兵庫リレーカーニバル 2009、4、26

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GP男子800

12名のスタートで、グループスタート。
注目は、2004年に皇子山での近畿インターハイでみた大阪清風の口野くん。
その後、日体大に進み、今春より富士通の所属です。
口野くんは、他の選手より早めにトラックに出て、感触を確かめられているようでした。
集中されていて申し訳ないかなと思いつつ、写真をとらせてもらいました。

先頭をひっぱるのは、東海大の服部くん。
口野くんは、3〜4番目で、残り300メートルで一気にスパート。
大会新記録でトップでした。
昨年の日本選手権では、横田くんが先行するところ、最後のデッドヒートを制しての優勝でした。
今年は、余裕のスパートに見えました。
どの種目にもいえることなんですが、決勝となるとほぼ同じメンバーで戦っているので、お互いよく知った仲という感じになるんでしょうか



GP女子1500



吉川美香さんが3000にエントリーで、さらに小原さん(興譲館→天満屋)や若月さん(TOTO)がDNSとあって、申し訳ないけどいつもほどのドキドキ感なくみました。
注目といえば、応援している玉川大の廣川さん、仏大の石橋さん(たしか久御山高校だったと思います。京都の公立高校出身の選手は、たくさん仏大に進学しているような気がします)でしょうか。

レースは外国人選手のスターツのキマンズイさん、アルゼのワンジュクさんが先頭で須磨学の中新井さん、谷さん(アコム)、石橋さん、高木さん(スターツ)が続きます。

2周目もあまり変化がありませんでした。
終始、前のほうにいた高木さんを中新井さん、谷さんが追うようなかたちで、最終的には中新井さんが先行してワンジュクさんに次いで2位でした。

4月に金栗杯で優勝した中新井さん。
インターハイが楽しみです。

女子GP10000



渋井さんが欠場とはいえ、天満屋の中村さん、名古屋で優勝した資生堂の藤永さん、そして地元のノーリツの小崎さん、ダイハツの木崎さん、須磨学出身のアルゼの堀江さんと興味深いはずなんですが、なぜか今年は、例年のドキドキ感、ワクワク感がないんですよね。
これは男子のGP10000にもいえることなんですが。
なんかちょっとさみしい兵庫リレカって気がします。

わたしは、いつものように第1コーナーのところに場所を確保してずっと観戦しているのですが、ノーリツの大応援団に囲まれてしまいました。
社員さんが順番に前に立って、応援コールをリードします。
さすがにわたしの視界を完全に遮るようなことはありませんでしたが、じっくりレースをみたいわたしには、かなり迷惑でした。
小崎さんの応援をずっと続けている中高年の女性たちが、ただ応援するだけではなく、的確にレースをみていたのはさすがです。

出走が14人と少なかったため、グループスタート用に並べていたブロックを急きょ、撤収するというドタバタがありました。


スタートしてすぐに中村さんがトップに出ます。
中村さん、木崎さん、小崎さん、藤永さん、ダニエルさん(ユニクロ)を先頭に集団。
1000くらいで少し縦長になり、14人の集団が11人になり、10人になりとふるい落とされます。
1000は3分15秒。

2000から3000くらいではダニエルさんに藤永さんがついていましたがしばらく集団で、少しずつ後ろの選手が離れていくという感じでした。
2000は6分30秒、3000は9分45秒と、見事なイーブンペースでした。
4000〜5000で少しあがったのか先頭が8人になりました。ダニエルさん、中村さん、藤永さん、木崎さん、中里さん(ダイハツ)、小崎さん、扇さん(十八銀行)、永田さん(豊田自織機)です。



4000は12分59、5000は16分13。
たしかに少しですがあがっています。
8人から扇さん、永田さんが少し離れて6人に。その後ろはダイハツの岩村さん、アルゼの堀江さんです。

5000を過ぎてさらにあがったのか、ダニエルさんが出て、そこに中村さんがつき、小崎さん、木崎さんが続き、少し離れて中里さん、藤永さん。
8人の先頭は4人、2人、1人、1人となりました。
そして先頭から木崎さんが少し離れました。

6000では、ダニエルさん、小崎さん、中村さん。
中村さんが少し、小崎さんより離れます。
先頭は4人、3人、2人と、ふるい落とされる感じです。
6000は、19分22。

ダニエルさん、小崎さん、そして中村さん、さらに木崎さんと続きますが、小崎さんと中村さんの間が3〜4秒くらいに少し開いてきます。
7000は22分34。8000は25分48。
前の2人がさらに前にいき、中村さんが離れます。

残り1000くらいでしょうか、ダニエルさんがスパートしたようにみえました。
ダニエルさんと小崎さんの差が7秒と開き、小崎さんと中村さんの差は3秒くらいとつまってきました。
ここで、ダニエルさんに先行され、中村さんに追われるということで、小崎さんちょっと辛い感じです。
オリンピック選手の意地というか、最後は中村さんが猛追して2位でした。

まりちゃんを応援するノーリツのおばさまたちは、ライバルが中村さんであること、その中村さんが追ってくる様子など、しっかり見てられて、「とにかく声を出して応援している社員さんたち」とは、一味違っていました。

GP男子10000

27分台が出たレースなんですけど、スズキのマサシくんの鮮烈デビューや国内最速レースなど「兵庫リレカをみなくっちゃ」となることが多いのですが、今年は欠場者が多いためか、いまひとつ気持ちがのりきれないレースになりました。

出走は17人でそのうち5人が外国人。
日清の北村くんのDNSは前にわかっていたようですが、カネボウの木原くん、四国電力の大森くんも欠場ということで、あー残念って感じです



先頭集団はケニア人5人(小森コーポのダビリ、日清のゲディオン、アイデムのモグス、トヨタのツォー、ホンダのジャルソ)と中電の岡本くん。
2周目には、前の6人と後ろが2秒ほどはなれます。
1000は2分46。

先頭と次の集団の差が少し詰まりますが、後ろが少しつまって、でも、結局、岡本くんが後ろの集団に吸収されて、先頭は外国人5人になり

ます。
2000は5分31。
日本人選手の先頭は岡本くん、入船くん(カネボウ)、井川くん(大塚製薬)、小畑くん(安川電機)。

3000は8分14。
外国人5人で13秒くらい離れて日本人4人。
外国人選手の先頭は、適宜入れ替わって、4000から5000ではモグスくんが先頭でした。
ホンダのジャルソ選手に声をかけているホンダのコーチなのですが、それが日本語でも英語でもなく何語なんでしょう。とっても流暢に聞こえました。

4000は11分2、5000は13分55。
先頭は外国人5人、次いで岡本くん、入船くん、井川くんの3人がつづきます。

6000は16分37。
このあたりで、モグスくんがちょっと遅れます。
先頭と次の集団の差は20秒くらい。
先頭が4人でモグスくん、入船くん、岡本くん、井川くん。入船くんが前に出ます。

7000は10分28、モグスくんが約10秒遅れ、入船くんが25秒遅れくらいです。
カネボウのコーチの指示によれば、入船くんは69秒くらいのラップのようです。

8000は22分18。
岡本くんと井川くんが競って、入船くんを追っています。

9000は25分05。
9000を過ぎて岡本くんがぐっと前に出て、そして先頭では、一度もトップを走らなかったジャルソ選手がスパートしてトップでゴールしました。

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