスト1周くらいまではだいたいこういう感じだったと思います。
 気になる松本葵くんより山下くんは先行していて、いい感じと思っていましたが、ラスト300を過ぎてからは松本くんの青いユニホームが山下くんより前にいたと思います。

 ただその後の山下くんは圧巻でした。
 最後の水濠を越えてからのキレが違いました。
 最後のハードルを越えてから先行する松本くんを明らかに違う速さで追います。
 残りの距離からして、これはいけると確信できるくらいの速さでした。

トップのメスフィン選手、梅枝くん、そして菊池くんが3位で山下くんは4位。
こうなると欲が出るもので、もうちょっとで表彰台と思ってしまいます。
山下くんを見ていて、棟方くんはよく見れなかったのですが9位ということは、同じように後半、追いあげたのだと思います。

 山下くんも棟方くんも、いい位置について、自分なりのレースができたのではと思います。
 関東インカレは大きく期待できそうです。

 気温が低かったので、記録は全体的に低調だったことを思えば、条件さえよければPBもと思わせる内容だったと思います。

結果は兵庫陸競のサイトで

兵庫リレカ2009

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